マリルリの基本性能
図鑑No.0184 | 種族値 | SCP | ||
攻撃 | 112 | 605 | ||
防御 | 152 | 1818 | ||
HP | 225 | 2108 | ||
合計 | 489 | 2108 |
マリルリの弱点と耐性
弱点 | 耐性 |
|
|
マリルリの覚える技
通常技 | DPT | EPT | 威力 | ゲージ | 時間 |
あわ | 3.20 | 3.67 | 9.6 | +11 | 3 |
いわくだき | 3.00 | 2.33 | 9.0 | +7 | 3 |
ゲージ技 | 威力 | ゲージ | DPE |
ハイドロポンプ | 156 | -75 | 2.08 |
れいとうビーム | 90 | -55 | 1.64 |
じゃれつく | 108 | -60 | 1.80 |
*は限定技(※レガシー技等含む)
マリルリの個体値厳選
理想個体値(SCP1位)
Cups | IV | 攻撃 | 防御 | HP | PL | CP | SCP |
---|---|---|---|---|---|---|---|
0FF | 52.9 | 78.88 | 113 | 12.5 | 500 | 605 | |
0FF | 91.59 | 136.57 | 196 | 45.5 | 1499 | 1818 | |
FFF | 107.35 | 141.17 | 202 | 51 | 1816 | 2108 | |
FFF | 100.37 | 131.98 | 189 | 40 | 1588 | 1843 | |
FFF | 101 | 132.82 | 190 | 41 | 1608 | 1865 | |
FFF | 106.72 | 140.33 | 201 | 50 | 1795 | 2084 | |
FFF | 107.35 | 141.17 | 202 | 51 | 1816 | 2108 |
各種レギュに於ける理想個体値の補足
- GBLでのCP500以下レギュレーションでは、CP制限以外にも出場条件が設定されるケースが多いため、実際には参戦できない場合あり
- 野生出現しないポケモン(リワード産やレイド産限定)や、トレードに制限のあるポケモン(伝説や幻のポケモンなど)は、最低PLや最低個体値が条件に応じて適用されるため、その範囲内での理想個体値となる
- 上記条件などにより、入手時点でCPがCP制限を超えてしまい、理想個体値が存在しない場合は"-"と表示
- 理想個体値(SCP1位)が複数存在する場合は、個体値の総和が最大のものを代表として表示
- マスターリーグでは、通常マスター(PL50)+相棒ブースト適用(PL51)と、MLクラシック(PL40)+相棒ブースト適用(PL41)毎にSCP表示
GBLシーズン6(2020年12月1日~)からのPL上限解放に伴い、PL50まで強化可能となったことで、スーパーリーグの個体値再厳選が必要になった。
新たな理想個体値【0FF】だと、ステ積が245万(SCP1818)を超える。
“筋骨隆々”となったマリルリを巷では“ムキマリ”と称し、
ただでさえ強いマリルリが、更なる凶悪性能へと変貌した。
特化厳選
Cups | IV | 攻撃 | 防御 | HP | PL | CP | SCP |
---|---|---|---|---|---|---|---|
8FF | 94.84 | 131.98 | 189 | 40 | 1500 | 1775 |
マリルリのミラー対面を意識する場合、マリルリは、れいとうビームやハイドロポンプには耐性があるため、まずじゃれつく搭載型が必須条件となる。
その上で、シールドを張り合った場合、マリルリはゲージ技で決着がつくため、
着目すべきは、攻撃実数値ということになる。
攻撃実数値が高ければゲージ技を先制できるため、ミラー対面では有利だが、
攻撃実数値を上げた分だけステ積(SCP)は下がってしまうため、汎用性は低くなる。
つまり、徒に攻撃実数値を上げるわけにもいかない。
旧理想個体(PL40時代のSCP1位個体)である個体値【8FF】系統は、既に育成済みのガチ勢も多いと思われるが、
これら旧理想個体は、現理想個体より、ミラー戦で有利なため、
マリルリミラー多発環境では旧理想個体を採用するのもありだろう。
Cups | IV | 攻撃 | 防御 | HP | PL | CP | SCP |
---|---|---|---|---|---|---|---|
04E | 93.27 | 129.92 | 199 | 48.5 | 1499 | 1798 |
厳選の甘めなSCP100位前後も、“ミラー用”と考えると汎用性とのバランスが良い。
もしPL50時代の現理想個体【0FF】が入手できたのなら、ミラー用とはせずに、「ハイドロ冷ビ型」などにして運用すると、所有しているマリルリの個性を有効活用できるだろう。
GBLシーズン17時点での環境に基づいて解説
特化厳選の実情は、パーティや立ち回りとセットでデザインする側面が強いため、“厳選には答えがない”というのも、一つの答えとなる。
特化厳選の実情
よく、有用な特化厳選(かつての2チルなど)が発見されると、その特化厳選が界隈で一時的に流行るが、話題になっているからといって、安易に飛びつくのは推奨しない。
明確な戦略もなく闇雲に特化厳選個体を使っても、(特化厳選の)コンセプトが分からず、使いこなせなければ、
ただSCPの低いだけの個体に成り下がり、せっかく苦労して厳選した個体なのに、倉庫番になってしまう可能性が高い。
更に、仮想敵やミラーに対する特化厳選は、シーズン毎の各種バランス調整や環境変化でブレークポイントが変わる可能性がある点にも注意したい。
特化厳選に関しては、一度、厳選したらそれで終わりという世界ではなく、環境が変わるたびに作り直すのが前提となる。
厳選は一度で終わらせたい場合や、あまり細かい事は深く考えずに、汎用的に使いたいのなら理想個体値(SCP1位)を使っておく事をオススメする。
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マリルリの型(技セット)考察
マリルリの技1回数とCT比較
1位 | 技1 | あわ | 技1回数 | 5.0回 | |
技2 | れいとうビーム | CT | 15.00 | ||
2位 | 技1 | あわ | 技1回数 | 5.5回 | |
技2 | じゃれつく | CT | 16.36 | ||
3位 | 技1 | あわ | 技1回数 | 6.8回 | |
技2 | ハイドロポンプ | CT | 20.45 | ||
4位 | 技1 | いわくだき | 技1回数 | 7.9回 | |
技2 | れいとうビーム | CT | 23.57 | ||
5位 | 技1 | いわくだき | 技1回数 | 8.6回 | |
技2 | じゃれつく | CT | 25.71 | ||
6位 | 技1 | いわくだき | 技1回数 | 10.7回 | |
技2 | ハイドロポンプ | CT | 32.14 |
型(技セット)の補足説明
2位 | 技1 | マッドショット | 技1回数 | 4.4回 | |
技2 | ハイドロカノン | CT | 8.89 | ||
2位 | 技1 | でんきショック | 技1回数 | 4.4回 | |
技2 | ばかぢから | CT | 8.89 |
図表の「技1回数」の数値は、各型のゲージ技を撃つのに必要な通常技(技1)回数。
図表の「CT」の数値は、各型のゲージ技を撃つのに必要なターン数。
例えば、ラグラージの「マッショカノン型」の場合、マッドショットを4.4回撃つとゲージ技(技2)発動に必要なゲージが貯まりハイドロカノンを撃てる。
実戦では小数点以下の回数でゲージ技を撃てないため、1発目のハイドロカノンを撃つにはマッドショット5回が必要。
以降、実戦での技1回数は「5、4、5、4、5…」という周期となる。
CT(チャージターン)は、単体でこの数値を見てもあまり意味がなく、他の型(技セット)との性能を比較する際に役立つ。
例えば、メルメタルの「でんショばかぢ型」はCTが、ラグラージの「マッショカノン型」と同じ8.89のため、ゲージ技発動が同じタイミング、つまり“同発”になることが分かる。
このように、型(技セット)同士のCTを比較することで、どちらの型の方が先制できるのか、また、回転はどちらの方が早いのか、等が判断しやすい。
GBLシーズン17時点での技性能で用語解説
テンプレの型
じゃれ冷ビ型
|
スーパーリーグ環境に、強力なはがねが蔓延る前は、
汎用性があり、小回りの利く、この「じゃれ冷ビ型」がマリルリのテンプレ型だった。
この型は小回りが利くため、巧く駆け引きし、シールド1枚勝負に持ち込めれば、
10まんボルトを覚えたDデオキシスにも勝てる。
また、環境トップメタであるマリルリは採用率も高いため、常にミラー戦を意識する必要がある。
ミラー戦を制するためには、等倍で通るじゃれつくが必須で、
ゲージを節約でき、シールド駆け引きにも使える、れいとうビーム搭載の「じゃれ冷ビ型」がミラー戦で最も安定する。
ただし、この型は、トリデプスやレジスチルなどにあわくらいしか打点がないため、環境上位のはがねには何もできなくなる。
GBLシーズン4時点での環境に基づいて解説
ハイドロ冷ビ型
|
PvP環境が変遷するたびに、マリルリ封じの刺客が環境に送り込まれてくる。
【GBL前】第2期ではトリデプス、
【GBL前】第4期ではレジスチルなど。
こういった環境上位のはがねとタイマンで戦う場合、「じゃれ冷ビ型」では押し切れない。
ミラー戦よりも、強敵(環境上位のはがね)との勝率を上げたい場合、高威力技であるハイドロポンプを搭載した「ハイドロ冷ビ型」で対抗する必要が出てくる。
ミラー戦では、じゃれつく持ちのマリルリに手も足も出ないが、昨今のはがねが跋扈する環境では、ハイドロポンプが切れない情勢になりつつある。
GBLシーズン4時点での環境に基づいて解説
じゃれポン型(冷ビ切り)
|
そこで、考案されたのが、「じゃれポン型(冷ビ切り)」。
汎用性の高い、便利なれいとうビームを切って、くさや、雑魚狩りを放棄し、
ミラーと、強敵にのみ対抗する漢の型。
前述のように、採用率の高いマリルリ、環境上位のはがねに対抗できるようになるが、れいとうビームを失うデメリットも大きい。
まず、シールド駆け引き(ブラフ)し辛くなり、重い技が増えるため、隙を作りやすくなる。
更に、これまた環境に多いチルタリス討伐の安定性が揺らぐのと、
トロピウスや、ウツボットといったくさ連中に対し、
何やかんやして、一発でもお見舞いできれば大ダメージを与えられる、切り札、れいとうビームがなくなるのは、やはり痛い。
GBLシーズン4時点での環境に基づいて解説
マリルリの概要
PvP性能ポイント
スーパーリーグ“最強”の一角
スーパーリーグの環境において、マリルリを抜きに考えることはできない。
ガチ勢同士の対人戦の場合、まず第一に対策しなければならない案件として、マリルリがあり、マリルリ対策を怠ることは敗北を意味する。
それくらいスーパーリーグで猛威を振るっている厨ポケが
“マリルリ(青い悪魔)”なのだ。
スーパーリーグの歴史は、マリルリの歴史だといっても過言ではない。
ナイアン(Niantic, Inc.)によるマリルリ封じのバランス調整や、刺客投入で、何度も、「遂にマリルリ衰退か」と囁かれ続けたが、結局、環境が一周するごとに、
不死鳥のようにスーパーリーグ界“トップメタ”に舞い戻ってくる。
それが、マリルリ。
とりあえず、マリルリ所持を匂わすだけでも、パーティ編成面で牽制効果があるため、心理的駆け引きに於いてもこの青い悪魔は使える。
HPタンク役として優秀
マリルリはスーパーリーグのために製造されたような性能となっており、苦手なでんきタイプ、くさタイプ、どくタイプでなければ、
“ステータスの暴力”によって、ほぼゴリ押しで殴り勝てる。
と、いうのも、CP制限リーグでは心許なくなりがちなHP実数値が、マリルリに限っては、まったく心配のいらない“HPタンク状態”。
このタンクの安心感は、多くのガチ勢が激戦を生き抜くための術として、ついつい青い悪魔に手を出してしまう所以でもある。
とりあえず構築に迷ったら、このタンク(マリルリ)を組み込んでおけば、何かしら仕事をしてくれる。
広い技範囲
マリルリの強さの秘密は、CP制限リーグ向きのステータス比率と、この技範囲の広さにある。
環境が入れ替わるたびに、技構成の異なる“型”の流行にも変遷があり、どの組み合わせも優秀で需要があるため、”型選び”が毎度、悩ましい案件となっている。
「初手」「引き先」「貫通」すべてに適性あり
マリルリのスーパーリーグでの性能は、これまで述べてきたように、“突出”している。
しかも、その突出の仕方が“特化型”ではなく、“万能型”のため、
GBLのルールで求められる「初手」「引き先」「貫通」という重要な役割すべてに適性を持つ。
初手マリルリ、引き先マリルリ、貫通役マリルリと、シーズンにより流行り廃りの変遷はあるが、
「旬のポケモン」+「マリルリ」といった具合に、どのポジションでもこなせる万能なマリルリが、
“結論パ”の一角に組み込まれる事が多い。
「あわ」の栄枯盛衰
通常技 | DPT | EPT | 威力 | ゲージ | 時間 |
あわ | 2.66(3.20) | 3.67 | 8(9.6) | +11 | 3 |
あわ | 2.33(2.80) | 3.67 | 7(8.4) | +11 | 3 |
あわ | 2.66(3.20) | 3.67 | 8(9.6) | +11 | 3 |
GBLシーズン6 後半(2021年1月12日~)
- 威力8(9.6)→7(8.4)
GBLシーズン17 前半(2023年12月2日~)
- 威力7(8.4)→8(9.6)
威力の()内はタイプ一致
GBLシーズン6「後半」(2021年1月12日~)からのバランス調整で、あわが弱体化された。
GBLシーズン6(2020年12月1日~)からのPL上限解放に伴い、PL50まで強化可能となったことで、マリルリが強くなり過ぎることへのピンポイント調整なのは明らか。
この弱体化の煽りを受けて、PL40以上に強化したムキマリでも、シールド1枚同士だと10まんボルト持ちのDデオキシスに押し負けるといった対面変化が生じている。
GBLシーズン17 前半(2023年12月2日~)からのバランス調整で、一度、弱体化されたあわの威力が強化され、威力8に戻った。
ナイアン(Niantic, Inc.)の手口としては、技の性能調整で環境のバランスを調整するため、あわの威力を戻す必要に迫られたのだろう。
入手・育成ポイント
入手可能な最低個体値
入手先 | 最低PL | 最低IV | 組合せ |
野生 | 1 | 0 | 4096通り |
マリルのアメ集め
少し前なら、野生湧きもタマゴ孵化も潤沢だったため、長くプレイしているトレーナーなら、厳選やアメ不足で困ることは少ないだろう。
ただ、最近始めた新参者や復帰勢には、第2世代のマリル(マリルリの進化前)は野生湧きが減少傾向のため、少し入手しづらい情勢かもしれない。
コミュニティデイや、スポットライトアワー、ポケモンの巣などの対象になった際に狙いたい。
ベビーの時にわざ開放
タマゴ孵化で育てたいルリリが生まれた場合は、
ルリリの段階でサードアタックをアンロックしておくと、
「砂」と「アメ」を節約できるためオススメ。
ベビーの時にわざ開放
- ルリリの時にサードアタック開放→「砂:10,000」「アメ:25個」
- マリルの時にサードアタック開放→「砂:50,000」「アメ:50個」
備考
図表で省略された正確な倍率
タイプ相性倍率
ゲーム内コメント(タイプ相性) | タイプ相性倍率 |
効果はばつぐんだ!(二重弱点) | 2.56倍 |
効果はばつぐんだ!(弱点) | 1.6倍 |
通常ダメージ(等倍) | 1倍 |
効果はいまひとつだ...(耐性) | 0.625倍 |
効果はいまひとつだ...(二重耐性) | 0.390625倍 |
効果はいまひとつだ...(無効) | 0.390625倍 |
効果はいまひとつだ...(耐性×無効) | 0.244140625倍 |
バフ・デバフ倍率
効果倍率 | バフ | デバフ |
1段階目 | 1.25倍 | 0.8倍 |
2段階目 | 1.5倍 | 0.66666667倍 |
3段階目 | 1.75倍 | 0.5714286倍 |
4段階目 | 2.0倍 | 0.5倍 |
種族類型
種族類型 | ステータス比率 | 特徴 |
耐久型 | (攻撃<防御≒HP) | ステ積(SCP)が最大となり、ステータス上の強さは最強。攻撃実数値が最小のため、先制権は、ほぼない。 |
HPタンク型 | (攻撃≒防御<HP) | ステ積(SCP)は耐久型に次ぐため、ステータス上の強さは上位。防御型と比較し、1ターン技などの攻撃間隔の短い技には優位だが、威力の高い通常技やゲージ技に対しては弱い。 |
防御型 | (攻撃≒HP<防御) | ステ積(SCP)は耐久型に次ぐため、ステータス上の強さは上位。HPタンク型と比較し、威力の高い通常技やゲージ技には優位だが、1ターン技など、攻撃間隔の短い技には弱い。 |
バランス型 | (攻撃≒防御≒HP) | ステ積(SCP)は低めのため、ステータス上の強さは弱め。攻撃実数値は高めのため、先制できることが多い。 |
攻撃型 | (防御≒HP<攻撃) | ステ積(SCP)が最小となり、ステータス上の強さは最弱。攻撃実数値が最大のため、ゲージ技をほぼ確実に先制できる。 |
厳選基準の詳細
厳選基準 | 解説 |
理想個体 | SCP1位個体(全組合せ中、実数値の積が最大となる個体) |
攻撃特化 | 全組合せ中、攻撃実数値が最大となる個体 |
防御特化 | 全組合せ中、防御実数値が最大となる個体 |
HP特化 | 全組合せ中、HP実数値が最大となる個体 |
100内A特 | SCP100位以内に厳選された個体の中で、攻撃実数値が最大となる個体 |
100内B特 | SCP100位以内に厳選された個体の中で、防御実数値が最大となる個体 |
100内H特 | SCP100位以内に厳選された個体の中で、HP実数値が最大となる個体 |
レイド1位 | 最低個体値A以上固定の入手経路内で、SCPが最大となる個体 |
レイドA特 | 最低個体値A以上固定の入手経路内で、攻撃実数値が最大となる個体 |
レイドB特 | 最低個体値A以上固定の入手経路内で、防御実数値が最大となる個体 |
レイドH特 | 最低個体値A以上固定の入手経路内で、HP実数値が最大となる個体 |
相棒なし | 最高の相棒によるCPブーストを適用しない状態でのSCP1位個体 |
相棒あり | 最高の相棒によるCPブーストを適用した状態でのSCP1位個体 |