日本国内で最も普及率の高い“オートキャッチ系デバイス”である、
「ポケットオートキャッチ」に、待望の次世代機が登場した。
その名も「リバイバー(REVIVER)」シリーズ。(初代リバイバーの日本語商品名は「ポケットオートキャッチ2」。このページではリバイバーシリーズとして最新世代も含めて全体を見渡す)
防水防塵機能や、実持続時間1.5倍など、次世代機に相応しい進化を遂げている。
実際の使い勝手を含め、詳細に検証していきたい。
スマートウォッチ的な進化を遂げた「Watchic Plus」の詳細レビューは下記、関連記事を参照
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リバイバー(REVIVER)系統とは?
概要
「リバイバー(REVIVER)」系統は、
国内でのオートキャッチ系デバイス普及に最も貢献した「ポケットオートキャッチ」でお馴染みの、
Zeroplus社 Brookブランドから販売されているオートキャッチ系ウェアラブルデバイス。
こうしたウェアラブルデバイスは、危険な“歩きスマホ”を防止するため、ポケモンGOでは必須級デバイスとなる。
今回、紹介する商品は“公認デバイス”ではなく、所謂“サードパーティ”。
動作保証に関しては、自己責任となる。
つまり、ペアリングのやり方が分からなかったり、将来的にポケモンGOアプリがアップデートして動作対象外になっても、ナイアン(Niantic, Inc.)はトラブルの大小に関わらず一切サポートしてくれない。
逆に言うと、“公認”ではないことに、“公式からのサポート対象外”という意味以上の旨趣はないため、自分の環境で問題なく使える場合は、特にデメリットはないし、サードパーティによっては、独自のサポートを提供しているメーカーもある。
しかし、一部の無垢なトレーナーの間では、“非公式”というイメージだけで、非公式を(規約違反的な意味合いで)非難する動きがあるようだ。
筆者の見解としては、公式か非公式かよりも、“歩きスマホ”を防止することに意味があると考えているため、
そのような“歩きスマホ防止”の観点が欠落した、短絡的な非公式デバイス非難論には疑問を抱いている。
詳細はこちら
「REVIVER」系統の分類
REVIVER系統 | 外観 | 最安値を探す | |
第1世代 | ポケットオートキャッチ2 (初代 REVIVER) | Amazon | |
メテオ (コラボ限定版) | Amazon | ||
リバイバー Dia | Amazon | ||
第2世代 | リバイバー Plus | 近日公開 | |
リバイバー Dia Plus | Amazon |
「ポケットオートキャッチ」シリーズ3系統
- 小型軽量な「ポケットオートキャッチ」系統
- 防水防塵対応の「REVIVER」系統
- スマートウォッチ的な「Watchic」系統
「ポケットオートキャッチ」シリーズには、小型で軽量な「ポケットオートキャッチ」、防水防塵機能が特徴的な「REVIVER」系、スマートウォッチ的な進化を遂げた「Watchic」系が存在する。
このページでは「REVIVER」系統に焦点を当てて検証する。
無印版からの進化ポイント
- バッテリー表示
- 接続切断通知
- 専用アプリ(Pocket Center)
第1世代とは、所謂、「無印版」のことで、第2世代になると商品名に「plus」を冠するため、区別する意味で、敢えて第1世代を「無印版」と呼称する。
第1世代の「無印版」と第2世代に相当する「plus版」では、当然、「plus版」の方が進化しており、
主に、接続切断通知やバッテリー表示、専用アプリ(Pocket Center)対応といった便利な機能強化が図られている。
ほぼ完全な上位互換といってよいため、今から購入する予定なら、「plus版」一択となるが、これらの進化をあまり重視しないのなら、型落ちの第1世代の方が安く入手できる場合が多い。
ポケットオートキャッチ2(初代 REVIVER)
- 防水防塵機能(IP67)
「ポケットオートキャッチ2(初代 REVIVER)」の「無印版」。
日本国内向けの商品名(ポケットオートキャッチ2)の通り、初代「ポケットオートキャッチ」の次世代機として登場した。
初代からは、電池容量UPや防水防塵機能など、順当進化している。
ポケットオートキャッチシリーズでは、初代の「ポケットオートキャッチ」、防水防塵機能が特徴的な「REVIVER」系、スマートウォッチ的な進化を遂げた「Watchic」系を展開している。
「REVIVER」系ではこの後、紹介する、コラボ限定版の「メテオ」、デザインが豪華になった「Dia」などが存在するが、「無印版」の「REVIVER」系のスペックに特に差異はない。
無印版の次世代機ともいえるのが、「REVIVER」の「plus版」で、「リバイバー Dia Plus」などが存在する。
無印版からは、接続切断通知やバッテリー表示、専用アプリ(Pocket Center)対応など、大幅な進化となっており、完全な上位互換といってよいため、今から購入する予定なら、「plus版」一択でよいだろう。
「ポケットオートキャッチ2(REVIVER)」のレビューはこちら。
【コラボ限定版】メテオ
「ポケットオートキャッチ2」と「スワロフスキー(SWAROVSKI)」との、
「コラボ限定版」が「メテオ(Meteor)」。
数量限定の豪華な初回限定版パッケージも存在する。
通常版との違いは、リストバンド部分にクリスタルの装飾が施されている点。
本体のスペック的には無印の通常版「REVIVER」と差異はないが、
クリスタルの装飾が豪華なデザインのため、ポケ活仲間などへのプレゼント用に最適な商品だといえる。
「メテオ」のレビューはこちら。
リバイバー Dia(ディア)
「ポケットオートキャッチ リバイバー Dia(ディア)」は、「ポケットオートキャッチ2(REVIVER)」本体のボタン部分に、クリスタルの装飾が施されているデザイン違いVer.
本体のスペック的には無印の通常版「REVIVER」と差異はないが、
クリスタルの装飾が豪華なデザインのため、ポケ活仲間などへのプレゼント用に最適な商品だといえる。
また、「リバイバー Dia(ディア)」には後継の次世代機「リバイバー Dia Plus」が存在し、
無印版からは、接続切断通知やバッテリー表示、専用アプリ(Pocket Center)対応など、大幅な進化となっており、完全な上位互換といってよいため、今から購入する予定なら、「plus版」一択でよいだろう。
「ディア」のレビューはこちら。
リバイバー Dia Plus
無印版からの進化ポイント
- バッテリー表示
- 接続切断通知
- 専用アプリ(Pocket Center)
「ポケットオートキャッチ リバイバー ダイア プラス+(Dia Plus)」は、無印版「リバイバー Dia」の後継にあたる次世代機。
無印版からの進化ポイントであるバッテリー表示、接続切断通知、専用アプリ(Pocket Center)などの大幅な進化を遂げている。
特に、接続切断通知は、あるのとないのでは、効率に雲泥の差の出る、次世代機にとってのデファクトスタンダードになり得る機能のため、今から購入予定の場合、「plus版」一択といってよい。
「オートキャッチ」カタログについては下記、関連記事も参照
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ポケットオートキャッチ2(REVIVER)の特徴
基本スペック
- ポケモンの自動捕獲
- 自動アイテム回収(ポケストップ・ジム)
- 防水防塵仕様(IP67)
- バッテリー容量UP
- 持続時間1.5倍
- 脱落しにくいリストバンド
防水防塵仕様(IP67)
ポケットオートキャッチシリーズの中でも、「REVIVER」系統は、防水防塵仕様(IP67)、つまり、防水だけでなく、防塵にも対応するのが大きな特徴。
野外での使用が前提のポケモンGOとは、非常に相性の良い仕様だといえる。
旧型は防水機能がないため、雨天時はチャック付きポリ袋などに封入して、独自の防水対策を施す必要があった。
新型は、デフォルトで防水機能を有するため、水たまりなどに、うっかり落としても故障リスクが低い。
防水機能テスト
「ポケットオートキャッチ2」から実装された、
“防水機能”について、
実際に雨の中、ポケ活を敢行し、
身体がずぶ濡れになっても、本当にデバイスは支障なく動作するのか検証してきた。
結果は、何の支障もなくポケモンを捕獲し続けた。
今まで、雨天時のポケ活では、デバイスをチャック付きポリ袋などに封入し、
簡易的な防水対策を施して、雨滴からデバイスを守ってきた。
ポリ袋に封入してしまうとリストバンドが使用不可など、不便さがつきまとったが、
標準でデバイス側に防水機能が実装されたことで、雨天時のポケ活でも、
雨に臆することはなくなっていくだろう。
旧製品からの進化ポイント
商品名 | Newポケットオートキャッチ2 (REVIVER) | ポケットオートキャッチ |
商品画像 | ||
チップセット | DA14580 | DA14580 |
サイズ | 18×47×11 (mm) | 14×35×10 (mm) |
重量 | 約7.9g(本体) | 約5.3g(本体) |
約18.3g (リストバンド含む) | 約15.4g (リストバンド含む) | |
バッテリー | 75mAh | 40mAh |
待機時間 | 約48時間 | 約48時間 |
充電時間 | 約60分 | 約60分 |
防水防塵 | IP67 | - |
接続台数 | 1台 | 1台 |
クチコミ | ||
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新型は旧型に比べると、一回りサイズUPしている。
バッテリー容量UPや、脱落しにくいリストバンド機構を考慮すると、致し方ないだろう。
とはいえ、本体のサイズUPにはメリットもある。
旧型はむしろ小さすぎて紛失するリスクが高かった。
単純に小さければ良いというわけではないのだ。
サイズが変わっているため、旧型のアクセサリーとは互換性がない点には注意が必要。
チップセットはどちらも「DA14580(SmartBond DA14580 Bluetooth low energy)」を搭載しているため、
基本性能に大きな差異はない。
バッテリー容量UPにより、実持続時間は1.5倍になっているため、
旧型のようにポケ活中に電池切れになるリスクはかなり減った。
それでも、乾電池式のオートキャッチ系と比べると、まだまだ持続時間は心許ないため、過信は禁物。
「ポケットオートキャッチ2」はイベントでガッツリ使うよりも、気軽に普段使いが向いている。
「ポケットオートキャッチ2」徹底レビュー
開封の儀
化粧箱(表と裏)
「ポケットオートキャッチ2」の日本向け正規品のパッケージ裏表は見ての通り。
技適マーク
日本向けの正規品は、パッケージ裏面に“技適マーク”が確認できる。
化粧箱(側面)
パッケージの側面。
内容品について
- 「ポケットオートキャッチ2」本体
- リストバンド
- 専用USB充電ケーブル(13cm)【Type-A(オス)】
- 取扱説明書(日本語対応)
ポケットオートキャッチ2本体
旧型と比べると一回りサイズUPしているが、
それでも非常にコンパクトな部類で、約4.7cmほど。
表面、正八角形の凹面が、静電容量式のタッチボタンになっており、各種設定や手動モード時のポケモン捕獲、アイテム回収で操作可能。
旧型が曲線デザインだったのに対し、新型は八角形の亀甲系デザインを採用している。
“エラ部分”がリストバンドとフィットするため、旧型よりもリストバンドから脱落しにくくなった。
これで、ポケ活中にリストバンドから脱落し、本体を紛失するリスクはだいぶ軽減されただろう。
ディスプレイ部分は、引き続き「96×16 白色有機ELディスプレイ」を搭載しているため、デバイスの状態や、モードの設定状態が視覚的に確認しやすい。
本体側面の金属端子は、専用のUSBケーブルからの充電に使用する。
リストバンド
デザインに関しては旧型とほとんど差異はない。
ただしサイズは異なるため、新旧でリストバンドに互換性はない点に注意。
本体側のデザイン改良により、リストバンドから本体が脱落するリスクはだいぶ低減したため、
ある程度、安心してリストバンドを利用できる。
スポーティなデザインのため、大人が装着しても違和感はないが、
「Mi band 3」及び「Mi band 4」と互換性があるため、金属製のデザインなど、サードパーティ製のアクセサリも、たいてい利用できる。
後述する「スワロフスキー(SWAROVSKI)」とのコラボバンドも単品で購入可。
また、そもそも手首に装着したくない場合は、リストバンドではなく、専用のレザーケースなどに切り替え、ストラップ的に運用するのもありだろう。
専用USB充電ケーブル
「ポケットオートキャッチ2」本体への充電は、専用のUSBケーブル(13cm)【Type-A(オス)】から行う。
新旧「専用ケーブル」比較
見ての通り、旧型の専用充電ケーブルとはサイズが異なり、互換性がないため、使い回しはできない。
ただし、「Mi band 3」及び「Mi band 4」とは互換性があるため、予備ケーブルが必要なら「Mi band 3」用を流用するとよい。
取扱説明書(日本語対応)
付属の取扱説明書は、ちゃんと日本語に対応している。
ポケットオートキャッチ「メテオ」レビュー
「ポケットオートキャッチ【メテオ】(Pocket Auto Catch Meteor)」は、
「ポケットオートキャッチ2」とクリスタルのアクセサリブランド、
「スワロフスキー(SWAROVSKI)」との限定コラボ商品。
「通常版」と「メテオ」の違い
商品名 | 注目【コラボ限定版】メテオ | ポケットオートキャッチ2 (REVIVER) |
商品画像 | ||
チップセット | DA14580 | DA14580 |
サイズ | 18×47×11 (mm) | 18×47×11 (mm) |
重量 | 約7.9g(本体) | 約7.9g(本体) |
約19.7g (リストバンド含む) | 約18.3g (リストバンド含む) | |
バッテリー | 75mAh | 75mAh |
待機時間 | 約48時間 | 約48時間 |
充電時間 | 約60分 | 約60分 |
防水防塵 | IP67 | IP67 |
接続台数 | 1台 | 1台 |
クチコミ | ||
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「ポケットオートキャッチ【メテオ】」の本体スペックは、
「ポケットオートキャッチ2」と同一のため、性能自体に違いはない。
違うのは「メテオ」のリストバンドに施されているクリスタルの装飾。
クリスタルの装飾分、リストバンド含む重量は「メテオ」の方が若干、増す。
開封の儀
化粧箱(裏面)
「ポケットオートキャッチ【メテオ】」の化粧箱は、質感のクオリティが高く、高級感がある。
- コラボ限定の初回限定パッケージは数量限定のため、限定数に達した場合は、通常パッケージとなる
化粧箱(側面)
化粧箱の側面。星柄のエンボス加工が施されている。
化粧箱(正面)シャイニーブラック
化粧箱(正面)イエロー
内容品について
- 「メテオ」本体
- クリスタル付きリストバンド
- 専用USB充電ケーブル(13cm)【Type-A(オス)】
- 取扱説明書(日本語対応)
- 保証書
ギャラリー
「メテオ」シャイニーブラック
「メテオ」イエロー
クリスタル
カラーバリエーション
カラーバリエーションも豊富で、各色チームカラーにも対応している。
コラボバンドは、バンド単品でも購入できるため、その日の気分でコーディネートを変えても良いだろう。
プレゼントに最適
「ポケットオートキャッチ【メテオ】」の本体スペックは、
「ポケットオートキャッチ2」と同一のため、性能自体に違いはない。
つまり、ポケモンの捕獲やポケストからのアイテム回収用途であれば、通常版で事足りる。
無骨で定評のある当センター読者諸賢には、このような小洒落た商品とは無縁なのもよくわかる。
だが、こういった小洒落た限定コラボ商品は、自分用に買うのは気恥ずかしくとも、
“ギフト”や“プレゼント”用途には最適となる。
ポケ活仲間の友人や家族、恋人との記念日や誕生日に、
通常版をプレゼントしても、芸のない“つまらない漢” 認定必至だが、
この「スワロフスキー(SWAROVSKI)」との限定コラボ商品である、
「メテオ」なら、
“この漢、只者ではない”と、爪痕を残せる。
化粧箱もしっかりした作りで高級感があり、
プレゼントで貰うぶんにはネタにもなるし、物珍しさもあって、
意外と嬉しいものである。
プレゼントの命は、“意外性”。
意中のポケ活仲間の心に「流星」を落としてみては、いかがだろうか?
ポケットオートキャッチ「ディア」レビュー
「ポケットオートキャッチ【ディア】(Pocket Auto Catch Dia)」は、
「ポケットオートキャッチ2(REVIVER)」本体のボタン部分に、クリスタルの装飾が施されているデザイン違いVer.
「通常版」と「ディア」の違い
商品名 | 注目リバイバーDia | ポケットオートキャッチ2 (REVIVER) |
商品画像 | ||
チップセット | DA14580 | DA14580 |
サイズ | 18×47×11 (mm) | 18×47×11 (mm) |
重量 | 約8.4g(本体) | 約7.9g(本体) |
約18.8g (リストバンド含む) | 約18.3g (リストバンド含む) | |
バッテリー | 75mAh | 75mAh |
待機時間 | 約48時間 | 約48時間 |
充電時間 | 約60分 | 約60分 |
防水防塵 | IP67 | IP67 |
接続台数 | 1台 | 1台 |
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「ポケットオートキャッチ【ディア】」の本体スペックは、
「ポケットオートキャッチ2」と同一のため、性能自体に違いはない。
違うのは「ディア」本体に施されているクリスタルの装飾。
クリスタルの装飾分、重量は「ディア」の方が若干、増す。
「ディア」と「メテオ」の違い
「ディア」も「メテオ」も基本性能は、「ポケットオートキャッチ2」と同じで、
どちらも「スワロフスキー」との限定コラボだが、デザインが若干、異なる。
「メテオ」はリストバンド部分にクリスタルが施され、
「ディア」は本体部分にクリスタルが施されている。
「ディア(無印版)」と「ディア プラス+(plus版)」の違い
商品名 | 注目リバイバーDia + (plus版) | リバイバーDia (無印版) |
商品画像 | ||
チップセット | DA14580 | DA14580 |
サイズ | 18×47×11 (mm) | 18×47×11 (mm) |
重量 | 約8.4g(本体) | 約8.4g(本体) |
約18.8g (リストバンド含む) | 約18.8g (リストバンド含む) | |
バッテリー | 75mAh | 75mAh |
待機時間 | 約48時間 | 約48時間 |
充電時間 | 約60分 | 約60分 |
防水防塵 | IP67 | IP67 |
接続台数 | 1台 | 1台 |
接続切断通知 | 〇 | × |
更新対応 | ファームウェア | ファームウェア |
アプリケーション | ||
クチコミ | ||
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「ポケットオートキャッチ リバイバー ダイア プラス+(Dia Plus)」は、無印版「リバイバー Dia」の後継にあたる次世代機。
デザイン的にはほぼ変わらないが、便利機能が強化されており、
無印版からの進化ポイントであるバッテリー表示、接続切断通知、専用アプリ(Pocket Center)などの大幅な進化を遂げている。
特に、接続切断通知は、あるのとないのでは、効率に雲泥の差の出る、次世代機にとってのデファクトスタンダードになり得る機能のため、今から購入予定の場合、「plus版」一択といってよい。
逆にこれらの進化ポイントを重視しない場合は、無印版の方が安く入手できる場合が多いため、費用は抑えられる。
「無印版」の専用メンテナンスアプリは「BROOK STAR」。
「plus版」の専用メンテナンスアプリは「Pocket Center」。
開封の儀
化粧箱(表と裏)
化粧箱(側面)
内容品について
- 「ディア」本体
- リストバンド
- 専用USB充電ケーブル(13cm)【Type-A(オス)】
- 取扱説明書(日本語対応)
- 保証書
ギャラリー
「ディア」ホワイトシャード
「ディア」ジェットブラック
リストバンドの装飾
プレゼントに最適
「ディア」もまた、「メテオ」と同様に、
「ポケットオートキャッチ2」と性能は同じだが、
限定コラボのクリスタルが施されたデザインのため、
“ギフト”や“プレゼント”用途に最適。
「ポケットオートキャッチ2」の使い方
ポイント
「ポケットオートキャッチ2」、「メテオ」、「ディア」の本体性能、仕様は全て同一のため、使い方も共通となる。
充電方法
「ポケットオートキャッチ2」本体を専用USBケーブルのソケットへ挿入し、専用USBケーブルのType-A(オス)端子を、USBポートへ接続すれば、充電が始まる。
ただし、USBポート側の機器(PCなど)は「ポケットオートキャッチ2」をUSBデバイスとして認識できないため、USBポート側の機器が省電力モードだと、上手く充電できない可能性がある。
そのため、確実に充電するなら、専用のUSB充電器から充電した方がよいだろう。
充電器について
USB充電器から充電するときの注意点としては、1A以上の出力を備えたUSBポートから充電すると、故障リスクが高まるため、注意が必要だ。
Anker製の充電器なら、「PowerIQ(自動電流調整)」と「VoltageBoost(自動電圧調整)」搭載のため、比較的安全に充電できる。
充電時間について
- 約1時間で満充電。(「充電中」の画面表示が消える)
- 満充電から12時間連続使用でき、待機時間は約48時間。
充電はしっかりとしておく
購入直後は、充電が不十分のため、しっかりと充電してから、初期設定などを始めるとよい。
初期不良だと勘違いする原因の多くは、単なる充電不足の場合が多い。
「ポケットオートキャッチ2」は充電されている場合、スクリーンに「充電中」と表示されるため、表示が切り替わらない場合は、
- 専用USBケーブルのソケットへしっかりと「ポケットオートキャッチ2」本体が挿入されているか?
- 接触不良になっていないか?
- USBポート側の機器の電源は入っているか?
等々、十分、確認すること。
ペアリング(初回)方法
ペアリング(初回)の流れ
- スマホのBluetoothをONにする
- 自動捕獲デバイスの電源をONにしてペアリングモードにする
- ポケモンGOアプリの設定メニューから「デバイス/サービスの接続」メニューを開く
- 「外部デバイス」メニューの「使用可能なデバイス」からグレーアウトしている「Pokémon GO Plus」をタップ
- 「使用可能なデバイス」の「Pokémon GO Plus」がアクティブになればペアリング完了
全体の流れは上述の通り。
それでは、各ステップについて詳細に解説していく。
スマートフォンのBluetoothをONにする
メインメニューの開き方
フィールド画面からメインメニュー
- フィールド画面で、モンスターボールアイコンをタップする
- メインメニューが開くので、「設定(歯車アイコン)」を選択
設定メニューの開き方
設定メニューから「デバイス/サービスの接続」
- 設定メニューの「デバイス/サービスの接続」を選択
- 「デバイス/サービスの接続」メニューが開くので、「外部デバイス」を選択
「○ボタン」を数回タップし、ペアリングモードにする
ポイント
- 「ポケットオートキャッチ2」をフル充電しておく
- 「ポケットオートキャッチ2」本体の「○ボタン」を数回タップし、ペアリングモードにする
- ポケモンGO(アプリ)側の「使用可能なデバイス」欄にグレーアウトした「Pokémon GO Plus」アイコンが表示される
ペアリングの確認
接続完了
- 「使用可能なデバイス」欄のグレーアウトしているアイコン(Pokémon GO Plus)をタップする
- 「Pokémon GO Plus」のアイコンがアクティブになればペアリング完了。(右端にリジェクトボタンも表示される)
- 接続が成功すると、通知の制御ができる「ON/OFF」ボタンも出現する
設定について
充電と、ペアリングが完了したら、「ポケットオートキャッチ2」で、どのような挙動をしてほしいか、自分好みの設定に変更しておくとよい。
ここの設定を怠ると、間違った設定のまま使ってしまい、「ポケットオートキャッチ2」に対するストレスや不満の原因となる。
ポケストップのオートキャッチ設定
モードの変更方法
- 「ポケットオートキャッチ2」の「八角ボタン」を1回押すごとに設定できる項目が切り替わる。
- 「ポケットオートキャッチ2」の「八角ボタン」を3秒押し続けると「ON/OFF」が切り替わる。
ポケストップからの自動アイテム回収の設定は、基本、「ON」がおすすめ。一時的にポケストップを回したくない場合は、ポケモンGO(アプリ)側の設定で、「ポケストップの通知」を「OFF」にすればよい。(ポケモンGO側の設定が優先されるため)
ポケモンのオートキャッチ設定
モードの変更方法
- 「ポケットオートキャッチ2」の「八角ボタン」を1回押すごとに設定できる項目が切り替わる。
- 「ポケットオートキャッチ2」の「八角ボタン」を3秒押し続けると「ON/OFF」が切り替わる。
「図鑑登録済みポケモン」の自動捕獲は「ON」がおすすめ。これで日常の雑魚ポケ狩りが捗る。コミュデイなど、手動で捕獲したい時は、自動捕獲を「OFF」にすれば、「ポケットオートキャッチ2」の「八角ボタン」タップで捕獲できるようになる。ポケモンGO側で、「ポケモンの通知」を「OFF」にすると、「ポケットオートキャッチ2」ではポケモンを捕獲しなくなる。用途に応じて使い分けるとよいだろう。
「図鑑未登録ポケモン」の自動捕獲は、基本「OFF」でよい。図鑑埋めはポケモンGO最大の醍醐味。「図鑑未登録ポケモン」まで自動捕獲ではあまりに味気ない。
振動モードの設定
モードの変更方法
- 「ポケットオートキャッチ2」の「八角ボタン」を1回押すごとに設定できる項目が切り替わる。
- 「ポケットオートキャッチ2」の「八角ボタン」を3秒押し続けると「ON/OFF」が切り替わる。
「振動モード」は「OFF」でよいだろう。自動捕獲モードの良さは、空気を吸って吐くようにポケモンを自動で捕獲し続けること。振動でわざわざ雑魚ポケモンの捕獲成否に意識を傾ける必要はない。それに「振動モード」が「OFF」の方が、バッテリーの持ちも良くなる。
ステータスの確認
リストバンドの着脱方法
リストバンドの取り付け方
手順
- 本体の片端をリストバンドの全面にある溝に差し込む
- もう片方の端を親指で押し下げて、本体をリストバンドの溝に完全に押し込む
リストバンドの取り外し方
手順
- 手首からリストバンドを外して、両端を持ち、本体とリストバンドの間に狭い隙間が見えるまで、リストバンドを引っ張る
- 指を使ってリストバンドの前側から取り外す
専用アプリでの設定
ファームウェアの更新について
ポケモンGOのアップデート後から、急に「ポケットオートキャッチ2」が繋がらなくなった場合、
何らかのバグが発生したか、Bluetooth絡みの仕様変更が生じた可能性が高い。
「ポケットオートキャッチ2」はアプリからのファームウェアアップデートに対応するため、
一応、不具合からの復旧可能性はある。
ファームウェアの更新自体はアプリから簡単に実行可能。
一般的なBluetooth接続に関する仕様について
- 「Pokémon GO Plus」の“仕様”で、ポケモンGOとの連続接続時間は“1時間”となる。1時間ごとに自動的にタイムアウトするため、1時間以上プレイする場合は再接続が必要。
- 「Bluetooth Low Energy」の非対応スマホがスリープ状態になると、3~5分で自動的にタイムアウトする。
これらは、ポケモンGO側の仕様や、Bluetoothの仕様のため、素直に1時間経ったら再接続する習慣を身につける他ない。
1時間経つ前にポケモンGO(アプリ)側で手動切断後、すぐに再接続すれば、デバイス側の本体操作不要で繋げることも可能。
ただし、端末の相性や、環境により再現できない場合もある点には注意。
また、Bluetooth製品の使用する2.4GHz帯は、Wi-FiやISMバンド(電子レンジなど)で多用される周波数帯のため、相互干渉や混信が発生しやすい。
すぐに接続が切れる場合は、電波干渉が起こってないか確認し、Wi-Fiとの同時接続を自粛したり、5GHz帯のWi-Fiを使用するなど、ユーザー側での対策が必要だろう。
総括
オートキャッチ系デバイス普及の立役者「ポケットオートキャッチ」から、
確実な進化を遂げた「ポケットオートキャッチ2」。
実持続時間1.5倍へパワーアップしたことで、ポケ活中に電池切れになるリスクが低減したことや、
本体紛失の要因の一つだったリストバンドからの脱落も改善され、
より、普段使い用にウェアラブルデバイスとして身に着けやすくなった。
そして、一番の目玉機能が、防水機能の実装。
野外活動において雨は最も厄介な障害の一つだが、
防水機能が搭載されたことで、デバイスの水濡れを気にせず、気軽に雨天時でもポケ活ができるメリットは大きい。
機能的でスタイリッシュに使いこなしたいなら、
「ポケットオートキャッチ2」は、おススメである。
だが、公式デバイスではないため、使用は自己責任の点は注意。
歩きスマホを防げる価値
筆者の見解としては、公式か非公式かなど、些末な問題でしかない。
そんなことより、ポケモンGOをプレイする上で、
間違いなく“歩きスマホ防止”に一役買っているデバイスに対し、
安易に「非公式は問答無用で悪!」のような短絡的な主張で、非公式デバイスを十把一絡げに非難する風潮には疑問を抱いている。
実際に、“生身の人間の移動”が伴うポケモンGOというゲームは、
一般的なゲームのような仮想空間だけでは完結しない。
リアルな“現実空間も舞台の一部”である以上、
現実社会への迷惑や悪影響は、
絶対に阻止しなければならない。
「じゃあ、公式デバイスだけ使えばいい」という、意見もあるが、
理想論だけでは、残念ながら“歩きスマホ”を減らすことはできない。
肝心の歩きスマホをしてしまうユーザーへ、
“届かなければ”意味がないのだ。
世界屈指のアクティブユーザー数を誇るポケモンGOには、
文字通り、億単位で様々な人間が存在している。
全員が全員、規律を遵守し、真面目にゲームをプレイする人間ばかりではない。
また、デザインが子供っぽかったり、ボタンを押さなければGETできない公式デバイスでは、訴求できない者へも、
デザインや機能が豊富なオートキャッチなら「使ってみよう」と思う者は確実に存在する。
そういった者へも“届く(訴求できる)”ことがサードパーティの強みでもある。
動機が不純であろうと、運営非公式デバイスであろうと、
“人命”に関わる“歩きスマホ”を阻止できる意義の方が、遥かに大きい。
歩きスマホをするくらいなら、後ろめたくとも非公式デバイスを使っていた方が現実社会への迷惑は減る。
筆者の見解としては、公式、非公式、問わず、一人でも多くの“歩きスマホ”が減らせれば、それでよい。
備考
ペアリングできない時のチェックポイント
- スマホ側のチェックポイント
- 自動捕獲デバイス側のチェックポイント
- ポケモンGOアプリ側のチェックポイント
- 「Android」及び「iOS」固有のチェックポイント
スマホ側のチェックポイント
スマートフォン側
- スマートフォンの充電は十分か?
- スマートフォンのBluetoothはONになっているか?
- 2.4GHz帯の電波干渉はないか?
スマートフォンのBluetoothはONになっているか?
スマホ側のBluetoothがOFFのままでは、当然繋がらないため、
スマホ側のBluetoothがONになっているかは、一番最初に確認すること。
自動捕獲デバイス側のチェックポイント
自動捕獲デバイス側
- 自動捕獲デバイスの電池や充電は十分か?
- 電源スイッチ搭載機の場合は、電源がONになっているか?
- ペアリングモードになっているか?
- どうしてもペアリングできない場合はリセットしてみる
自動捕獲デバイスの電池や充電は十分か?
ペアリングできない時の見落としがちな点に、自動捕獲デバイスの電池が古かったり、充電不足がある。
新しい電池に替えたり、フル充電をしたら、あっさりペアリングできる事があるため、確認してみるとよい。
電源がONになっているか?
自動捕獲デバイスの機種によっては、電源スイッチを搭載しているものがある。
電源スイッチ搭載機の場合、当然、電源をONにしないと繋がらない。
ペアリングモードになっているか?
自動捕獲デバイスの機種によっては、ペアリングモードでないとペアリングできない場合がある。
ペアリングモードにしてからペアリングを試みるとよい。
リセット(工場出荷状態)にしてみる
自動捕獲デバイスの機種によっては、リセットモードやリセットボタンが搭載されており、工場出荷状態に戻せるものがある。
どうしても繋がらない場合の最終手段として、リセットできる機種の場合は、リセットしてからペアリングをすると、あっさり繋がる場合がある。
ポケモンGOアプリ側のチェックポイント
ポケモンGOアプリ側
- ペアリング設定先に「Pokémon GO Plus」を選んでいるか?
- 以前使っていた古い捕獲デバイスが、登録されたままになってないか?
ペアリング設定先に「Pokémon GO Plus」を選んでいるか?
自動捕獲デバイスのペアリング先は「Pokémon GO Plus」。
捕獲デバイスを複数所持しており「Pokémon GO Plus」が複数表示される場合は、ペアリングしたいデバイス以外の電源はOFFにすると、ペアリングしたいデバイスのみ表示されるようになる。
以前使っていた古い捕獲デバイスが、登録されたままになってないか?
以前使っていた古い捕獲デバイスが登録されたままになっている場合、新しい自動捕獲デバイスのペアリングができない場合がある。
念のため、古い捕獲デバイスはリジェクトし、登録を解除してから、
新しい自動捕獲デバイスのペアリングを試みると良い
「Android」固有のチェックポイント
「Android」のチェックポイント
- 「Bluetoothペアリングの要求」ポップアップをタップする
「Bluetoothペアリングの要求」ポップアップをタップする
Android10以降は、Bluetooth接続時に「Bluetoothペアリング要求」のポップアップが表示されるため、
毎回、手動でタップし、ペアリングを許可する必要がある。
「iOS」固有のチェックポイント
「iOS」のチェックポイント
- 「Pokémon GO アプリ」にBluetoothのアクセス許可を与えているか?
「Pokémon GO アプリ」にBluetoothのアクセス許可を与えているか?
iPhoneのホーム画面から「設定アプリ」を選択
- 「Pokémon GO アプリ」の「Pokémon GO Plus 設定メニュ―」に「Bluetoothがオフになっています。」と表示される。
- iPhoneのホーム画面から「設定アプリ」を選択し、設定メニューを開く
- 設定メニューの最下部付近にある「Pokémon GO」をタップ
「Pokémon GO アプリ」のアクセス許可設定画面
- グレーアウトしているBluetoothへのアクセスを許可するボタンをタップ
- Bluetoothへのアクセスを許可するボタンがアクティブ(緑色)になれば、「Pokémon GO アプリ」の「使用可能なデバイス」欄に自動捕獲デバイスが表示されるようになる
まとめ
ペアリングできない時は、
- 「スマホ(OS含む)」に原因があるのか?
- 「自動捕獲デバイス」に原因があるのか?
- 「ポケモンGO(アプリ)」に原因があるのか?
それぞれ原因を切り分けて、一つずつ確認していくと問題を特定しやすい。