マリルリの基本性能
図鑑No.0184 | 種族値 | SCP | ||
攻撃 | 112 | 605 | ||
防御 | 152 | 1818 | ||
HP | 225 | 2108 | ||
合計 | 489 | 2108 |
マリルリの弱点と耐性
弱点 | 耐性 |
|
|
マリルリの覚える技
通常技 | DPT | EPT | 威力 | ゲージ | 時間 |
あわ | 3.20 | 3.67 | 9.6 | +11 | 3 |
いわくだき | 3.00 | 2.33 | 9.0 | +7 | 3 |
ゲージ技 | 威力 | ゲージ | DPE |
ハイドロポンプ | 156 | -75 | 2.08 |
れいとうビーム | 90 | -55 | 1.64 |
じゃれつく | 108 | -60 | 1.80 |
マリルリの概要
PvP性能ポイント
スーパーリーグ“最強”の一角
スーパーリーグの環境において、マリルリを抜きに考えることはできない。
ガチ勢同士の対人戦の場合、まず第一に対策しなければならない案件として、マリルリがあり、マリルリ対策を怠ることは敗北を意味する。
それくらいスーパーリーグで猛威を振るっている厨ポケが
“マリルリ(青い悪魔)”なのだ。
スーパーリーグの歴史は、マリルリの歴史だといっても過言ではない。
ナイアン(Niantic, Inc.)によるマリルリ封じのバランス調整や、刺客投入で、何度も、「遂にマリルリ衰退か」と囁かれ続けたが、結局、環境が一周するごとに、
不死鳥のようにスーパーリーグ界“トップメタ”に舞い戻ってくる。
それが、マリルリ。
とりあえず、マリルリ所持を匂わすだけでも、パーティ編成面で牽制効果があるため、心理的駆け引きに於いてもこの青い悪魔は使える。
HPタンク役として優秀
マリルリはスーパーリーグのために製造されたような性能となっており、苦手なでんきタイプ、くさタイプ、どくタイプでなければ、
“ステータスの暴力”によって、ほぼゴリ押しで殴り勝てる。
と、いうのも、CP制限リーグでは心許なくなりがちなHP実数値が、マリルリに限っては、まったく心配のいらない“HPタンク状態”。
このタンクの安心感は、多くのガチ勢が激戦を生き抜くための術として、ついつい青い悪魔に手を出してしまう所以でもある。
とりあえず構築に迷ったら、このタンク(マリルリ)を組み込んでおけば、何かしら仕事をしてくれる。
広い技範囲
マリルリの強さの秘密は、CP制限リーグ向きのステータス比率と、この技範囲の広さにある。
環境が入れ替わるたびに、技構成の異なる“型”の流行にも変遷があり、どの組み合わせも優秀で需要があるため、”型選び”が毎度、悩ましい案件となっている。
「初手」「引き先」「貫通」すべてに適性あり
マリルリのスーパーリーグでの性能は、これまで述べてきたように、“突出”している。
しかも、その突出の仕方が“特化型”ではなく、“万能型”のため、
GBLのルールで求められる「初手」「引き先」「貫通」という重要な役割すべてに適性を持つ。
初手マリルリ、引き先マリルリ、貫通役マリルリと、シーズンにより流行り廃りの変遷はあるが、
「旬のポケモン」+「マリルリ」といった具合に、どのポジションでもこなせる万能なマリルリが、
“結論パ”の一角に組み込まれる事が多い。
技の変更履歴一覧
あわの技変更履歴
通常技 | DPT | EPT | 威力 | ゲージ | 時間 |
【GBL前】第1期(2018年12月13日~2019年2月1日) | |||||
あわ | 3.20 | 3.67 | 9.6 | 11 | 3 |
GBLシーズン6(2020年12月1日~2021年3月2日) | |||||
あわ | 2.80 | 3.67 | 8.4 | 11 | 3 |
GBLシーズン17(2023年12月2日~2024年3月2日) | |||||
あわ | 3.20 | 3.67 | 9.6 | 11 | 3 |
バランス調整の影響
「あわ」の栄枯盛衰
GBLシーズン6「後半」(2021年1月12日~)からのバランス調整で、あわが弱体化された。
GBLシーズン6(2020年12月1日~)からのPL上限解放に伴い、PL50まで強化可能となったことで、マリルリが強くなり過ぎることへのピンポイント調整なのは明らか。
この弱体化の煽りを受けて、PL40以上に強化したムキマリでも、シールド1枚同士だと10まんボルト持ちのDデオキシスに押し負けるといった対面変化が生じている。
GBLシーズン17 前半(2023年12月2日~)からのバランス調整で、一度、弱体化されたあわの威力が強化され、威力8に戻った。
ナイアン(Niantic, Inc.)の手口としては、技の性能調整で環境のバランスを調整するため、あわの威力を戻す必要に迫られたのだろう。
入手・育成ポイント
入手可能な最低個体値
入手先 | 最低PL | 最低IV | 組合せ |
野生 | 1 | 0 | 4096通り |
マリルのアメ集め
少し前なら、野生湧きもタマゴ孵化も潤沢だったため、長くプレイしているトレーナーなら、厳選やアメ不足で困ることは少ないだろう。
ただ、最近始めた新参者や復帰勢には、第2世代のマリル(マリルリの進化前)は野生湧きが減少傾向のため、少し入手しづらい情勢かもしれない。
コミュニティデイや、スポットライトアワー、ポケモンの巣などの対象になった際に狙いたい。
ベビーの時にわざ開放
タマゴ孵化で育てたいルリリが生まれた場合は、
ルリリの段階でサードアタックをアンロックしておくと、
「砂」と「アメ」を節約できるためオススメ。
ベビーの時にわざ開放
- ルリリの時にサードアタック開放→「砂:10,000」「アメ:25個」
- マリルの時にサードアタック開放→「砂:50,000」「アメ:50個」
マリルリの個体値厳選
理想個体値(SCP1位)
Cups | IV | 攻撃 | 防御 | HP | PL | CP | SCP |
---|---|---|---|---|---|---|---|
0FF | 52.9 | 78.88 | 113 | 12.5 | 500 | 605 | |
0FF | 91.59 | 136.57 | 196 | 45.5 | 1499 | 1818 | |
FFF | 107.35 | 141.17 | 202 | 51 | 1816 | 2108 | |
FFF | 100.37 | 131.98 | 189 | 40 | 1588 | 1843 | |
FFF | 101 | 132.82 | 190 | 41 | 1608 | 1865 | |
FFF | 106.72 | 140.33 | 201 | 50 | 1795 | 2084 | |
FFF | 107.35 | 141.17 | 202 | 51 | 1816 | 2108 |
各種レギュに於ける理想個体値の補足
- GBLでのCP500以下レギュレーションでは、CP制限以外にも出場条件が設定されるケースが多いため、実際には参戦できない場合あり
- 野生出現しないポケモン(リワード産やレイド産限定)や、トレードに制限のあるポケモン(伝説や幻のポケモンなど)は、最低PLや最低個体値が条件に応じて適用されるため、その範囲内での理想個体値となる
- 上記条件などにより、入手時点でCPがCP制限を超えてしまい、理想個体値が存在しない場合は"-"と表示
- 理想個体値(SCP1位)が複数存在する場合は、個体値の総和が最大のものを代表として表示
- マスターリーグでは、通常マスター(PL50)+相棒ブースト適用(PL51)と、MLクラシック(PL40)+相棒ブースト適用(PL41)毎にSCP表示
GBLシーズン6(2020年12月1日~)からのPL上限解放に伴い、PL50まで強化可能となったことで、スーパーリーグの個体値再厳選が必要になった。
新たな理想個体値【0FF】だと、ステ積が245万(SCP1818)を超える。
“筋骨隆々”となったマリルリを巷では“ムキマリ”と称し、
ただでさえ強いマリルリが、更なる凶悪性能へと変貌した。
特化厳選
Cups | IV | 攻撃 | 防御 | HP | PL | CP | SCP |
---|---|---|---|---|---|---|---|
8FF | 94.84 | 131.98 | 189 | 40 | 1500 | 1775 |
マリルリのミラー対面を意識する場合、マリルリは、れいとうビームやハイドロポンプには耐性があるため、まずじゃれつく搭載型が必須条件となる。
その上で、シールドを張り合った場合、マリルリはゲージ技で決着がつくため、
着目すべきは、攻撃実数値ということになる。
攻撃実数値が高ければゲージ技を先制できるため、ミラー対面では有利だが、
攻撃実数値を上げた分だけステ積(SCP)は下がってしまうため、汎用性は低くなる。
つまり、徒に攻撃実数値を上げるわけにもいかない。
旧理想個体(PL40時代のSCP1位個体)である個体値【8FF】系統は、既に育成済みのガチ勢も多いと思われるが、
これら旧理想個体は、現理想個体より、ミラー戦で有利なため、
マリルリミラー多発環境では旧理想個体を採用するのもありだろう。
Cups | IV | 攻撃 | 防御 | HP | PL | CP | SCP |
---|---|---|---|---|---|---|---|
04E | 93.27 | 129.92 | 199 | 48.5 | 1499 | 1798 |
厳選の甘めなSCP100位前後も、“ミラー用”と考えると汎用性とのバランスが良い。
もしPL50時代の現理想個体【0FF】が入手できたのなら、ミラー用とはせずに、「ハイドロ冷ビ型」などにして運用すると、所有しているマリルリの個性を有効活用できるだろう。
GBLシーズン17時点での環境に基づいて解説
特化厳選の実情は、パーティや立ち回りとセットでデザインする側面が強いため、“厳選には答えがない”というのも、一つの答えとなる。
特化厳選の実情
よく、有用な特化厳選(かつての2チルなど)が発見されると、その特化厳選が界隈で一時的に流行るが、話題になっているからといって、安易に飛びつくのは推奨しない。
明確な戦略もなく闇雲に特化厳選個体を使っても、(特化厳選の)コンセプトが分からず、使いこなせなければ、
ただSCPの低いだけの個体に成り下がり、せっかく苦労して厳選した個体なのに、倉庫番になってしまう可能性が高い。
更に、仮想敵やミラーに対する特化厳選は、シーズン毎の各種バランス調整や環境変化でブレークポイントが変わる可能性がある点にも注意したい。
特化厳選に関しては、一度、厳選したらそれで終わりという世界ではなく、環境が変わるたびに作り直すのが前提となる。
厳選は一度で終わらせたい場合や、あまり細かい事は深く考えずに、汎用的に使いたいのなら理想個体値(SCP1位)を使っておく事をオススメする。
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マリルリの型(技セット)考察
マリルリの技1回数とCT比較
1位 | 技1 | あわ | 技1回数 | 5,5,5,5 | |
技2 | れいとうビーム | CT | 15.00 | ||
2位 | 技1 | あわ | 技1回数 | 6,5,6,5 | |
技2 | じゃれつく | CT | 16.36 | ||
3位 | 技1 | あわ | 技1回数 | 7,7,7,7 | |
技2 | ハイドロポンプ | CT | 20.45 | ||
4位 | 技1 | いわくだき | 技1回数 | 8,8,8,8 | |
技2 | れいとうビーム | CT | 23.57 | ||
5位 | 技1 | いわくだき | 技1回数 | 9,9,8,9 | |
技2 | じゃれつく | CT | 25.71 | ||
6位 | 技1 | いわくだき | 技1回数 | 11,11,11,10 | |
技2 | ハイドロポンプ | CT | 32.14 |
「技1回数とCT」の補足
1位 | 技1 | つるのムチ | 技1回数 | 6,6,5,6 | |
技2 | ハードプラント | CT | 11.25 | ||
1位 | 技1 | シャドークロー | 技1回数 | 6,6,5,6 | |
技2 | イカサマ | CT | 11.25 |
図表の「技1回数」の数値は、各型のゲージ技(技2)を撃つのに必要な通常技(技1)回数で、
図表の「CT」の数値は、各型のゲージ技を撃つのに必要なターン数。
技1回数の周期について
例えば、フシギバナの「つるプラント型(通常技とゲージ技の組み合わせ)」の場合、つるのムチ(技1)を6回撃つとゲージ技(技2)発動に必要なゲージが貯まりハードプラント(技2)を撃てる。
つるのムチを6回撃つとゲージは48貯まり、ハードプラントのゲージ消費は45のため、ゲージが3余る。
そのため、ハードプラントを3回目に撃つ時には、余りのゲージ分だけ早くゲージが貯まり、つるのムチ5回で撃てる。
このように技1回数の周期を表では「6,6,5,6」と表記している。
型の性能はCTで比較する
CT(チャージターン)は、単体でこの数値を見てもあまり意味がなく、他の型(技セット)との性能を比較する際に役立つ。
例えば、フシギバナの「つるプラント型」はCTが、ヤミラミの「シャドイカ型」と同じ11.25のため、ゲージ技発動が同じタイミング、つまり“同発(同時発動)”になることが分かる。
このように、型(技セット)同士のCTを比較することで、どちらの型の方が先制できるのか、また、回転はどちらの方が早いのか、等が判断しやすい。
GBLシーズン20時点での技性能で用語解説
じゃれ冷ビ型
|
スーパーリーグ環境に、強力なはがねが蔓延る前は、
汎用性があり、小回りの利く、この「じゃれ冷ビ型」がマリルリのテンプレ型だった。
この型は小回りが利くため、巧く駆け引きし、シールド1枚勝負に持ち込めれば、
10まんボルトを覚えたDデオキシスにも勝てる。
また、環境トップメタであるマリルリは採用率も高いため、常にミラー戦を意識する必要がある。
ミラー戦を制するためには、等倍で通るじゃれつくが必須で、
ゲージを節約でき、シールド駆け引きにも使える、れいとうビーム搭載の「じゃれ冷ビ型」がミラー戦で最も安定する。
ただし、この型は、トリデプスやレジスチルなどにあわくらいしか打点がないため、環境上位のはがねには何もできなくなる。
GBLシーズン4時点での環境に基づいて解説
ハイドロ冷ビ型
|
PvP環境が変遷するたびに、マリルリ封じの刺客が環境に送り込まれてくる。
【GBL前】第2期ではトリデプス、
【GBL前】第4期ではレジスチルなど。
こういった環境上位のはがねとタイマンで戦う場合、「じゃれ冷ビ型」では押し切れない。
ミラー戦よりも、強敵(環境上位のはがね)との勝率を上げたい場合、高威力技であるハイドロポンプを搭載した「ハイドロ冷ビ型」で対抗する必要が出てくる。
ミラー戦では、じゃれつく持ちのマリルリに手も足も出ないが、昨今のはがねが跋扈する環境では、ハイドロポンプが切れない情勢になりつつある。
GBLシーズン4時点での環境に基づいて解説
じゃれポン型(冷ビ切り)
|
そこで、考案されたのが、「じゃれポン型(冷ビ切り)」。
汎用性の高い、便利なれいとうビームを切って、くさや、雑魚狩りを放棄し、
ミラーと、強敵にのみ対抗する漢の型。
前述のように、採用率の高いマリルリ、環境上位のはがねに対抗できるようになるが、れいとうビームを失うデメリットも大きい。
まず、シールド駆け引き(ブラフ)し辛くなり、重い技が増えるため、隙を作りやすくなる。
更に、これまた環境に多いチルタリス討伐の安定性が揺らぐのと、
トロピウスや、ウツボットといったくさ連中に対し、
何やかんやして、一発でもお見舞いできれば大ダメージを与えられる、切り札、れいとうビームがなくなるのは、やはり痛い。
GBLシーズン4時点での環境に基づいて解説
初手「マリルリ」パーティ考察
スーパー環境(CP1500以下)
強ポケを並べた「マリ・レジ」並び
初手 | 裏(貫通) | 裏(引き先) |
「マリ・レジ」並び | トレンドポケモン | |
「マリ・Gマ」並び |
GBLシーズン2前後までは、環境トップを牛耳っていた高ステ積(高SCP)ポケモンに対する、明確なメタポケモンが少なかったため、「環境トップ対策は、同じ環境トップで対策」という時代だった。
強ポケを並べた「マリ・レジ」並びもその一つで、この並びに+αのポケモンを加えた構築が席巻していたが、
GBLシーズン2で、Gマッギョが実装されてからは、レジスチル枠がGマッギョに置き換わり、「マリ・Gマ」の流れへと時代は変遷していく。
GBLシーズン2時点での環境に基づいて解説
「マリ・ヤミ」並び
初手 | 裏(引き先) | 裏(貫通) |
「マリ・ヤミ」並び | あく弱点 | |
あくに優勢 | あくに劣勢 |
「マリルリ・ヤミラミ・Aガラガラ」構築は、太古から存在する古のパーティの一つで、その完成度の高さから、ロングセラーが続いているが、
GBLシーズン8で実施されたどくタイプ大幅強化による「どく・あく」並びの流行が、逆風にはなっている。
もともとのコンセプトは、マリルリとAガラガラの補完で組まれ、中性的なヤミラミを引き先にするバランス型構築だが、
ヤミラミのメインウェポンであるシャドークローとイカサマが、あくタイプに打点にならず分が悪いため、裏があく劣勢のギミックパの側面も内包する。
トレンドの遷移でAガラガラ採用が減ると、GBLシーズン9で実装されたオーロットが、Aガラガラ枠と置き換わる動きも一部見られるのは、こういった経緯から。
GBLシーズン9時点での環境に基づいて解説
「マリルリ・ヤミラミ・Aガラガラ」考察
初手 | 裏(引き先) | 裏(貫通) |
防御時のタイプ相性 | ||||||||||||||||||
ノ | 炎 | 水 | 電 | 草 | 氷 | 格 | 毒 | 地 | 超 | 虫 | 岩 | 霊 | 竜 | 悪 | 鋼 | 妖 | ||
強 | 強 | 弱 | 弱 | 強 | 強 | 弱 | 強 | 強 | 強 | |||||||||
強 | 強 | 強 | 強 | 弱 | ||||||||||||||
強 | 強 | 弱 | 強 | 強 | 強 | 強 | 弱 | 強 | 弱 | 弱 | 弱 | 強 | 強 | |||||
弱(約2.56倍)、弱(1.6倍)、強(約0.625倍)、強(約0.39倍)、強(約0.244倍) |
初手にマリルリを置き、引き先にヤミラミ、隠し玉Aガラガラで貫通するパーティ。
ヤミラミであくタイプや、みずタイプを呼び、それらをマリルリで処理して、Aガラガラが通りやすい準備をしておくのが基本。
マリルリ初手は、多くの頻出初手に出し勝てるが、マリルリにシールド2枚を使って強引に対面をとっても、裏で貫通されたら元も子もないため、
一旦、ヤミラミに引いて様子を見る方が安定する。
GBLシーズン1までは、引き先として、Dデオキシスや、スリーパー使いが多かった為、こちらの引き先ヤミラミは綺麗に追えない事が多々あった。
ブラッキーなど、明確にヤミラミを追えるポケモンに引かれた場合は、マリルリ再展開でブラッキーを処理すれば、貫通役のAガラガラが通りやすくなる。
ヤミラミが、マリルリで追われる事も考慮すると、引き先のヤミラミは、マリルリにも打点を持てるおんがえし搭載のLヤミラミが望ましい。
GBLシーズン2時点での環境に基づいて解説
「マリ・ムド」並び
初手 | 裏(貫通) | 裏(引き先) |
「マリ・ムド」並び | ムドと役割重複 | |
マリと弱点重複 | ||
中性的な引き先 |
マリルリと、エアームドの「マリ・ムド」は太古から存在する並びだが、エアームドがくさに激強の関係で、くさに激弱のナマズンも含めた「マリルリ・ナマズン・エアームド」構築が普及していた。
時は流れ、GBLシーズン2でGマッギョが実装されると、ナマズン枠がGマッギョと置き換わり、スーパーリーグ究極にして、王道の並び「マリ・Gマ」が遂に誕生する。
「マリ・Gマ」の並び自体が、スーパー環境の一つの解答といえるほど強力で、
この並びは、GBLシーズン2から続く“王道の並び”でもあるため、「マリ・Gマ」の並びにトレンドポケモンを加えた、様々なパターンが存在する。
GBLシーズン2時点での環境に基づいて解説
「マリルリ・Gマッギョ・エアームド」考察
初手 | 裏(引き先) | 裏(貫通) |
防御時のタイプ相性 | ||||||||||||||||||
ノ | 炎 | 水 | 電 | 草 | 氷 | 格 | 毒 | 地 | 超 | 虫 | 岩 | 霊 | 竜 | 悪 | 鋼 | 妖 | ||
強 | 強 | 弱 | 弱 | 強 | 強 | 弱 | 強 | 強 | 強 | |||||||||
強 | 弱 | 弱 | 強 | 弱 | 強 | 弱 | 強 | 強 | 強 | 強 | 強 | 強 | 強 | |||||
強 | 弱 | 弱 | 強 | 強 | 強 | 強 | 強 | 強 | 強 | 強 | 強 | |||||||
弱(約2.56倍)、弱(1.6倍)、強(約0.625倍)、強(約0.39倍)、強(約0.244倍) |
初手にマリルリを置き、引き先にGマッギョ、くさ対策にエアームドを編成したはがね2枚積みパーティ。
「エアームド・マリルリ・Gマッギョ」の並びを変えた亜種パでもある。
マリルリとGマッギョの並びは、それ自体が強いため、この並びのパーティを使い慣れている場合、初手や並びを入れ替えて、
メインパーティの調子が悪い日に使う、“セカンドパーティ”として運用するのも一つの手。
どのポケモンも、耐久や耐性に優れ、威力の大きな大砲ゲージ技も扱えるポケモン達で編成されているため、相手のパーティによって、柔軟にフィニッシャ―を変える立ち回りができる。
基本は、Gマッギョに引いてラグラージやかくとうなどを釣り、マリルリで処理して、エアームドを通すのが一般的。
マリルリとGマッギョがくさに弱めなので、初手くさや、Gマッギョ引きでくさに追われた場合は、エアームドで起点を作る。
GBLシーズン2時点での環境に基づいて解説
備考
図表で省略された正確な倍率
タイプ相性倍率
ゲーム内コメント(タイプ相性) | タイプ相性倍率 |
効果はばつぐんだ!(二重弱点) | 2.56倍 |
効果はばつぐんだ!(弱点) | 1.6倍 |
通常ダメージ(等倍) | 1倍 |
効果はいまひとつだ...(耐性) | 0.625倍 |
効果はいまひとつだ...(二重耐性) | 0.390625倍 |
効果はいまひとつだ...(無効) | 0.390625倍 |
効果はいまひとつだ...(耐性×無効) | 0.244140625倍 |
バフ・デバフ倍率
効果倍率 | バフ | デバフ |
1段階目 | 1.25倍 | 0.8倍 |
2段階目 | 1.5倍 | 0.66666667倍 |
3段階目 | 1.75倍 | 0.5714286倍 |
4段階目 | 2.0倍 | 0.5倍 |
種族類型
種族類型 | ステータス比率 | 特徴 |
耐久型 | (攻撃<防御≒HP) | ステ積(SCP)が最大となり、ステータス上の強さは最強。攻撃実数値が最小のため、先制権は、ほぼない。 |
HPタンク型 | (攻撃≒防御<HP) | ステ積(SCP)は耐久型に次ぐため、ステータス上の強さは上位。防御型と比較し、1ターン技などの攻撃間隔の短い技には優位だが、威力の高い通常技やゲージ技に対しては弱い。 |
防御型 | (攻撃≒HP<防御) | ステ積(SCP)は耐久型に次ぐため、ステータス上の強さは上位。HPタンク型と比較し、威力の高い通常技やゲージ技には優位だが、1ターン技など、攻撃間隔の短い技には弱い。 |
バランス型 | (攻撃≒防御≒HP) | ステ積(SCP)は低めのため、ステータス上の強さは弱め。攻撃実数値は高めのため、先制できることが多い。 |
攻撃型 | (防御≒HP<攻撃) | ステ積(SCP)が最小となり、ステータス上の強さは最弱。攻撃実数値が最大のため、ゲージ技をほぼ確実に先制できる。 |
厳選基準の詳細
厳選基準 | 解説 |
理想個体 | SCP1位個体(全組合せ中、実数値の積が最大となる個体) |
攻撃特化 | 全組合せ中、攻撃実数値が最大となる個体 |
防御特化 | 全組合せ中、防御実数値が最大となる個体 |
HP特化 | 全組合せ中、HP実数値が最大となる個体 |
100内A特 | SCP100位以内に厳選された個体の中で、攻撃実数値が最大となる個体 |
100内B特 | SCP100位以内に厳選された個体の中で、防御実数値が最大となる個体 |
100内H特 | SCP100位以内に厳選された個体の中で、HP実数値が最大となる個体 |
レイド1位 | 最低個体値A以上固定の入手経路内で、SCPが最大となる個体 |
レイドA特 | 最低個体値A以上固定の入手経路内で、攻撃実数値が最大となる個体 |
レイドB特 | 最低個体値A以上固定の入手経路内で、防御実数値が最大となる個体 |
レイドH特 | 最低個体値A以上固定の入手経路内で、HP実数値が最大となる個体 |
相棒なし | 最高の相棒によるCPブーストを適用しない状態でのSCP1位個体 |
相棒あり | 最高の相棒によるCPブーストを適用した状態でのSCP1位個体 |