スリーパーの基本性能
図鑑No.0097 | 種族値 | SCP | ||
攻撃 | 144 | 562 | ||
防御 | 193 | 1695 | ||
HP | 198 | 2625 | ||
合計 | 535 | 2625 |
スリーパーの弱点と耐性
弱点 | 耐性 |
|
|
スリーパーの覚える技
通常技 | DPT | EPT | 威力 | ゲージ | 時間 |
ねんりき | 4.80 | 3.00 | 19.2 | +12 | 4 |
しねんのずつき | 3.20 | 2.00 | 9.6 | +6 | 3 |
ゲージ技 | 威力 | ゲージ | DPE |
やつあたり* | 10 | -70 | 0.14 |
おんがえし* | 130 | -70 | 1.86 |
ほのおのパンチ | 55 | -40 | 1.38 |
かみなりパンチ | 55 | -40 | 1.38 |
れいとうパンチ | 55 | -40 | 1.38 |
きあいだま | 150 | -75 | 2.00 |
サイコショック* | 84 | -45 | 1.87 |
サイコキネシス | 90 | -55 | 1.64 |
みらいよち | 132 | -65 | 2.03 |
シャドーボール | 100 | -55 | 1.82 |
バフデバフ技 | 対象相手 | 対象stat | 倍率 | 確率 |
---|---|---|---|---|
サイコキネシス | 相手 | 防御 | 0.8倍 | 10% |
スリーパーの概要
PvP性能ポイント
貴重な「レガシーわざ」時代
スリーパーが制限リーグ向きの性能だと注目され始めた当初、すでにスリーパーのシャドーボールとサイコショックは、
“レガシー技化”していた。
高火力なシャドーボールと、回転率の優秀なサイコショックは、その“カタログスペック”だけで、PvPマニア垂涎の代物であり、更に、レガシー化というプレミアもついた以上、
高額な条件で取引され始めるのに、そう時間はかからなかった。
現環境では、シャドーボールは常設技に復活し、いまだレガシー技のサイコショックも、
「すごいわざマシン」を使えば、覚えさせることができる時代となり、レガシースリーパーに対する、かつての熱狂は、最早、過去の遺物だといってよいだろう。
「3色パンチ」追加
【GBL前】第3期(2019年7月10日~)から、“3色パンチ”こと、
ほのおのパンチ、かみなりパンチ、れいとうパンチが追加され、
スリーパー“わざのデパート化”が完了した。
“わざのデパート”といえば、ミュウがお馴染みだが、耐久型であるスリーパーの方が、スーパーリーグでは適性があり、
幻のポケモンで、色違いと合わせても“1アカウント2体”までのミュウと違って、厳選や、型違いを複数揃えられるのも、スリーパーの太っ腹なところ。
「ねんりき」が強い
PvPでりゅうのいぶきが“鬼削り技”として、強い技なのは、周知の事実だが、
ねんりきは、ターン数こそ違うものの、DPTとEPTがりゅうのいぶきと同性能。
弱いはずがない。
1ターン技のりゅうのいぶきと比べると、
ねんりきは4ターン技のため、隙を作りやすいのは否めないが、ゲージ技の発動も絡むと、ターン数を得していることも多いため、一概に4ターン技が不利とも言い難い。
りゅうのいぶき同様、ねんりきの“削り”もエグイ性能で、例えば、
火力が高く、耐久の低い特攻型ポケモン【ドクロッグ、ウツボット、ゴーストなど】は、
耐久の低さを、シールド前提でカバーしてくる、処理の厄介な相手だが、
ねんりきなら、シールドを使わせる選択肢すら与えず、ゴリゴリ削り切ってくれる。
構築の穴埋め要員
スリーパーのわざ範囲は、とにかく広く、あらゆる構築の穴をカバーすることができる。
まず、威力の高い通常技ねんりきで、かくとうやどくを対策できる。
特に、耐久が紙ぺらなドクロッグ、ウツボット、ゴーストなどは、ねんりきだけでゴリ押せる。
ゲージ技に、ほのおのパンチを採用した場合、レジスチルやエアームドなどのはがね勢、くさ全般を見れる。
かみなりパンチなら、マリルリを筆頭に多くのみず、エアームドなどの 系。
れいとうパンチなら、チルタリスを筆頭に、マッギョや、くさ全般を見れる。
一撃必殺のきあいだまなら、シールド駆け引きは必須だが、かくとうの通るGマッギョ、ユキノオー、レジスチル、ブラッキー、トリデプス、ヤルキモノなどはもちろん、
等倍相手にも大ダメージを与えられるケースが多い。
もう少しゲージ消費が軽い汎用的な高威力技が必要なら、シャドーボール。ノーマルとあく以外の多くのタイプへ、等倍以上のダメージを与えられる。
ちなみに、高火力なみらいよち、回転率の優秀なサイコショック、デバフ効果も期待できるサイコキネシスなど、
エスパー技も優秀なラインナップを揃えるが、エスパー技は、ねんりきだけで十分なケースが多いため、
わざわざエスパー技では、ゲージ枠を埋めないことが多い。
「引き先」として優秀
種族類型が耐久型で、わざ範囲も広く、弱点も少ないため、
スリーパーも、初手が出し負けた時の“引き先”として、非常に優秀。
エスパー枠の引き先には、優秀なDデオキシスも存在するが、GBLのシーズンによって引き先のトレンドに流行り廃りがあるため、複数の引き先を用意しておきたい。
スリーパーは、Dデオキシスよりも更に、わざ範囲が広いため、“型”を工夫することで、対面を返せる確率が上がる。
技の変更履歴一覧
ねんりきの技変更履歴
通常技 | DPT | EPT | 威力 | ゲージ | 時間 |
【GBL前】第1期(2018年12月13日~2019年2月1日) | |||||
ねんりき | 3.60 | 3.00 | 14.4 | 12 | 4 |
【GBL前】第2期(2019年2月1日~7月10日) | |||||
ねんりき | 4.80 | 3.00 | 19.2 | 12 | 4 |
やつあたりの技変更履歴
ゲージ技 | 威力 | ゲージ | DPE |
【GBL前】第3期(2019年7月10日~9月28日) | |||
やつあたり | 10 | 40 | 0.25 |
【GBL前】第5期(2019年12月12日~2020年1月30日) | |||
やつあたり | 10 | 70 | 0.14 |
おんがえしの技変更履歴
ゲージ技 | 威力 | ゲージ | DPE |
【GBL前】第3期(2019年7月10日~9月28日) | |||
おんがえし | 50 | 40 | 1.25 |
【GBL前】第5期(2019年12月12日~2020年1月30日) | |||
おんがえし | 130 | 70 | 1.86 |
かみなりパンチの技変更履歴
ゲージ技 | 威力 | ゲージ | DPE |
【GBL前】第1期(2018年12月13日~2019年2月1日) | |||
かみなりパンチ | 45 | 35 | 1.29 |
【GBL前】第2期(2019年2月1日~7月10日) | |||
かみなりパンチ | 55 | 40 | 1.38 |
れいとうパンチの技変更履歴
ゲージ技 | 威力 | ゲージ | DPE |
【GBL前】第1期(2018年12月13日~2019年2月1日) | |||
れいとうパンチ | 50 | 40 | 1.25 |
【GBL前】第2期(2019年2月1日~7月10日) | |||
れいとうパンチ | 55 | 40 | 1.38 |
きあいだまの技変更履歴
ゲージ技 | 威力 | ゲージ | DPE |
【GBL前】第1期(2018年12月13日~2019年2月1日) | |||
きあいだま | 150 | 75 | 2.00 |
GBLシーズン3(2020年7月28日~9月15日) | |||
きあいだま | 140 | 75 | 1.87 |
GBLシーズン8(2021年6月1日~8月31日) | |||
きあいだま | 150 | 75 | 2.00 |
サイコショックの技変更履歴
ゲージ技 | 威力 | ゲージ | DPE |
【GBL前】第1期(2018年12月13日~2019年2月1日) | |||
サイコショック | 78 | 45 | 1.73 |
【GBL前】第2期(2019年2月1日~7月10日) | |||
サイコショック | 84 | 45 | 1.87 |
サイコキネシスの技変更履歴
ゲージ技 | 威力 | ゲージ | DPE |
【GBL前】第1期(2018年12月13日~2019年2月1日) | |||
サイコキネシス | 120 | 70 | 1.71 |
【GBL前】第4期(2019年9月28日~12月12日) | |||
サイコキネシス | 108 | 55 | 1.96 |
GBLシーズン16(2023年9月2日~12月2日) | |||
サイコキネシス | 102 | 55 | 1.85 |
GBLシーズン17(2023年12月2日~2024年3月2日) | |||
サイコキネシス | 90 | 55 | 1.64 |
バフデバフ技 | 対象相手 | 対象stat | 倍率 | 確率 |
---|---|---|---|---|
【GBL前】第1期(2018年12月13日~2019年2月1日) | ||||
サイコキネシス | - | - | - | - |
【GBL前】第4期(2019年9月28日~12月12日) | ||||
サイコキネシス | 相手 | 防御 | 0.8倍 | 10% |
GBLシーズン16(2023年9月2日~12月2日) | ||||
サイコキネシス | 相手 | 防御 | 0.8倍 | 10% |
GBLシーズン17(2023年12月2日~2024年3月2日) | ||||
サイコキネシス | 相手 | 防御 | 0.8倍 | 10% |
みらいよちの技変更履歴
ゲージ技 | 威力 | ゲージ | DPE |
【GBL前】第1期(2018年12月13日~2019年2月1日) | |||
みらいよち | 144 | 65 | 2.22 |
GBLシーズン20(2024年9月4日~12月4日) | |||
みらいよち | 132 | 65 | 2.03 |
入手・育成ポイント
入手可能な最低個体値
入手先 | 最低PL | 最低IV | 組合せ |
野生 | 1 | 0 | 4096通り |
スリーパーの個体値厳選
理想個体値(SCP1位)
Cups | IV | 攻撃 | 防御 | HP | PL | CP | SCP |
---|---|---|---|---|---|---|---|
06E | 59.21 | 81.83 | 87 | 9.5 | 500 | 562 | |
0DD | 101.79 | 145.62 | 149 | 28 | 1500 | 1695 | |
FFF | 134.4 | 175.82 | 180 | 51 | 2391 | 2625 | |
FFF | 125.66 | 164.38 | 168 | 40 | 2090 | 2292 | |
FFF | 126.45 | 165.42 | 169 | 41 | 2116 | 2320 | |
FFF | 133.61 | 174.78 | 178 | 50 | 2363 | 2585 | |
FFF | 134.4 | 175.82 | 180 | 51 | 2391 | 2625 |
各種レギュに於ける理想個体値の補足
- GBLでのCP500以下レギュレーションでは、CP制限以外にも出場条件が設定されるケースが多いため、実際には参戦できない場合あり
- 野生出現しないポケモン(リワード産やレイド産限定)や、トレードに制限のあるポケモン(伝説や幻のポケモンなど)は、最低PLや最低個体値が条件に応じて適用されるため、その範囲内での理想個体値となる
- 上記条件などにより、入手時点でCPがCP制限を超えてしまい、理想個体値が存在しない場合は"-"と表示
- 理想個体値(SCP1位)が複数存在する場合は、個体値の総和が最大のものを代表として表示
- マスターリーグでは、通常マスター(PL50)+相棒ブースト適用(PL51)と、MLクラシック(PL40)+相棒ブースト適用(PL41)毎にSCP表示
2020年12月1日からのPL上限解放に伴い、PL50まで強化可能となったことで、スーパーリーグでも優秀だったスリーパーが、ハイパー環境へも殴り込み可能となった。
PL50まで「MAX強化」+「最高の相棒」によるCPブーストをかけてもCP2500には届かないため、理想個体は必然的に個体値100%となる。
とはいえ、通常ハイパーには、クレセリアやAミュウツーといったエスパー枠の化け物が既に存在するため、
PL50まで「MAX強化」+「最高の相棒」という高コストを支払ってまで、スリーパーをハイパー用に育成すべきかは微妙。
もう少しアメXL入手の難易度が下がり、育成コストが下がってからなら、技範囲は優秀のため、ハイパー用構築の穴埋め要員として使える可能性はある。
スリーパーの型(技セット)考察
スリーパーの技1回数とCT比較
1位 | 技1 | ねんりき | 技1回数 | 4,3,3,4 | |
技2 | ほのおのパンチ | CT | 13.33 | ||
1位 | 技1 | ねんりき | 技1回数 | 4,3,3,4 | |
技2 | かみなりパンチ | CT | 13.33 | ||
1位 | 技1 | ねんりき | 技1回数 | 4,3,3,4 | |
技2 | れいとうパンチ | CT | 13.33 | ||
4位 | 技1 | ねんりき | 技1回数 | 4,4,4,3 | |
技2 | サイコショック | CT | 15.00 | ||
5位 | 技1 | ねんりき | 技1回数 | 5,5,4,5 | |
技2 | サイコキネシス | CT | 18.33 | ||
5位 | 技1 | ねんりき | 技1回数 | 5,5,4,5 | |
技2 | シャドーボール | CT | 18.33 | ||
7位 | 技1 | しねんのずつき | 技1回数 | 7,7,6,7 | |
技2 | ほのおのパンチ | CT | 20.00 | ||
7位 | 技1 | しねんのずつき | 技1回数 | 7,7,6,7 | |
技2 | かみなりパンチ | CT | 20.00 | ||
7位 | 技1 | しねんのずつき | 技1回数 | 7,7,6,7 | |
技2 | れいとうパンチ | CT | 20.00 | ||
10位 | 技1 | ねんりき | 技1回数 | 6,5,6,5 | |
技2 | みらいよち | CT | 21.67 | ||
11位 | 技1 | しねんのずつき | 技1回数 | 8,7,8,7 | |
技2 | サイコショック | CT | 22.50 | ||
12位 | 技1 | ねんりき | 技1回数 | 6,6,6,6 | |
技2 | やつあたり | CT | 23.33 | ||
12位 | 技1 | ねんりき | 技1回数 | 6,6,6,6 | |
技2 | おんがえし | CT | 23.33 | ||
14位 | 技1 | ねんりき | 技1回数 | 7,6,6,6 | |
技2 | きあいだま | CT | 25.00 | ||
15位 | 技1 | しねんのずつき | 技1回数 | 10,9,9,9 | |
技2 | サイコキネシス | CT | 27.50 | ||
15位 | 技1 | しねんのずつき | 技1回数 | 10,9,9,9 | |
技2 | シャドーボール | CT | 27.50 | ||
17位 | 技1 | しねんのずつき | 技1回数 | 11,11,11,11 | |
技2 | みらいよち | CT | 32.50 | ||
18位 | 技1 | しねんのずつき | 技1回数 | 12,12,11,12 | |
技2 | やつあたり | CT | 35.00 | ||
18位 | 技1 | しねんのずつき | 技1回数 | 12,12,11,12 | |
技2 | おんがえし | CT | 35.00 | ||
20位 | 技1 | しねんのずつき | 技1回数 | 13,12,13,12 | |
技2 | きあいだま | CT | 37.50 |
「技1回数とCT」の補足
1位 | 技1 | つるのムチ | 技1回数 | 6,6,5,6 | |
技2 | ハードプラント | CT | 11.25 | ||
1位 | 技1 | シャドークロー | 技1回数 | 6,6,5,6 | |
技2 | イカサマ | CT | 11.25 |
図表の「技1回数」の数値は、各型のゲージ技(技2)を撃つのに必要な通常技(技1)回数で、
図表の「CT」の数値は、各型のゲージ技を撃つのに必要なターン数。
技1回数の周期について
例えば、フシギバナの「つるプラント型(通常技とゲージ技の組み合わせ)」の場合、つるのムチ(技1)を6回撃つとゲージ技(技2)発動に必要なゲージが貯まりハードプラント(技2)を撃てる。
つるのムチを6回撃つとゲージは48貯まり、ハードプラントのゲージ消費は45のため、ゲージが3余る。
そのため、ハードプラントを3回目に撃つ時には、余りのゲージ分だけ早くゲージが貯まり、つるのムチ5回で撃てる。
このように技1回数の周期を表では「6,6,5,6」と表記している。
型の性能はCTで比較する
CT(チャージターン)は、単体でこの数値を見てもあまり意味がなく、他の型(技セット)との性能を比較する際に役立つ。
例えば、フシギバナの「つるプラント型」はCTが、ヤミラミの「シャドイカ型」と同じ11.25のため、ゲージ技発動が同じタイミング、つまり“同発(同時発動)”になることが分かる。
このように、型(技セット)同士のCTを比較することで、どちらの型の方が先制できるのか、また、回転はどちらの方が早いのか、等が判断しやすい。
GBLシーズン20時点での技性能で用語解説
念炎雷型
|
GBLシーズン3(2020年7月28日~)から増えた型。
Gマッギョやユキノオーなどの新勢力が環境に増えたことで、チルタリスが激減、
チルタリスのいない世界では、れいとうパンチの価値も暴落してしまった。
逆にGマッギョや、ユキノオー、ほのおのパンチの価値が爆上がりし、
が強化され環境に増えたエアームド対策に有効な、相変わらず環境に多いマリルリ対策にかみなりパンチの需要も増したのが原因だと思われる。
通常スーパーで、且つ、Sスリーパーで使う場合は、この「念炎雷型」がほぼテンプレ型といっても過言ではない。
念雷霊型
|
通常スーパーで、シャドウではなく通常のスリーパーを使う場合は、「念雷霊型」がテンプレ型といってよいだろう。
通常スリーパーの場合は、決定力確保のため、シャドーボールは欲しいため、環境やレギュレーションに応じて、3色パンチの中から刺さるタイプを選択する運用が定番。
念氷霊型
|
チルタリス現役のGBLシーズン2(2020年5月12日~)までは多かった型。
ダメージ効率の低いパンチ系でも、こおりが二重弱点であるチルタリスへはメインウェポンとなるれいとうパンチと、
たいていの相手へ大ダメージを与えられるシャドーボール搭載が、コスパが良く、隙なく、幅広くカバーできる型として人気を博していた。
念氷格型
|
レジスチル現役のGBLシーズン2(2020年5月12日~)までは、ちょくちょく見かけた型。
パンチ系は、ゲージ消費が少ないため、シールド駆け引き用途に必須なのと、ダメージ効率の低さを、チルタリスのこおり二重弱点で相殺するため、
パンチ系では、れいとうパンチ採用が多かった。
「きあいだま型」は、環境に多かったレジスチルにきあいだまを決めるためだけに存在した。
シールド駆け引きを制し、レジスチルにきあいだまが決まった時の爽快感は、スリーパーのゲージ枠1つをきあいだまで埋めるのに十分の価値だったため。
初手「スリーパー」パーティ考察
スーパー環境(CP1500以下)
バランス型「裏補完パ」
初手 | 裏(引き先) | 裏(引き先) |
「スリ・マリ」並び | くさに優勢 | |
中性的な初手 | 裏の2体は補完関係 |
スリーパー初手は、中性的な初手と、裏が補完を組んでいるバランス型「裏補完パ」始祖の一角。
初手で突っ張って強引に対面をとり、補完のとれた裏で後追いする“対面ゲー”に持ち込む動きが基本。
交代受けを高度に決めれるスキルを有する場合は、高耐久パで組んでサイクル戦で回す運用も多い。
GBLシーズン2前後までは、チルタリス採用が多かったため、スリーパーの技構成は、れいとうパンチ搭載が一般的だった。
GBLシーズン3以降は、チルタリスが減り、Gマッギョやユキノオーなどが増加した関係で、ほのおのパンチ搭載型が一般的になっている。
GBLシーズン3時点での環境に基づいて解説
スリーパー版「超悪悪」ギミック
初手 | 裏(引き先) | 裏(貫通) |
かくとうに優勢 | 裏が悪悪ギミック | |
かくとうに劣勢 |
「スリーパー・マリルリ・Gマッギョ」構築のような系譜のパーティは、初手で強引に対面をとって“対面ゲー”に持ち込むか、プレイングで“なんやかんや”するのが一般的なのだが、
GBLシーズン8でどくタイプが大幅強化されると、どくあく並びが流行、あくタイプが環境に溢れ返り、スリーパーには逆風の環境となった。
そこで開発されたのが、「スリーパー・ブラッキー・ズルズキン」構築。
「あくタイプが流行っているなら、抗うのではなく、取り入れてしまえばいい」という発想である。
もともとは、どくタイプ強化のため、どくあく並びの流行であれば、どくタイプに対してはスリーパーのねんりきが凶器として活躍する。
「エスパーあく補完」は若干、物足りなさを感じる並びだが、あく枠をズルズキンが担うことで、エスパーとの補完バランスがかなり改善し、この並びが成立するともいえる。
「スリーパー・ブラッキー・ズルズキン」考察
初手 | 裏(引き先) | 裏(貫通) |
防御時のタイプ相性 | ||||||||||||||||||
ノ | 炎 | 水 | 電 | 草 | 氷 | 格 | 毒 | 地 | 超 | 虫 | 岩 | 霊 | 竜 | 悪 | 鋼 | 妖 | ||
強 | 強 | 弱 | 弱 | 弱 | ||||||||||||||
弱 | 強 | 弱 | 強 | 強 | 弱 | |||||||||||||
弱 | 弱 | 強 | 強 | 強 | 強 | 弱 | ||||||||||||
弱(約2.56倍)、弱(1.6倍)、強(約0.625倍)、強(約0.39倍)、強(約0.244倍) |
初手にスリーパーを置き、引き先にブラッキー、隠し玉ズルズキンで貫通するパーティ。
スリーパー初手の、出し勝ち、出し負け判定は、技構成次第で、対戦相手としても、スリーパーのわざ構成が不明の時点では、様子見してくるケースが多い。
とはいえ、このパーティはあく2枚のギミックパのため、とりあえず一旦、ブラッキーに引く必要がある。
ブラッキーに引くと、フェアリーやかくとうで追われるケースが多いため、
スリーパーでフェアリーやかくとうを処理できれば、貫通役のズルズキンが通しやすくなる。
ただ、甘甘パーティが流行っている現状、あく2枚のギミックパはリスクが大きい。
GBLシーズン8時点での環境に基づいて解説
備考
図表で省略された正確な倍率
タイプ相性倍率
ゲーム内コメント(タイプ相性) | タイプ相性倍率 |
効果はばつぐんだ!(二重弱点) | 2.56倍 |
効果はばつぐんだ!(弱点) | 1.6倍 |
通常ダメージ(等倍) | 1倍 |
効果はいまひとつだ...(耐性) | 0.625倍 |
効果はいまひとつだ...(二重耐性) | 0.390625倍 |
効果はいまひとつだ...(無効) | 0.390625倍 |
効果はいまひとつだ...(耐性×無効) | 0.244140625倍 |
バフ・デバフ倍率
効果倍率 | バフ | デバフ |
1段階目 | 1.25倍 | 0.8倍 |
2段階目 | 1.5倍 | 0.66666667倍 |
3段階目 | 1.75倍 | 0.5714286倍 |
4段階目 | 2.0倍 | 0.5倍 |
種族類型
種族類型 | ステータス比率 | 特徴 |
耐久型 | (攻撃<防御≒HP) | ステ積(SCP)が最大となり、ステータス上の強さは最強。攻撃実数値が最小のため、先制権は、ほぼない。 |
HPタンク型 | (攻撃≒防御<HP) | ステ積(SCP)は耐久型に次ぐため、ステータス上の強さは上位。防御型と比較し、1ターン技などの攻撃間隔の短い技には優位だが、威力の高い通常技やゲージ技に対しては弱い。 |
防御型 | (攻撃≒HP<防御) | ステ積(SCP)は耐久型に次ぐため、ステータス上の強さは上位。HPタンク型と比較し、威力の高い通常技やゲージ技には優位だが、1ターン技など、攻撃間隔の短い技には弱い。 |
バランス型 | (攻撃≒防御≒HP) | ステ積(SCP)は低めのため、ステータス上の強さは弱め。攻撃実数値は高めのため、先制できることが多い。 |
攻撃型 | (防御≒HP<攻撃) | ステ積(SCP)が最小となり、ステータス上の強さは最弱。攻撃実数値が最大のため、ゲージ技をほぼ確実に先制できる。 |
厳選基準の詳細
厳選基準 | 解説 |
理想個体 | SCP1位個体(全組合せ中、実数値の積が最大となる個体) |
攻撃特化 | 全組合せ中、攻撃実数値が最大となる個体 |
防御特化 | 全組合せ中、防御実数値が最大となる個体 |
HP特化 | 全組合せ中、HP実数値が最大となる個体 |
100内A特 | SCP100位以内に厳選された個体の中で、攻撃実数値が最大となる個体 |
100内B特 | SCP100位以内に厳選された個体の中で、防御実数値が最大となる個体 |
100内H特 | SCP100位以内に厳選された個体の中で、HP実数値が最大となる個体 |
レイド1位 | 最低個体値A以上固定の入手経路内で、SCPが最大となる個体 |
レイドA特 | 最低個体値A以上固定の入手経路内で、攻撃実数値が最大となる個体 |
レイドB特 | 最低個体値A以上固定の入手経路内で、防御実数値が最大となる個体 |
レイドH特 | 最低個体値A以上固定の入手経路内で、HP実数値が最大となる個体 |
相棒なし | 最高の相棒によるCPブーストを適用しない状態でのSCP1位個体 |
相棒あり | 最高の相棒によるCPブーストを適用した状態でのSCP1位個体 |