トリデプスの基本性能
図鑑No.0411 | 種族値 | SCP | ||
攻撃 | 94 | 666 | ||
防御 | 286 | 2004 | ||
HP | 155 | 2239 | ||
合計 | 535 | 2239 |
トリデプスの弱点と耐性
弱点 | 耐性 |
|
|
トリデプスの覚える技
通常技 | DPT | EPT | 威力 | ゲージ | 時間 |
うちおとす | 4.80 | 2.67 | 14.4 | +8 | 3 |
アイアンテール | 4.00 | 2.33 | 12.0 | +7 | 3 |
ゲージ技 | 威力 | ゲージ | DPE |
やつあたり* | 10 | -70 | 0.14 |
おんがえし* | 130 | -70 | 1.86 |
かえんほうしゃ | 90 | -55 | 1.64 |
ストーンエッジ | 120 | -55 | 2.18 |
ラスターカノン | 132 | -70 | 1.89 |
*は限定技(※レガシー技等含む)
トリデプスの個体値厳選
理想個体値(SCP1位)
Cups | IV | 攻撃 | 防御 | HP | PL | CP | SCP |
---|---|---|---|---|---|---|---|
0E8 | 46.14 | 147.26 | 80 | 13.5 | 500 | 666 | |
0FE | 78.99 | 252.93 | 142 | 50 | 1497 | 2004 | |
FFF | 92.14 | 254.44 | 143 | 51 | 1761 | 2239 | |
FFF | 86.14 | 237.88 | 134 | 40 | 1539 | 1960 | |
FFF | 86.69 | 239.39 | 135 | 41 | 1559 | 1987 | |
FFF | 91.59 | 252.93 | 142 | 50 | 1741 | 2211 | |
FFF | 92.14 | 254.44 | 143 | 51 | 1761 | 2239 |
各種レギュに於ける理想個体値の補足
- GBLでのCP500以下レギュレーションでは、CP制限以外にも出場条件が設定されるケースが多いため、実際には参戦できない場合あり
- 野生出現しないポケモン(リワード産やレイド産限定)や、トレードに制限のあるポケモン(伝説や幻のポケモンなど)は、最低PLや最低個体値が条件に応じて適用されるため、その範囲内での理想個体値となる
- 上記条件などにより、入手時点でCPがCP制限を超えてしまい、理想個体値が存在しない場合は"-"と表示
- 理想個体値(SCP1位)が複数存在する場合は、個体値の総和が最大のものを代表として表示
- マスターリーグでは、通常マスター(PL50)+相棒ブースト適用(PL51)と、MLクラシック(PL40)+相棒ブースト適用(PL41)毎にSCP表示
もともと“硬い”でお馴染みのトリデプスであったが、
GBLシーズン6(2020年12月1日~)からのPL上限解放に伴い、PL50まで強化可能となったことで、
スーパーリーグでの理想個体値が【CFF】から【0FE】へ更新された。
スーパーリーグ環境でありながら、そのステ積(SCP)は驚異の283万(SCP2004)を超える。
まさに“規格外”の“硬さ”を手に入れ、一度は覇者の座を退いたトリデプスが、再び、スーパーリーグ環境へ舞い戻ってきた。
特化厳選
Cups | IV | 攻撃 | 防御 | HP | PL | CP | SCP |
---|---|---|---|---|---|---|---|
0FE | 78.99 | 252.93 | 142 | 50 | 1497 | 2004 |
トリデプスのミラー戦は、通常技で決着がつくため、HP実数値が重要なのだが、トリデプスのような種族値が防御に尖っているポケモンの場合、
「SCP1位(0FE)のトリデプス」と、「全個体値でHP最大のトリデプス」で、HPが1しか違わず、勝敗に影響がないため、下手に特化厳選するよりは、SCP1位個体が無難。
また、下記でも言及するように、PL40時代の旧理想個体(CFF)だと、PL50時代の現理想個体(0FE)には勝てないため、ミラー戦まで考慮する場合は、作り直す必要がある。
Cups | IV | 攻撃 | 防御 | HP | PL | CP | SCP |
---|---|---|---|---|---|---|---|
CFF | 83.77 | 237.88 | 134 | 40 | 1497 | 1924 |
トリデプスの旧理想個体は、【CFF】だったため、個体値が最低でもA以上、保証されているタマゴ産やリワード産から、厳選しやすかった。
その為、ガチ勢の多くは、既に旧理想個体でスーパーリーグ用の個体を作成済みだと思われる。
旧理想個体(CFF)から新理想個体(0FE)へ厳選し直すかどうかについて言及すると、
トリデプスのような役割のはっきりしている“特化型”のポケモンは、対面の得意不得意が明確なため、多少のステ積(SCP)の差は、それほど気にならず、わざわざ作り直さなくても役割の遂行に支障はないだろう。
とはいえ、トリデプスのミラー対面は、通常技で決着がつくため、旧理想個体ではHP実数値が足りず、新理想個体(0FE)には勝てない点は留意する必要がある。
GBLシーズン17時点での環境に基づいて解説
特化厳選の実情は、パーティや立ち回りとセットでデザインする側面が強いため、“厳選には答えがない”というのも、一つの答えとなる。
特化厳選の実情
よく、有用な特化厳選(かつての2チルなど)が発見されると、その特化厳選が界隈で一時的に流行るが、話題になっているからといって、安易に飛びつくのは推奨しない。
明確な戦略もなく闇雲に特化厳選個体を使っても、(特化厳選の)コンセプトが分からず、使いこなせなければ、
ただSCPの低いだけの個体に成り下がり、せっかく苦労して厳選した個体なのに、倉庫番になってしまう可能性が高い。
更に、仮想敵やミラーに対する特化厳選は、シーズン毎の各種バランス調整や環境変化でブレークポイントが変わる可能性がある点にも注意したい。
特化厳選に関しては、一度、厳選したらそれで終わりという世界ではなく、環境が変わるたびに作り直すのが前提となる。
厳選は一度で終わらせたい場合や、あまり細かい事は深く考えずに、汎用的に使いたいのなら理想個体値(SCP1位)を使っておく事をオススメする。
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トリデプスの型(技セット)考察
トリデプスの技1回数とCT比較
1位 | 技1 | うちおとす | 技1回数 | 6.9回 | |
技2 | かえんほうしゃ | CT | 20.63 | ||
1位 | 技1 | うちおとす | 技1回数 | 6.9回 | |
技2 | ストーンエッジ | CT | 20.63 | ||
3位 | 技1 | アイアンテール | 技1回数 | 7.9回 | |
技2 | かえんほうしゃ | CT | 23.57 | ||
3位 | 技1 | アイアンテール | 技1回数 | 7.9回 | |
技2 | ストーンエッジ | CT | 23.57 | ||
5位 | 技1 | うちおとす | 技1回数 | 8.8回 | |
技2 | やつあたり | CT | 26.25 | ||
5位 | 技1 | うちおとす | 技1回数 | 8.8回 | |
技2 | おんがえし | CT | 26.25 | ||
5位 | 技1 | うちおとす | 技1回数 | 8.8回 | |
技2 | ラスターカノン | CT | 26.25 | ||
8位 | 技1 | アイアンテール | 技1回数 | 10.0回 | |
技2 | やつあたり | CT | 30.00 | ||
8位 | 技1 | アイアンテール | 技1回数 | 10.0回 | |
技2 | おんがえし | CT | 30.00 | ||
8位 | 技1 | アイアンテール | 技1回数 | 10.0回 | |
技2 | ラスターカノン | CT | 30.00 |
型(技セット)の補足説明
2位 | 技1 | マッドショット | 技1回数 | 4.4回 | |
技2 | ハイドロカノン | CT | 8.89 | ||
2位 | 技1 | でんきショック | 技1回数 | 4.4回 | |
技2 | ばかぢから | CT | 8.89 |
図表の「技1回数」の数値は、各型のゲージ技を撃つのに必要な通常技(技1)回数。
図表の「CT」の数値は、各型のゲージ技を撃つのに必要なターン数。
例えば、ラグラージの「マッショカノン型」の場合、マッドショットを4.4回撃つとゲージ技(技2)発動に必要なゲージが貯まりハイドロカノンを撃てる。
実戦では小数点以下の回数でゲージ技を撃てないため、1発目のハイドロカノンを撃つにはマッドショット5回が必要。
以降、実戦での技1回数は「5、4、5、4、5…」という周期となる。
CT(チャージターン)は、単体でこの数値を見てもあまり意味がなく、他の型(技セット)との性能を比較する際に役立つ。
例えば、メルメタルの「でんショばかぢ型」はCTが、ラグラージの「マッショカノン型」と同じ8.89のため、ゲージ技発動が同じタイミング、つまり“同発”になることが分かる。
このように、型(技セット)同士のCTを比較することで、どちらの型の方が先制できるのか、また、回転はどちらの方が早いのか、等が判断しやすい。
GBLシーズン17時点での技性能で用語解説
テンプレの型
うちエッジ放射型
|
トリデプスの一番大事な仕事は、“ガン起点”にすること。
を通常技だけでつまり、通常技はうちおとす一択となる。
また、スーパーリーグで貴重なほのお技は、何かと重宝するため、かえんほうしゃを切る理由も特にない。
よって、トリデプスのうちおとすとかえんほうしゃはほぼ、固定セットで問題ないだろう。
サードアタックをストーンエッジにした「エッジ型」は、「ラスカ型」よりゲージ消費が少ないため、
汎用性があって扱いやすいトリデプスの「テンプレ型」。
GBLシーズン1時点での環境に基づいて解説
うちエッジラスカ型
|
「ラスカ型」は、苦手なかくとうやじめん、ミラー戦を意識して採用するケースが僅かに存在したが、
実戦では、それほど大きな違いも実感できないことから、少数派の域を脱せなかった。
それが、GBLシーズン3(2020年7月28日~)から実施されたバランス調整で、ラスターカノンが弱体化、採用率は更に下がると思われる。
GBLシーズン3時点での環境に基づいて解説
トリデプスの概要
PvP性能ポイント
鉄壁の要塞“トリデ”
その見るからに“盾感”まるだしのフォルムからも想像が容易いように、
「実数値の積」が、実質、スーパーリーグの“頂点”だと言っても過言ではない、
“超耐久型”ポケモン。
それまでの、マリルリ環境で構築された、ドラゴン、フェアリー、 、くさ連中に対し、
トリデプスは、有利に立ち回れるタイプ相性と技構成を備えており、
【GBL前】第2期(2019年2月1日~)からの実装と同時に、環境トップメタに君臨。
文字通り、それまでのPvP環境を一新した“盾(立)役者”となった。
スーパーリーグの「ほのお」枠
トリデプスが実装された【GBL前】第2期(2019年2月1日~)環境では、
くさタイプやはがね対策に、ほのお技自体の需要はあったのだが、
マリルリをはじめ、強力なみずタイプの勢力が強すぎて、どうしても耐久の低いほのおタイプは、活躍が難しかった。
そんな状況下で、貴重なほのお技であるかえんほうしゃを扱えるトリデプスは、
安心してほのお技を放てるほのお枠としての出番も多かった。
「ひこうタイプ」キラー
トップクラスのステータスと、二重耐性を持つトリデプスは、
に難攻不落の“鉄壁の要塞”と化す。
連中相手なら、スーパーリーグ界、最強格を誇る 、チルタリスと、エアームドですら、トリデプスの前では全く歯が立たず、
一方的に“ガン起点”にされるだけ、されて、終わりである。
まさに、絶対に許さないマン。
“絶望”という未来しか残されていない。
とトリデプスの対面を作れた時点で、相手にはギミックパの代名詞「砦/草/草」
「トリデプス・ウツボット・チェリムP」 | ||
残り草枠「メガニウム」パターン | ||
残り草枠「ハヤシガメ」パターン | ||
残り草枠「ドダイトス」パターン | ||
残り草枠「トロピウス」パターン | ||
残り草枠「フシギバナ」パターン | ||
トリデプスとくさ(主にSウツボット)を組ませ、“ラス1(ラストの1匹)”勝負に持ち込むギミックパが定期的に流行する。
中でも、トリデプスの代表作であり、最も有名な“ギミックパ”でもあるのが、
「砦、草、草」。
くさ2枠構成のゴリ押し型ギミックだが、GBLシーズン6「後半」(2021年1月12日~)のはっぱカッター弱体化までは、分かっていても、対策を怠るとゴリ押されてしまう本当に強いパーティであった。
このように“特化型ポケモン”は「ギミックパ」に採用されやすいため、トリデプスのギミックパ常連入りは必然といえるだろう。
対策されると脆い
最強クラスの“硬さ”を誇るトリデプスも、かくとうとじめんが二重弱点のため、対策されると、案外、脆い。
実装と同時に環境に刺さっていたこともあり、一気に環境トップに登りつめたトリデプスだったが、
その後、マリルリのハイドロポンプ搭載型が増えて対策され始めたり、じめん枠代表のナマズン再雇用も促進、
更に、【GBL前】第2期中盤の2019年3月6日に破格のバフ技、グロウパンチが追加され、これが決定打となった。
グロウパンチを積んでからのチャーレムは、「誰も止められない」と話題になり、チャーレムが大流行。
トリデプス一強時代は終わりを告げた。
「ラスカ」弱体化(ほぼ影響なし)
ゲージ技 | 威力 | ゲージ | DPE |
ラスターカノン | 110(132) | -65 | 1.69(2.03) |
ラスターカノン | 110(132) | -70 | 1.57(1.89) |
GBLシーズン3(2020年7月28日~)
- ゲージ消費量65→70
威力の()内はタイプ一致
GBLシーズン3(2020年7月28日~)からの技調整で、ラスターカノンが弱体化。
とはいえ、トリデプスのラスターカノン採用は、かなりの少数派のため、この技調整の影響はほとんど受けていない。
入手・育成ポイント
入手可能な最低個体値
入手先 | 最低PL | 最低IV | 組合せ |
野生 | 1 | 0 | 4096通り |
備考
図表で省略された正確な倍率
タイプ相性倍率
ゲーム内コメント(タイプ相性) | タイプ相性倍率 |
効果はばつぐんだ!(二重弱点) | 2.56倍 |
効果はばつぐんだ!(弱点) | 1.6倍 |
通常ダメージ(等倍) | 1倍 |
効果はいまひとつだ...(耐性) | 0.625倍 |
効果はいまひとつだ...(二重耐性) | 0.390625倍 |
効果はいまひとつだ...(無効) | 0.390625倍 |
効果はいまひとつだ...(耐性×無効) | 0.244140625倍 |
バフ・デバフ倍率
効果倍率 | バフ | デバフ |
1段階目 | 1.25倍 | 0.8倍 |
2段階目 | 1.5倍 | 0.66666667倍 |
3段階目 | 1.75倍 | 0.5714286倍 |
4段階目 | 2.0倍 | 0.5倍 |
種族類型
種族類型 | ステータス比率 | 特徴 |
耐久型 | (攻撃<防御≒HP) | ステ積(SCP)が最大となり、ステータス上の強さは最強。攻撃実数値が最小のため、先制権は、ほぼない。 |
HPタンク型 | (攻撃≒防御<HP) | ステ積(SCP)は耐久型に次ぐため、ステータス上の強さは上位。防御型と比較し、1ターン技などの攻撃間隔の短い技には優位だが、威力の高い通常技やゲージ技に対しては弱い。 |
防御型 | (攻撃≒HP<防御) | ステ積(SCP)は耐久型に次ぐため、ステータス上の強さは上位。HPタンク型と比較し、威力の高い通常技やゲージ技には優位だが、1ターン技など、攻撃間隔の短い技には弱い。 |
バランス型 | (攻撃≒防御≒HP) | ステ積(SCP)は低めのため、ステータス上の強さは弱め。攻撃実数値は高めのため、先制できることが多い。 |
攻撃型 | (防御≒HP<攻撃) | ステ積(SCP)が最小となり、ステータス上の強さは最弱。攻撃実数値が最大のため、ゲージ技をほぼ確実に先制できる。 |
厳選基準の詳細
厳選基準 | 解説 |
理想個体 | SCP1位個体(全組合せ中、実数値の積が最大となる個体) |
攻撃特化 | 全組合せ中、攻撃実数値が最大となる個体 |
防御特化 | 全組合せ中、防御実数値が最大となる個体 |
HP特化 | 全組合せ中、HP実数値が最大となる個体 |
100内A特 | SCP100位以内に厳選された個体の中で、攻撃実数値が最大となる個体 |
100内B特 | SCP100位以内に厳選された個体の中で、防御実数値が最大となる個体 |
100内H特 | SCP100位以内に厳選された個体の中で、HP実数値が最大となる個体 |
レイド1位 | 最低個体値A以上固定の入手経路内で、SCPが最大となる個体 |
レイドA特 | 最低個体値A以上固定の入手経路内で、攻撃実数値が最大となる個体 |
レイドB特 | 最低個体値A以上固定の入手経路内で、防御実数値が最大となる個体 |
レイドH特 | 最低個体値A以上固定の入手経路内で、HP実数値が最大となる個体 |
相棒なし | 最高の相棒によるCPブーストを適用しない状態でのSCP1位個体 |
相棒あり | 最高の相棒によるCPブーストを適用した状態でのSCP1位個体 |