マリルリ(みず/フェアリー)
マリルリの弱点と耐性
みず/フェアリー
マリルリの覚える技
通常技【DPT/EPT/威力/ゲージ増加量/時間】 |
あわ【2.80/3.67/8.4/11/3】 |
いわくだき【3.00/2.33/9/7/3】 |
ゲージ技【威力/ゲージ消費量/DPE】 |
ハイドロポンプ【156/75/2.08】 |
れいとうビーム【90/55/1.64】 |
じゃれつく【108/60/1.80】 |
マリルリの概要
ステータスについて
/ スーパーリーグ(CP1500以下) | |||||
実数値/個体値 | PL | CP | 積 | ||
攻撃 | 防御 | HP | 積ランク | ||
91.59 | 136.57 | 196 | 45.5 | 1499 | 2451821 |
0 | F | F | S |
2020年12月1日からのPL上限解放に伴い、PL50まで強化可能となったことで、
スーパーリーグの個体値再厳選が必要になった。
新たな理想個体値【0FF】だと、ステ積が245万を超える。
“筋骨隆々”となったマリルリを巷では“ムキマリ”と称し、
ただでさえ強いマリルリが、更なる凶悪な性能へと変貌した。
スーパーリーグ“最強”の一角
スーパーリーグの環境において、マリルリを抜きに考えることはできない。
ガチ勢同士の対人戦の場合、まず第一に対策しなければならない案件として、
マリルリがあり、マリルリ対策を怠ることは敗北を意味する。
それくらいスーパーリーグで猛威を振るっている厨ポケが
“マリルリ(青い悪魔)”なのだ。
スーパーリーグの歴史は、マリルリの歴史だといっても過言ではない。
ナイアン(Niantic, Inc.)によるマリルリ封じのバランス調整や、刺客投入で、
何度も、「遂にマリルリ衰退か」と囁かれ続けたが、
結局、環境が一周するごとに、
不死鳥のようにスーパーリーグ界“トップメタ”に舞い戻ってくる。
それが、マリルリ。
とりあえず、マリルリ所持を匂わすだけでも、パーティ編成面で牽制効果があるため、心理的駆け引きにおいてもこの青い悪魔は使える。
HPタンク役として優秀
マリルリはスーパーリーグのために製造されたような性能となっており、
苦手なでんきタイプ、くさタイプ、どくタイプでなければ、
“ステータスの暴力”によって、ほぼゴリ押しで殴り勝てる。
と、いうのも、CP制限リーグでは心許なくなりがちなHP実数値が、
マリルリに限っては、まったく心配のいらない“HPタンク状態”。
このタンクの安心感は、多くのガチ勢が激戦を生き抜くための術として、
ついつい青い悪魔に手を出してしまう所以でもある。
とりあえず構築に迷ったら、このタンクを組み込んでおけば、何かしら仕事をしてくれる。
広い技範囲
マリルリの強さの秘密は、
CP制限リーグ向きのステータス比率と、この技範囲の広さにある。
環境が入れ替わるたびに、技構成の異なる“型”の流行にも変遷があり、
どの組み合わせも優秀で需要があるため、
”型選び”が毎度、悩ましい案件となっている。
あわの弱体化
通常技【DPT/EPT/威力/ゲージ増加量/時間】 |
あわ【3.20/3.67/9.6/11/3】 |
2021年1月12日~ |
あわ【2.80/3.67/8.4/11/3】 |
GBLシーズン6 後半(2021年1月12日~)からのバランス調整で、
あわが弱体化された。
2020年12月1日からのPL上限解放に伴い、PL50まで強化可能となったことで、
マリルリが強くなり過ぎることへのピンポイント調整なのは明らか。
この弱体化の煽りを受けて、PL40以上に強化したムキマリでも、
シールド1枚同士だと10まんボルト持ちのDデオキシスに押し負けるといった対面変化が生じている。
「じゃれ型」と「ドロポン型」の厳選(※PL40時代)
後述の「じゃれ型」と「ドロポン型」で迷う場合は、
HP個体値がF(15)で、PLが40まで上げられる個体、
つまりHP実数値が189の個体なら「じゃれ型」にし、
HP実数値が189に届かない個体は「ドロポン型」にすればよい。
理由は、「じゃれ型」はミラーに強い型であり、
ミラー戦で勝てなければ意味がない。
ミラー戦でシールドを2枚張り合って、突っ張った場合、
最後はあわで勝負が決まり、このHP実数値の違いが生死をわけるため。
ちなみに個体値【8FF】(対人戦理想個体値100%)のマリルリと、
個体値【8EF】(対人戦理想個体値99.40%)のマリルリは、
あわの威力も、じゃれつくの威力も、れいとうビームの威力も、HP実数値も同じになるため、
ミラー戦においては完全な互角となる。
つまり、個体値【8EF】は“実質100%(対人戦理想個体値)”だといえる。(※ミラー時)
注意ポイント
2020年12月1日からのPL上限解放に伴い、PL50まで強化可能となったことで、
スーパーリーグの個体値再厳選が必要になった。
理想個体値が【8FF】から【0FF】へなっているので注意。
ベビーの時にわざ解放
少し前なら、野生湧きもタマゴ孵化も潤沢だったため、
長くプレイしているトレーナーなら、厳選やアメ不足で困ることは少ないだろう。
ただ、最近始めた初心者や復帰勢には、少し入手しづらい情勢かもしれない。
タマゴ孵化で育てたいルリリが生まれた場合は、
ルリリの段階でサードアタックをアンロックしておくと、
「砂」と「アメ」を節約できるためオススメ。
ポイント
- ルリリの時にサードアタック解放→「砂:10,000」「アメ:25個」
- マリルの時にサードアタック解放→「砂:50,000」「アメ:50個」
通常スーパー(CP1500以下)
通常スーパー
(CP1500以下)
「マリルリの型」考察
じゃれ型
![]() |
通常 | あわ |
技2 | じゃれつく | |
技3 | れいとうビーム |
スーパーリーグ環境に、強力なはがねが蔓延る前は、
汎用性があり、小回りの利く、この「じゃれ型」がマリルリの基本形だった。
この型は小回りが利くため、巧く駆け引きし、シールド1枚勝負に持ち込めれば、
10まんボルトを覚えたDデオキシスにも勝てる。
また、環境トップメタであるマリルリは採用率も高いため、
常にミラー戦を意識する必要がある。
ミラー戦を制するためには、等倍で通るじゃれつくが必須で、
ゲージを節約でき、シールド駆け引きにも使える、
れいとうビーム搭載の「じゃれ型」が安定する。
ただし、この型は、トリデプスやレジスチルなどにあわくらいしか打点がないため、
環境上位のはがねには何もできなくなる。
GBLシーズン6 後半(2021年1月12日~)からのバランス調整で、
あわが弱体化された。
この弱体化の煽りを受けて、PL40以上に強化したムキマリでも、
シールド1枚同士だと10まんボルト持ちのDデオキシスに押し負けるといった対面変化が生じている。
ドロポン型
![]() |
通常 | あわ |
技2 | ハイドロポンプ | |
技3 | れいとうビーム |
PvP環境が変遷するたびに、マリルリ封じの刺客が環境に送り込まれてくる。
【GBL前】第2期ではトリデプス、
【GBL前】第4期ではレジスチルなど。
こういった環境上位のはがねとタイマンで戦う場合、「じゃれ型」では押し切れない。
このようなミラー戦よりも、強敵との勝率を上げたい場合、
高威力技であるハイドロポンプを搭載した「ドロポン型」で対抗する必要が出てくる。
ただ、この型だと、シールド駆け引きによっては、
ヘドロウェーブ持ちのラグラージに苦戦するようになる。
じゃれつく持ちのマリルリには、手も足も出ないが、
昨今のはがね流行環境では、ハイドロポンプが切れない情勢になりつつある。
じゃれポン型(冷ビ切り)
![]() |
通常 | あわ |
技2 | じゃれつく | |
技3 | ハイドロポンプ |
そこで、考案されたのが、「じゃれポン型(冷ビ切り)」。
便利なれいとうビームを切って、くさや、雑魚狩りを放棄し、
ミラーと、強敵にのみ対抗する漢の型。
前述のように、採用率の高いマリルリ、環境上位のはがねに対抗できるようになるが、
れいとうビームを失うデメリットも大きい。
まず、シールド駆け引きし辛くなる。
重い技が増えると、隙を作りやすくなり危険。
更に、これまた環境に多いチルタリス討伐の安定性が揺らぐのと、
トロピウスや、ウツボットといったくさ連中へ、
何やかんやして、一発でもお見舞いできれば大ダメージを与えられる、
切り札がなくなるのは、やはり痛い。
備考
図表で省略された正確な倍率
タイプ相性倍率
ゲーム内コメント(タイプ相性) | タイプ相性倍率 |
効果はばつぐんだ!(二重弱点) | 2.56倍 |
効果はばつぐんだ!(弱点) | 1.6倍 |
通常ダメージ(等倍) | 1倍 |
効果はいまひとつだ...(耐性) | 0.625倍 |
効果はいまひとつだ...(二重耐性) | 0.390625倍 |
効果はいまひとつだ...(無効) | 0.390625倍 |
効果はいまひとつだ...(耐性×無効) | 0.244140625倍 |
バフ・デバフ倍率
効果倍率 | バフ | デバフ |
1段階目 | 1.25倍 | 0.8倍 |
2段階目 | 1.5倍 | 0.66666667倍 |
3段階目 | 1.75倍 | 0.5714286倍 |
4段階目 | 2.0倍 | 0.5倍 |
ステータス比率
ステータス比率分類
- 耐久型(攻撃<防御≒HP)
- HPタンク型(攻撃≒防御<HP)
- 防御型(攻撃≒HP<防御)
- バランス型(攻撃≒防御≒HP)
- 攻撃型(攻撃>防御≒HP)
等倍での殴り合い順位
「耐久型」>「HPタンク型≒防御型」>「バランス型」>「攻撃型」

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