Dデオキシスの基本性能
図鑑No.0386 | 種族値 | SCP | ||
攻撃 | 144 | - | ||
防御 | 330 | 1706 | ||
HP | 137 | 2846 | ||
合計 | 611 | 2930 |
Dデオキシスの弱点と耐性
弱点 | 耐性 |
|
|
Dデオキシスの覚える技
通常技 | DPT | EPT | 威力 | ゲージ | 時間 |
カウンター | 4.00 | 3.00 | 8.0 | +6 | 2 |
しねんのずつき | 3.20 | 2.00 | 9.6 | +6 | 3 |
ゲージ技 | 威力 | ゲージ | DPE |
10まんボルト | 90 | -55 | 1.64 |
サイコブースト | 84 | -35 | 2.40 |
いわなだれ | 65 | -45 | 1.44 |
バフデバフ技 | 対象相手 | 対象stat | 倍率 | 確率 |
---|---|---|---|---|
サイコブースト | 自分 | 攻撃 | 0.66倍 | 100% |
Dデオキシスの概要
PvP性能ポイント
わざ範囲が広い
Dデオキシスは、自身がエスパータイプでありながら、通常技最強格のカウンターを扱え、
ゲージ技に、いわ技とでんき技を習得可能。
このように、はがね連中から、チルタリス、エアームド、マリルリと、スーパーリーグ環境上位に刺さる技を幅広くカバーしている。
GBLシーズン10時点での技性能で解説
カウンター耐性のあるカウンター族
Dデオキシスは、エスパータイプのため、カウンターに耐性のあるカウンター族という個性を持っている。
頻出する「カウンターミラー」で相手のカウンター族を処理できるカウンター族として、貴重なポジションを獲得している。
GBLシーズン10時点での技性能で解説
「引き先」として優秀
これまで述べてきたように、ステータス比率が防御型で耐久力があり、わざ範囲も広いことから、
初手が出し負けた時の“引き先”として、非常に優秀。
わざ範囲の広さは、デオキシスの「型」を予想し難く、瞬時の判断で、安全にDデオキシスを追えるポケモンは、数少ない。
また、相手はこちらの初手を既に見ているため、こちらの初手に弱いポケモンを、Dデオキシス処理に差し出してくることが多々ある。
だが、こちらの初手に弱いポケモンは、こちらのラス1(最後の1匹)に強いケースが多く、
Dデオキシスによって、こちらのラス1に強いポケモンが“釣れる”のも、
Dデオキシスを明確に追えるポケモンが少ないことに起因する。
このように、“対面操作の鬼”的存在なのが、Dデオキシス。
技の変更履歴一覧
カウンターの技変更履歴
通常技 | DPT | EPT | 威力 | ゲージ | 時間 |
【GBL前】第1期(2018年12月13日~2019年2月1日) | |||||
カウンター | 4.00 | 3.50 | 8.0 | 7 | 2 |
GBLシーズン20(2024年9月4日~12月4日) | |||||
カウンター | 4.00 | 3.00 | 8.0 | 6 | 2 |
10まんボルトの技変更履歴
ゲージ技 | 威力 | ゲージ | DPE |
【GBL前】第1期(2018年12月13日~2019年2月1日) | |||
10まんボルト | 80 | 45 | 1.78 |
【GBL前】第2期(2019年2月1日~7月10日) | |||
10まんボルト | 90 | 55 | 1.64 |
サイコブーストの技変更履歴
ゲージ技 | 威力 | ゲージ | DPE |
【GBL前】第1期(2018年12月13日~2019年2月1日) | |||
サイコブースト | 84 | 40 | 2.10 |
【GBL前】第5期(2019年12月12日~2020年1月30日) | |||
サイコブースト | 84 | 35 | 2.40 |
バフデバフ技 | 対象相手 | 対象stat | 倍率 | 確率 |
---|---|---|---|---|
【GBL前】第1期(2018年12月13日~2019年2月1日) | ||||
サイコブースト | - | - | - | - |
【GBL前】第5期(2019年12月12日~2020年1月30日) | ||||
サイコブースト | 自分 | 攻撃 | 0.66倍 | 100% |
いわなだれの技変更履歴
ゲージ技 | 威力 | ゲージ | DPE |
【GBL前】第1期(2018年12月13日~2019年2月1日) | |||
いわなだれ | 80 | 45 | 1.78 |
GBLシーズン6(2020年12月1日~2021年3月2日) | |||
いわなだれ | 75 | 45 | 1.67 |
GBLシーズン20(2024年9月4日~12月4日) | |||
いわなだれ | 65 | 45 | 1.44 |
バランス調整の影響
「サイコブースト」栄枯盛衰
かつて、Dデオキシスのマストゲージ技は、サイコブースト一択だった。
と、いうのも、当時のサイコブーストは、
御三家のコミュ限技に匹敵するダメージ効率と回転率を誇っており、
ほぼ、非の打ちどころがない技だったため。
ところが、【GBL前】第5期(2019年12月12日~)に実施されたバランス調整で、ゲージ消費量は40から35に下げられ、早く撃てるようになった代わりに、
技を発動させると、確定で、攻撃を「0.66666667倍」に下げる“反動技”となった。
“気軽に”技を連発できるのが、サイコブースト最大の強みだっただけに、連射に向かない反動技化したのは、Dデオキシス狙い撃ち調整なのは間違いない。
弱体化前のように脳死連打では使えなくなったが、反動で下がった攻撃は、交代で後ろに下げることで解除できるため、
カウンターの性能を落とさないようにサイコブースト“2発分”ためてから連発して下げるなど、反動技の立ち回り研究の進んだ現在では、弱体化前とほぼ遜色なく使いこなすことも可能。
「いわなだれ」弱体化
GBLシーズン6 後半(2021年1月12日~)からのバランス調整で、いわなだれが弱体化した。
Dデオキシスには複数の“型”が存在するが、どの型も、シールド駆け引き用途として、気軽に撃てるいわなだれ採用が多かっただけに、いわなだれ弱体化は、Dデオキシスには痛手となる。
入手・育成ポイント
入手可能な最低個体値
入手先 | 最低PL | 最低IV | 組合せ |
レイド限定(交換不可) | 20 | A | 216通り |
幻のポケモン
デオキシス「ディフェンスフォルム」、通称「Dデオキシス」は、非常に制限リーグ向きのステータス比率をしており、実際に、スーパーリーグで大活躍している。
だが、Dデオキシスは、“幻のポケモン”枠のため、トレードが制限されており、
入手方法も、野生湧きは期待できず、今のところ、攻撃個体値をA(10)以下に変更する手段がない。
よって、レイド産で手に入る範囲の理想個体値が、実質的な対人戦理想個体値となる。
今でも強いDデオキシスだが、今後、シャドウポケモンとして登場した場合、更なる理想ステータスに近づける可能性が残されている。
Dデオキシスの個体値厳選
理想個体値(SCP1位)
Cups | IV | 攻撃 | 防御 | HP | PL | CP | SCP |
---|---|---|---|---|---|---|---|
- | - | - | - | - | - | - | |
AFD | 100.78 | 225.78 | 98 | 24 | 1500 | 1706 | |
ADF | 129.79 | 289.08 | 128 | 50.5 | 2497 | 2846 | |
FFF | 125.66 | 272.65 | 120 | 40 | 2274 | 2566 | |
FFF | 126.45 | 274.38 | 120 | 41 | 2302 | 2588 | |
FFF | 133.61 | 289.9 | 127 | 50 | 2570 | 2892 | |
FFF | 134.4 | 291.63 | 128 | 51 | 2601 | 2930 |
各種レギュに於ける理想個体値の補足
- GBLでのCP500以下レギュレーションでは、CP制限以外にも出場条件が設定されるケースが多いため、実際には参戦できない場合あり
- 野生出現しないポケモン(リワード産やレイド産限定)や、トレードに制限のあるポケモン(伝説や幻のポケモンなど)は、最低PLや最低個体値が条件に応じて適用されるため、その範囲内での理想個体値となる
- 上記条件などにより、入手時点でCPがCP制限を超えてしまい、理想個体値が存在しない場合は"-"と表示
- 理想個体値(SCP1位)が複数存在する場合は、個体値の総和が最大のものを代表として表示
- マスターリーグでは、通常マスター(PL50)+相棒ブースト適用(PL51)と、MLクラシック(PL40)+相棒ブースト適用(PL41)毎にSCP表示
GBLシーズン6(2020年12月1日~)からのPL上限解放に伴い、PL50まで強化可能となったことで、スーパーリーグでも優秀だったデオキシスのディフェンスフォルム(以下、Dデオキシス)が、ハイパー環境へも殴り込み可能となった。
ただし、GBLシーズン6時点では、DデオキシスをMAX強化するのは地獄の難易度を誇るため、実戦投入は、復刻レイドなどが開催された後になるだろう。
また、後述するように、Dデオキシスは幻ポケモンに分類されるため、トレードに制限がかかっている。
Dデオキシス復刻の際に、ロケット団による“SDデオキシス”が実装された場合、
攻撃個体値がA以下の個体を入手できる可能性があり、更なるDデオキシス強化が図られる可能性を残している。
2021年7月1日~7月16日の期間中、Dデオキシスのレイドが復刻したため、PL50強化も現実的となった。
特化厳選
Cups | IV | 攻撃 | 防御 | HP | PL | CP | SCP |
---|---|---|---|---|---|---|---|
FEA | 102.97 | 222.77 | 95 | 23.5 | 1499 | 1680 | |
FAC | 102.97 | 220.18 | 96 | 23.5 | 1500 | 1679 | |
FDA | 102.97 | 222.12 | 95 | 23.5 | 1497 | 1677 | |
FCA | 102.97 | 221.47 | 95 | 23.5 | 1495 | 1674 | |
FCB | 102.97 | 221.47 | 95 | 23.5 | 1500 | 1674 | |
FBA | 102.97 | 220.83 | 95 | 23.5 | 1492 | 1670 | |
FBB | 102.97 | 220.83 | 95 | 23.5 | 1497 | 1670 | |
FAA | 102.97 | 220.18 | 95 | 23.5 | 1490 | 1667 | |
FAB | 102.97 | 220.18 | 95 | 23.5 | 1495 | 1667 |
Dデオキシスの初手ミラー対面は、型(技セット)とシールド枚数によって決め手が、通常技とゲージ技で変わってくる。
基本的にDデオキシスミラーの場合、10まんボルトを覚えた個体の方が有利なケースが多いため、ミラー対面も意識するなら10まんボルト型が良いだろう。
Dデオキシスミラー多発環境で、シールド2枚を使ってでも絶対に対面をとりたい場合は、レイド産で攻撃実数値が最大となる102.97に厳選しておけば、どの型相手でも同発で負けることはなくなるため、ミラー最強厳選だといえる。
シールド1枚同士でも10まんボルト型なら決め手がゲージ技になるため、やはり攻撃特化個体が優勢となる。
GBLシーズン19時点での環境に基づいて解説
Cups | IV | 攻撃 | 防御 | HP | PL | CP | SCP |
---|---|---|---|---|---|---|---|
DBF | 101.67 | 220.83 | 98 | 23.5 | 1498 | 1691 |
10まんボルトを切っている「いわなだれ型ミラー対面」の場合、
シールド1枚同士のケースだと、4発目のいわなだれが間に合わず、通常技で勝敗が決するためHP実数値が98ラインで攻撃実数値が最大となる個体値DBFが「いわなだれ型ミラー対面」最強となる。
GBLシーズン19時点での環境に基づいて解説
Cups | IV | 攻撃 | 防御 | HP | PL | CP | SCP |
---|---|---|---|---|---|---|---|
FBA | 133.21 | 285.69 | 123 | 49.5 | 2498 | 2798 | |
FAA | 133.21 | 284.85 | 123 | 49.5 | 2495 | 2792 |
ハイパー環境でも、初手Dデオキシスミラーの場合、型(技セット)とシールド枚数によって決め手が、通常技とゲージ技で変わり、10まんボルトを覚えた個体の方がミラーで強い傾向もスーパー環境と共通となる。
そのため、Dデオキシスミラー多発環境の場合は、レイド産で攻撃実数値が最大となる133.21に厳選しておけば、どの型相手でも同発で負けることはなくなるため、ミラー最強厳選だといえる。
GBLシーズン19時点での環境に基づいて解説
特化厳選の実情は、パーティや立ち回りとセットでデザインする側面が強いため、“厳選には答えがない”というのも、一つの答えとなる。
特化厳選の実情
よく、有用な特化厳選(かつての2チルなど)が発見されると、その特化厳選が界隈で一時的に流行るが、話題になっているからといって、安易に飛びつくのは推奨しない。
明確な戦略もなく闇雲に特化厳選個体を使っても、(特化厳選の)コンセプトが分からず、使いこなせなければ、
ただSCPの低いだけの個体に成り下がり、せっかく苦労して厳選した個体なのに、倉庫番になってしまう可能性が高い。
更に、仮想敵やミラーに対する特化厳選は、シーズン毎の各種バランス調整や環境変化でブレークポイントが変わる可能性がある点にも注意したい。
特化厳選に関しては、一度、厳選したらそれで終わりという世界ではなく、環境が変わるたびに作り直すのが前提となる。
厳選は一度で終わらせたい場合や、あまり細かい事は深く考えずに、汎用的に使いたいのなら理想個体値(SCP1位)を使っておく事をオススメする。
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Dデオキシスの型(技セット)考察
Dデオキシスの技1回数とCT比較
1位 | 技1 | カウンター | 技1回数 | 6,6,6,6 | |
技2 | サイコブースト | CT | 11.67 | ||
2位 | 技1 | カウンター | 技1回数 | 8,7,8,7 | |
技2 | いわなだれ | CT | 15.00 | ||
3位 | 技1 | しねんのずつき | 技1回数 | 6,6,6,6 | |
技2 | サイコブースト | CT | 17.50 | ||
4位 | 技1 | カウンター | 技1回数 | 10,9,9,9 | |
技2 | 10まんボルト | CT | 18.33 | ||
5位 | 技1 | しねんのずつき | 技1回数 | 8,7,8,7 | |
技2 | いわなだれ | CT | 22.50 | ||
6位 | 技1 | しねんのずつき | 技1回数 | 10,9,9,9 | |
技2 | 10まんボルト | CT | 27.50 |
「技1回数とCT」の補足
1位 | 技1 | つるのムチ | 技1回数 | 6,6,5,6 | |
技2 | ハードプラント | CT | 11.25 | ||
1位 | 技1 | シャドークロー | 技1回数 | 6,6,5,6 | |
技2 | イカサマ | CT | 11.25 |
図表の「技1回数」の数値は、各型のゲージ技(技2)を撃つのに必要な通常技(技1)回数で、
図表の「CT」の数値は、各型のゲージ技を撃つのに必要なターン数。
技1回数の周期について
例えば、フシギバナの「つるプラント型(通常技とゲージ技の組み合わせ)」の場合、つるのムチ(技1)を6回撃つとゲージ技(技2)発動に必要なゲージが貯まりハードプラント(技2)を撃てる。
つるのムチを6回撃つとゲージは48貯まり、ハードプラントのゲージ消費は45のため、ゲージが3余る。
そのため、ハードプラントを3回目に撃つ時には、余りのゲージ分だけ早くゲージが貯まり、つるのムチ5回で撃てる。
このように技1回数の周期を表では「6,6,5,6」と表記している。
型の性能はCTで比較する
CT(チャージターン)は、単体でこの数値を見てもあまり意味がなく、他の型(技セット)との性能を比較する際に役立つ。
例えば、フシギバナの「つるプラント型」はCTが、ヤミラミの「シャドイカ型」と同じ11.25のため、ゲージ技発動が同じタイミング、つまり“同発(同時発動)”になることが分かる。
このように、型(技セット)同士のCTを比較することで、どちらの型の方が先制できるのか、また、回転はどちらの方が早いのか、等が判断しやすい。
GBLシーズン20時点での技性能で用語解説
初手「Dデオキシス」パーティ考察
スーパー環境(CP1500以下)
撃ち逃げ「高耐久パ」
初手 | 裏(引き先) | 裏(引き先) |
単体性能の高い高SCP3体 |
防御時のタイプ相性 | ||||||||||||||||||
ノ | 炎 | 水 | 電 | 草 | 氷 | 格 | 毒 | 地 | 超 | 虫 | 岩 | 霊 | 竜 | 悪 | 鋼 | 妖 | ||
強 | 強 | 弱 | 弱 | 弱 | ||||||||||||||
強 | 強 | 弱 | 弱 | 強 | 強 | 弱 | 強 | 強 | 強 | |||||||||
弱 | 強 | 弱 | 強 | 強 | 弱 | |||||||||||||
弱(約2.56倍)、弱(1.6倍)、強(約0.625倍)、強(約0.39倍)、強(約0.244倍) |
GBLプレシーズン以前から存在する、代表的な“高ステ積(SCP)3兄弟”の並びだが、Dデオキシスを初手に配置するこの型は、GBLシーズン4あたりから流行の兆しが見え始める。
初手と裏で弱点被りはないが、タイプ補完としては緩めの絆のため、ポケモンの単体性能を活かしたサイクル戦を駆使しないと、このパーティの強さは実感しにくい。
逆に言うと、環境に左右されにくいプレイング依存のパーティのため、廃れにくく、息の長いロングセラー構築の代表格でもある。
GBLのルール上、ギミックパは環境にハマると無双できる特性がある。
ギミックの力で、実力以上のレートを手にした、“ギミックパ中毒者”が後を絶たないのも頷ける。
そんな昨今のギミックパ大流行下で、“ギミックパ潰し”ともいえる新しい“型”が生まれ始めた。
この、Dデオキシス初手もその一つ。
本来Dデオキシスのような、どんなポケモンにも幅広く対応できるポケモンは、“引き先”として利用するのが一般的だったが、
それをあえて初手に配置することで、特にギミックパのような、初手に明確な役割のあるパーティにとっては、対処に困る案件となった。
これが、ギミックパ潰しと言われる所以。
更にこのパーティは、ブラッキーも、マリルリも“引き先”として優秀な性能を持ち、全員、誰とでも幅広く対応できる高ステ積(SCP)パーティのため、
立ち回り次第で、無限の可能性を秘めたパーティともいえる。
このパーティを活かすも殺すも、
自分の“腕次第”という、まさに玄人向けパーティ。
ちなみに、初手のDデオキシスは、撃ち逃げに適したサイコブースト搭載型がマスト。
GBLシーズン19時点での技性能で解説
一般的なバランスパは、“対面の維持”や、“対面を返す”といった、
“対面単位”での立ち回りを意識する。
一方、プレイング依存のパーティは、“ゲージ技単位”の立ち回りを意識する。
こちらのゲージ技は等倍以上で着弾させ、相手のゲージ技は、「いまひとつ」で被弾させる。
これをサイクル戦で地道に積み重ね、結果、試合を終えてみたら、ミリ残しで勝っているというのが、プレイング依存パーティの真骨頂。
つまり、貯め引きや、交代受けスキルといったゲージ管理スキルの精度が、この手のパーティの強さに直結する。
「デオキ・マリ」並び(裏が鋼)
初手 | 裏(引き先) | 裏(引き先) |
中性的な初手 | 「マリ・鋼」並び | |
「デオキ・マリ」並び | 裏がはがね |
「デオキ・マリ」並びの3体目が「はがね」パターンの構築。
これもマリルリを軸に考えると整理しやすい。
マリルリの苦手なくさとどくを相手にできるはがねと、
はがねの苦手なほのおやかくとうに強いマリルリの「マリ・鋼」並びで、相性補完に優れる典型的な「裏補完」の関係になっている。
初手のDデオキシスもかくとうに強いため、サイクル戦に持ち込む場合ははがねを大事に立ち回ると、並びを崩され難い。
「デオキ・トド」並び
初手 | 裏(引き先) | 裏(引き先) |
中性的な初手 | トドとの相性補完or役割重複 | |
「デオキ・トド」並び | カウンター耐性 |
初手 | 裏(引き先) | 裏(引き先) |
中性的な初手 | トドとの相性補完or役割重複 | |
「デオキ・トド」並び | カウンター弱点 |
GBLシーズン10(後半)に開催されたコミュデイで、トドゼルガにこなゆきとつららばりが授けられた結果、スーパー環境とハイパー環境に、天変地異を齎すほどのトドゼルガ超絶強化となり、
スーパー環境でも、新生トドゼルガ出現によって、「トドゼルガを“使うか”、“メタるか”」の2択を迫られる事態となった。
「デオキ・トド」並びは、タイプ補完としては緩めの並びだが、トドの相方として、トドの苦手なかくとうからトドを守りつつ、トド自体にも強く出れるDデオキは、トドゼルガ環境に於いて、絶妙なポジションに存在したため、この並びが定番化したと思われる。
3体目の傾向は、トドゼルガと相性補完を組ませるパターンか、トドゼルガと役割を重複させるギミックの、2パターンに大別できる。
GBLシーズン10時点での技性能で解説
Dデオキ版「格闘3枚パ」
初手 | 裏(引き先) | 裏(貫通) |
「格闘耐性」 カウンター族 | 「格闘弱点」 カウンター族 | 「格闘弱点」 カウンター族 |
防御時のタイプ相性 | ||||||||||||||||||
ノ | 炎 | 水 | 電 | 草 | 氷 | 格 | 毒 | 地 | 超 | 虫 | 岩 | 霊 | 竜 | 悪 | 鋼 | 妖 | ||
強 | 強 | 弱 | 弱 | 弱 | ||||||||||||||
弱 | 強 | |||||||||||||||||
弱 | 強 | 弱 | 強 | 強 | 弱 | |||||||||||||
弱(約2.56倍)、弱(1.6倍)、強(約0.625倍)、強(約0.39倍)、強(約0.244倍) |
通常技最強格であるカウンターで、拳の勝負をするために生まれた“漢の構築”。
初手のDデオキシスは、「かくとうに強いカウンター族」という個性を持っており、裏の2体は、「かくとうに弱いカウンター族」のため、
単純に「カウンター族」を3枚並べたわけではなく、ちゃんと「カウンター族」の中で役割がギミック構築になっており、
表向き「カウンター3枚」ギミックの、隠れ「裏かくとう弱点」ギミックという、巧妙な“隠れギミックパ”でもある。
動かし方は、ヤルキモノでかくとうを釣って、再展開したDデオキシスで処理し、タチフサグマを通すのが基本。
GBLシーズン10時点での技性能で解説
備考
図表で省略された正確な倍率
タイプ相性倍率
ゲーム内コメント(タイプ相性) | タイプ相性倍率 |
効果はばつぐんだ!(二重弱点) | 2.56倍 |
効果はばつぐんだ!(弱点) | 1.6倍 |
通常ダメージ(等倍) | 1倍 |
効果はいまひとつだ...(耐性) | 0.625倍 |
効果はいまひとつだ...(二重耐性) | 0.390625倍 |
効果はいまひとつだ...(無効) | 0.390625倍 |
効果はいまひとつだ...(耐性×無効) | 0.244140625倍 |
バフ・デバフ倍率
効果倍率 | バフ | デバフ |
1段階目 | 1.25倍 | 0.8倍 |
2段階目 | 1.5倍 | 0.66666667倍 |
3段階目 | 1.75倍 | 0.5714286倍 |
4段階目 | 2.0倍 | 0.5倍 |
種族類型
種族類型 | ステータス比率 | 特徴 |
耐久型 | (攻撃<防御≒HP) | ステ積(SCP)が最大となり、ステータス上の強さは最強。攻撃実数値が最小のため、先制権は、ほぼない。 |
HPタンク型 | (攻撃≒防御<HP) | ステ積(SCP)は耐久型に次ぐため、ステータス上の強さは上位。防御型と比較し、1ターン技などの攻撃間隔の短い技には優位だが、威力の高い通常技やゲージ技に対しては弱い。 |
防御型 | (攻撃≒HP<防御) | ステ積(SCP)は耐久型に次ぐため、ステータス上の強さは上位。HPタンク型と比較し、威力の高い通常技やゲージ技には優位だが、1ターン技など、攻撃間隔の短い技には弱い。 |
バランス型 | (攻撃≒防御≒HP) | ステ積(SCP)は低めのため、ステータス上の強さは弱め。攻撃実数値は高めのため、先制できることが多い。 |
攻撃型 | (防御≒HP<攻撃) | ステ積(SCP)が最小となり、ステータス上の強さは最弱。攻撃実数値が最大のため、ゲージ技をほぼ確実に先制できる。 |
厳選基準の詳細
厳選基準 | 解説 |
理想個体 | SCP1位個体(全組合せ中、実数値の積が最大となる個体) |
攻撃特化 | 全組合せ中、攻撃実数値が最大となる個体 |
防御特化 | 全組合せ中、防御実数値が最大となる個体 |
HP特化 | 全組合せ中、HP実数値が最大となる個体 |
100内A特 | SCP100位以内に厳選された個体の中で、攻撃実数値が最大となる個体 |
100内B特 | SCP100位以内に厳選された個体の中で、防御実数値が最大となる個体 |
100内H特 | SCP100位以内に厳選された個体の中で、HP実数値が最大となる個体 |
レイド1位 | 最低個体値A以上固定の入手経路内で、SCPが最大となる個体 |
レイドA特 | 最低個体値A以上固定の入手経路内で、攻撃実数値が最大となる個体 |
レイドB特 | 最低個体値A以上固定の入手経路内で、防御実数値が最大となる個体 |
レイドH特 | 最低個体値A以上固定の入手経路内で、HP実数値が最大となる個体 |
相棒なし | 最高の相棒によるCPブーストを適用しない状態でのSCP1位個体 |
相棒あり | 最高の相棒によるCPブーストを適用した状態でのSCP1位個体 |