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ポケモン個別解説

【ポケモンGO】ラグラージのPvP考察(おすすめ技と理想個体値)

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ラグラージの基本性能

図鑑No.0260種族値SCP
ラグラージ攻撃208GBLロゴアイコン_CP500以下リーグ502
防御175GBLロゴアイコン_スーパーリーグ1508
HP225GBLロゴアイコン_ハイパーリーグ2514
合計608GBLロゴアイコン_マスターリーグ3344

ラグラージの弱点と耐性

弱点耐性
くさくさ
×2.560
ほのおほのお
×0.625
でんきでんき
×0.625
どくどく
×0.625
いわいわ
×0.625
はがねはがね
×0.625

ラグラージの覚える技

通常技DPTEPT威力ゲージ時間
みずでっぽう*3.603.003.6+31
マッドショット2.404.004.8+82
ゲージ技威力ゲージDPE
やつあたり*10-700.14
おんがえし*130-701.86
だくりゅう42-351.20
なみのり90-452.00
ハイドロカノン*96-402.40
ヘドロウェーブ110-651.69
じしん132-652.03

*は限定技(※レガシー技等含む)

バフ・デバフ効果
バフデバフ技対象相手対象stat倍率確率
だくりゅう相手攻撃0.8倍30%
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ラグラージの概要

PvP性能ポイント

最強の技セット

ラグラージも御三家のため、水の御三家接待技せったいわざハイドロカノンを習得可能。

優秀な技セットをさずけられており、

マッドショットからのハイドロカノンが、非常凶悪性能。

この強力な技セットの恩恵で、ラグラージはスーパーリーグ(CP1500以下)からマスターリーグ(CP制限なし)まで、

全リーグトップクラス活躍を見せる。

こういった高回転で、高威力ゲージ技を連発できる技構成のポケモンは、使っていて楽しく、高度な立ち回りで、相手を翻弄ほんろうすることもできるため、初心者からガチ勢まで、愛用者が多い。

【GBL前】第4期 時点での技性能で解説

「くさタイプ」が天敵

黎明期れいめいきからスーパーリーグで猛威を振るっている強ポケ「ナマズン」と、

まったく同じタイプ相性「みずじめん」タイプのラグラージ。

弱点はくさタイプのみで、幅広く等倍で受けれる反面、唯一の弱点、くさタイプ相手には、通常技だけでゴリ押される場面も多いため、

絶対にくさ相手とは搗合かちあわせない立ち回りが必須。

特にSシャドウウツボットのはっぱカッターは脅威で、一瞬でも交代の判断が遅れると、あっという間にHPを溶かされて、使い物にならなくなってしまう。

GBLシーズン2時点での技性能で解説

技の変更履歴一覧

マッドショットの技変更履歴

通常技DPTEPT威力ゲージ時間
【GBL前】第1(2018年12月13日~2019年2月1日)
マッドショット1.804.503.692
GBLシーズン20(2024年9月4日~12月4日)
マッドショット2.404.004.882

やつあたりの技変更履歴

ゲージ技威力ゲージDPE
【GBL前】第3(2019年7月10日~9月28日)
やつあたり10400.25
【GBL前】第5(2019年12月12日~2020年1月30日)
やつあたり10700.14

おんがえしの技変更履歴

ゲージ技威力ゲージDPE
【GBL前】第3(2019年7月10日~9月28日)
おんがえし50401.25
【GBL前】第5(2019年12月12日~2020年1月30日)
おんがえし130701.86

なみのりの技変更履歴

ゲージ技威力ゲージDPE
【GBL前】第1(2018年12月13日~2019年2月1日)
なみのり78401.95
GBLシーズン20(2024年9月4日~12月4日)
なみのり90452.00

ハイドロカノンの技変更履歴

ゲージ技威力ゲージDPE
【GBL前】第1(2018年12月13日~2019年2月1日)
ハイドロカノン108402.70
【GBL前】第5(2019年12月12日~2020年1月30日)
ハイドロカノン96402.40

じしんの技変更履歴

ゲージ技威力ゲージDPE
【GBL前】第1(2018年12月13日~2019年2月1日)
じしん144652.22
GBLシーズン16(2023年9月2日~12月2日)
じしん132652.03

バランス調整の影響

「ハイドロカノン」弱体化

ラグラージの代名詞ともいえるハイドロカノンが、【GBL前】第5(2019年12月12日~)から、一部のわざにバランス調整が入り、弱体化した。

マッドショットとの組み合わせで放つハイドロカノンが、とにかく凶悪で、

GOバトルリーグ(プレシーズン)スタートに伴う、ラグラージ狙い撃ちのバランス調整なのは明らか。

調整前がバランスを崩す壊れ技だったため、弱体化とはいえ、むしろ適正なバランス(それでもトップクラスの技に変わりない)最適化されたというのが正しいか。

「じしん」弱体化

ラグラージのじしんはがね相手は勿論、等倍相手にも大ダメージを与えるサードアタック枠として雑に強かったが、

GBLシーズン16(2023年9月2日~)からのバランス調整で弱体化を食らった。

じしんでの削りが丁度、ラグラージにとって都合の良い対面がいくつかあっただけに、この弱体化の影響で、定石になっていたいくつかの動きが使えなくなるのは必至だろう。

入手・育成ポイント

入手可能な最低個体値

入手先最低PL最低IV組合せ
野生104096通り

コミュデイ対象の御三家

ミズゴロウのコミュデイ2019

御三家はラグラージに限らず、コミュニティ・デイで厳選、アメ確保が容易で、サードアタック解放コストも「10,000」と格安のため、PvPで大活躍できる強力なこまが、低コストで育成できる。

だが、肝心のコミュデイ参加を逃してしまうと、

コミュ限わざハイドロカノン持ちの厳選が、途端に困難となってしまう。

その場合は、手持ちの理想個体へ「すごいわざマシンスペシャル」を使うか、特別なわざを習得できるイベント復刻を待つしかない。

頼れるフレンドがいるなら、トレードでハイドロカノン持ちを交換してもらうのもありだろう。(コミュデイ産は大量生産されがちなので、そこまで渋られない)

ラグラージの個体値厳選

理想個体値(SCP1位)

CupsIV攻撃防御HPPLCPSCP
LC0FF69.7763.73806.5499502
SL0EE121.11110.051391914981508
HL0ED156.57142.2717933.524992514
ML40FFF176.24150.161894029742924
ML41FFF177.35151.111904130112959
ML50FFF187.39159.662015033623306
ML51FFF188.5160.612025134023344

各種レギュに於ける理想個体値の補足

  • GBLでのCP500以下レギュレーションでは、CP制限以外にも出場条件が設定されるケースが多いため、実際には参戦できない場合あり
  • 野生出現しないポケモン(リワード産やレイド産限定)や、トレードに制限のあるポケモン(伝説や幻のポケモンなど)は、最低PLや最低個体値が条件に応じて適用されるため、その範囲内での理想個体値となる
  • 上記条件などにより、入手時点でCPがCP制限を超えてしまい、理想個体値が存在しない場合は"-"と表示
  • 理想個体値(SCP1位)が複数存在する場合は、個体値の総和が最大のものを代表として表示
  • マスターリーグでは、通常マスター(PL50)+相棒ブースト適用(PL51)と、MLクラシック(PL40)+相棒ブースト適用(PL41)毎にSCP表示

特化厳選

スーパー環境ミラー用厳選

ラグラージは、スーパーリーグでも非常に採用率が高く、ミラーを避けては通れない。

しかも、ラグラージはゲージ技で勝敗が決する代表的なポケモンの一角のため、勝負を制するには、同発を制する必要がある。

一般的に、CP制限リーグでは、耐久力を追求する理想個体厳選がセオリーだが、ゲージ技でミラーの勝敗が決するケースでは、ミラーで悔しい思いをしないためにも、絶対に攻撃実数値を軽視してはならない。

これは、ゲージ技の発動が同発になった場合、攻撃実数値の高い個体がゲージ技を先制できるためである。

ミラーでの同発最強だが実用的ではない参考個体値
CupsIV攻撃防御HPPLCPSCP
SLF00129.85101.91311915001442

とはいえ、個体値F00(攻撃実数値129.85)個体にしてしまうと、全組合せ中、攻撃実数値が最大となり、ミラー対決では絶対に先制できるようになるが、その分、ステ積(SCP)が下がってしまうため、汎用性も下がってしまう。

「ゲージ技の先制権」と「耐久力」の妥協点を探る際は、仮想敵からの(被ダメージ)ブレークポイントが一つの判断材料となる。

ミラーを意識しつつ硬さにもこだわった厳選
CupsIV攻撃防御HPPLCPSCP
SL6F0124.61110.631311915001482

ラグラージミラーで先制だけを意識した場合、個体値F00(攻撃実数値129.85)にすれば、同発では絶対、自分がを取れるようになるが、それでは、汎用性が著しく低下してしまうため、

意識したい仮想敵からの、被ダメージの威力が切り替わるブレークポイントを基準に、「ゲージ技の先制権」と「耐久力」の妥協点を探ることになる。

個体値6F0(攻撃実数値124.61)個体は、ミラー用に「SCP100位以内に厳選された攻撃最大のラグラージ(攻撃実数値123.53)」より攻撃実数値を上に確保しつつ、防御実数値は110.63確保しているため、「SCP100位以内に厳選された攻撃最大のジャローダ」のつるのムチや、Dデオキシスのカウンターなどのブレークも抑えられるように、攻防特化で個体値が振れており、有力候補だといえるだろう。

因みにシャドウ版ラグラージだとブレークポイントの仮想敵は変わるが、個体値6F0(攻撃実数値124.61)個体は、シャドウ版でもミラー用個体として有力候補。

GBLシーズン17時点での環境に基づいて解説

ハイパー環境ミラー用厳選
息吹型ギラティナAミラーを意識した厳選
CupsIV攻撃防御HPPLCPSCP
HL1E0159.17143.941713524992485
HL2F0159.31144.1417034.524982479

ハイパー環境では、スーパー環境以上に、ラグラージ主戦場となるため、ラグラージミラー対策は必須となる。

通常ハイパーでの基準は、「息吹型ギラティナA」のりゅうのいぶきブレークポイントを意識すると、カバー範囲が実用的で都合が良い。

「レイド産で攻撃最大のギラティナA」からのりゅうのいぶき3に抑えるには、ラグラージの防御実数値が143.75を超える必要があるため、その要件を満たしつつ、ラグラージミラー用に、「SCP100位以内に厳選された攻撃最大のラグラージ(攻撃実数値158.55)」より攻撃実数値を上に確保すると、個体値2F0(攻撃実数値159.31)辺りが、攻防特化で個体値が振れており、有力候補だといえる。

Sラグラージ版のミラー用厳選
CupsIV攻撃防御HPPLCPSCP
HL3F0159.45143.581703424912474
HL3F1159.45143.581703424962474

ハイパー環境の場合、仮想敵へのハイドロカノン確定数を考慮すると、Sシャドウラグラージの優位性が高いため、防御力ペナルティがあったとしても、シャドウ版を採用するケースが多い。

Sグラージにすると、シャドウボーナスの影響で、技の威力が1.2倍に補正される引き換えに、防御力が、0.8333333倍になるペナルティが発生する。

この影響で、上述の「息吹型ギラティナA」のブレークポイントを基準にするのは実用的でなくなるため、Sラグラージ版の仮想敵は、「SCP100位以内に厳選されたSカイリキー」が程よいだろう。

この場合、Sカイリキーのカウンターを抑えるには、ラグラージの防御実数値143.42を超える必要があり、その要件を満たしつつ、ラグラージミラー用に攻撃実数値を最大化させると個体値3F0(攻撃実数値159.45)が、攻防特化で個体値が振れており、有力候補だといえる。

ファイアローに必ず同発勝てる厳選
CupsIV攻撃防御HPPLCPSCP
HLAE6161.49140.0117131.524992463
HLAF5161.49140.7517031.525002462
HL6B0161.72140.561703425002462
HL7B1161.84140.0117033.524972457
HLBF6161.57140.181703124972456
HLAF1162.15141.321683224992456
HL7C0161.84140.7616933.524982456
HL9D2162.05140.3916932.524992454
HLAE5161.49140.0117031.524942453
HL9E0162.05141.1416832.524952453

ハイパー環境では、ミラーに匹敵するくらい、意識しなければならない対面に、ファイアローが存在する。

基本、ラグラージとファイアロー対面は、ラグラージの方が優勢だが、ファイアローに貯め引きされ、シールドを剥がされた後に、再びラグラージ、ファイアロー対面を作られ、この時に同発で負ける個体値だとブレイブバードをお見舞いされ、負け筋になる場合がある。

ファイアローの攻撃実数値最大値は161.45(個体値FDD)のため、ラグラージ側が同発で負けないようにするには、この値を上回る調整が必要になる。

ラグラージの攻撃実数値を161.49確保できる個体値AE6なら、ファイアロー対面で絶対に同発で負けないようになるため、ファイアロー意識の厳選をする場合、耐久面とのバランス的に有力候補になってくるだろう。

GBLシーズン17時点での環境に基づいて解説

弁論のザドキエル
弁論のザドキエル

特化厳選の実情は、パーティ立ち回りセットデザインする側面が強いため、厳選には答えがないというのも、一つの答えとなる。

特化厳選の実情

よく、有用な特化厳選(かつての2チルなど)が発見されると、その特化厳選が界隈かいわいで一時的に流行るが、話題になっているからといって、安易に飛びつくのは推奨しない。

明確な戦略もなく闇雲に特化厳選個体を使っても、(特化厳選の)コンセプトが分からず、使いこなせなければ、

ただSCPの低いだけの個体に成り下がり、せっかく苦労して厳選した個体なのに、倉庫番になってしまう可能性が高い。

更に、仮想敵やミラーに対する特化厳選は、シーズン毎の各種バランス調整環境変化ブレークポイント変わる可能性がある点にも注意したい。

特化厳選に関しては、一度、厳選したらそれで終わりという世界ではなく、環境が変わるたびに作り直すのが前提となる。

厳選は一度で終わらせたい場合や、あまり細かい事は深く考えずに、汎用的に使いたいのなら理想個体値SCP1位を使っておく事をオススメする。

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ラグラージの型(技セット)考察

ラグラージの技1回数とCT比較

1位ラグラージの画像技1マッドショット技1回数5,4,5,4
技2だくりゅうCT8.75
2位ラグラージの画像技1マッドショット技1回数5,5,5,5
技2ハイドロカノンCT10.00
3位ラグラージの画像技1マッドショット技1回数6,6,5,6
技2なみのりCT11.25
4位ラグラージの画像技1みずでっぽう技1回数12,12,11,12
技2だくりゅうCT11.67
5位ラグラージの画像技1みずでっぽう技1回数14,13,13,14
技2ハイドロカノンCT13.33
6位ラグラージの画像技1みずでっぽう技1回数15,15,15,15
技2なみのりCT15.00
7位ラグラージの画像技1マッドショット技1回数9,8,8,8
技2ヘドロウェーブCT16.25
7位ラグラージの画像技1マッドショット技1回数9,8,8,8
技2じしんCT16.25
9位ラグラージの画像技1マッドショット技1回数9,9,9,8
技2やつあたりCT17.50
9位ラグラージの画像技1マッドショット技1回数9,9,9,8
技2おんがえしCT17.50
11位ラグラージの画像技1みずでっぽう技1回数22,22,21,22
技2ヘドロウェーブCT21.67
11位ラグラージの画像技1みずでっぽう技1回数22,22,21,22
技2じしんCT21.67
13位ラグラージの画像技1みずでっぽう技1回数24,23,23,24
技2やつあたりCT23.33
13位ラグラージの画像技1みずでっぽう技1回数24,23,23,24
技2おんがえしCT23.33

型(技セット)の補足説明

1位 GBL年表-リストアイコン-フシギバナ 技1 つるのムチ 技1回数 6,6,5,6
技2 ハードプラント CT 11.25
1位 GBL年表-リストアイコン-ヤミラミ 技1 シャドークロー 技1回数 6,6,5,6
技2 イカサマ CT 11.25
弁論のザドキエル
弁論のザドキエル

図表の「技1回数」の数値は、各型のゲージ技を撃つのに必要な通常技(技1)回数。

図表の「CT」の数値は、各型のゲージ技を撃つのに必要なターン数。

技1回数の周期について

例えば、フシギバナの「つるプラント型」の場合、つるのムチを6回撃つとゲージ技(技2)発動に必要なゲージが貯まりハードプラントを撃てる。

つるのムチを6回撃つとゲージは48貯まり、ハードプラントのゲージ消費は45のため、ゲージが3余る。そのため、ハードプラントを3回目に撃つ時にはつるのムチ5回で撃てる。

このように技1回数の周期を表では「6,6,5,6」と表記している。

型の性能はCTで比較する

CT(チャージターン)は、単体でこの数値を見てもあまり意味がなく、他の型(技セット)との性能を比較する際に役立つ。

例えば、フシギバナの「つるプラント型」はCTが、ヤミラミの「シャドイカ型」と同じ11.25のため、ゲージ技発動が同じタイミング、つまり同発になることが分かる。

このように、型(技セット)同士のCTを比較することで、どちらの型の方が先制できるのか、また、回転はどちらの方が早いのか、等が判断しやすい。

GBLシーズン20時点での技性能で用語解説

マッショカノン型

ラグラージ基本の型は、技1がマッドショットの「カノン型」。

技1のみずでっぽうも良性能の技だが、高性能なゲージ技を素早くチャージして連発するのがラグラージを使う醍醐味のため、マッドショットではなくみずでっぽうを技1にするなら、「別にラグラージにする意味ある?」と、なってしまう。

よって、ラグラージの技1はほぼマッドショット一択となる。(特殊レギュなどで戦略的にみずでっぽうを選択する場合はその限りではない)

「マッショカノン型」のCTは8.89と、全技セットの中でもかなり高回転の部類で、更にハイドロカノンの威力も高くDPEもトップクラスのため、高回転でブラフにも使える上に、ラグラージの主砲としても申し分ない。

GBLシーズン15時点での技性能で解説

サードアタック用の型

「マッショヘドウェ型」や「マッショじしん型」は、カウンターや高威力の一撃必殺を狙う技3(サードアタック)用で、CTも14.4と連発には向かないため、ゲージ技を決めるには、シールドを剥がした後や、ブラフ(シールド駆け引き)が必須となる。

「マッショヘドウェ型」の特徴は、フェアリーを含むマリルリを処理しやすくなったり、くさへのカウンター用、チルタリス(ドラゴンひこう)用に使うことが多い。

「マッショじしん型」は、はがねが処理しやすくなったり、タイプ一致のじしんが高威力で一撃性が高いため、技3(サードアタック)用に汎用性も求めるなら「マッショじしん型」が一般的となる。

GBLシーズン15時点での技性能で解説

その他の型

「マッショだくりゅ型」は、デバフの追加効果が30%の確率で発動するため、戦略的な面白さはあるが、ラグラージは他に優秀な技が多く、現状、わざわざだくりゅうに割く技の空き枠はない。

ただ、「マッショだくりゅ型」は、デバフ効果の有無だけでなく、CTが7.78と、「マッショカノン型」よりも回転率が良いため、ブラフ用にだくりゅうを使うという特殊な事例も一部で確認されている。

一応、ラグラージは良性能のなみのりも覚えられるため、「マッショなみのり型」も作れるが、「マッショカノン型」の完全下位互換になってしまうため、コミュ限技である「マッショカノン型」が作れない時の妥協枠の型であるのは否めない。

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初手「ラグラージ」パーティ考察

スーパー環境(CP1500以下)

「ラグ・ムドー」並び

初手(貫通) 裏(貫通) 裏(引き先)
1500-ポケボタン-ラグラージ 1500-ポケボタン-エアームド 1500-ポケボタン-デオキシス-ディフェンスフォルム
1500-ポケボタン-レジスチル
1500-ポケボタン-マッギョ-ガラルのすがた
1500-ポケボタン-デンチュラ
1500-ポケボタン-スリーパー
1500-ポケボタン-ドラピオン
1500-ポケボタン-ヤミラミ
ラグムドー」並び トレンド引き先

GBLシーズン3で実施されたブレイブバードの反動技化で、初手エアームド構築が再評価され、初手エアームド構築がこぞって量産された際に、「エアームド・Dデオキシス・ナマズン」構築の派生先の一つとして、貫通をラグラージに変えた亜種パ「エアームド・Dデオキシス・ラグラージ」構築が誕生する。

この時の、ラグラージとエアームドの再会により、ラグラージの補完が完成、GBLシーズン4で初手と裏を入れ替えた「ラグラージ・Dデオキシス・エアームド」構築が流行し、ラグムドー」の並び確立する。

エアームドという相方を、不動のものとしたラグラージが、水を得た魚となり、その後のスーパーリーグ環境にラグラージが大増殖する流れへと繋がる。

「ラグ・ムドー」並びの動かし方
初手 裏(引き先) 裏(貫通)
1500-ポケボタン-ラグラージ 1500-ポケボタン-デオキシス-ディフェンスフォルム 1500-ポケボタン-エアームド

初手にラグラージを置き、引き先にDデオキシス、くさ対策にエアームドを編成したパーティ。

ラグラージ初手は、Gマッギョ、エアームド、トリデプス、デンチュラ、Aガラガラ、ドクロッグなどに出し勝ち。

このパーティは、「エアームド・Dデオキシス・ラグラージ」の初手を変えた亜種パだが、

「エアームド・Dデオキシス・ラグラージ」とマッチングした場合は、選出的にほぼ勝てる。

貫通力の高いラグラージが、初手貫通役兼任するため、裏で対応できない初手以外は、一旦、Dデオキシスに引くのが基本。

また、ラグラージはくさ激弱げきよわなので、

ラグラージの裏にはくさ激強げきつよのエアームドがほぼセットで控えている。

このパーティは、頻繁にラグラージを出したり、引っ込めたりして、起点を作りながら戦うため、

パーティの強さラグラージ使いの熟練度と言っても過言ではない。

引き先の性能が強さに直結

ラグラージとエアームドの補完を崩せるポケモンは数少ないため、対面さえ維持できれば、対面ゲーに持ち込める可能性が非常に高い。

そのため、この手の補完パーティは、出し負けた際の、引き先性能強さ直結する。

引き先のトレンド

シーズンごとの引き先トレンドに応じて、Dデオキシス以外にも、Gマッギョや、ヤミラミなど、様々なパターンが存在する。

GBLシーズン8で実施されたどくタイプ大幅強化以降は、引き先ドラピオンが非常に優秀で、使い得状態となっている。

GBLシーズン11時点での技性能で解説

備考

図表で省略された正確な倍率

タイプ相性倍率

ゲーム内コメント(タイプ相性) タイプ相性倍率
効果はばつぐんだ!(二重弱点
2.56
効果はばつぐんだ!(弱点
1.6
通常ダメージ(等倍
1
効果はいまひとつだ...(耐性
0.625
効果はいまひとつだ...(二重耐性
0.390625
効果はいまひとつだ...(無効
0.390625
効果はいまひとつだ...(耐性×無効
0.244140625

バフ・デバフ倍率

効果倍率 バフ デバフ
1段階目 1.25 0.8
2段階目 1.5 0.66666667
3段階目 1.75 0.5714286
4段階目 2.0 0.5

種族類型

種族類型 ステータス比率 特徴
耐久型 攻撃防御HP
ステ積(SCP)が最大となり、ステータス上の強さは最強。攻撃実数値が最小のため、先制権は、ほぼない。
HPタンク 攻撃防御HP
ステ積(SCP)は耐久型に次ぐため、ステータス上の強さは上位。防御型と比較し、1ターン技などの攻撃間隔の短い技には優位だが、威力の高い通常技やゲージ技に対しては弱い。
防御型 攻撃HP防御
ステ積(SCP)は耐久型に次ぐため、ステータス上の強さは上位。HPタンク型と比較し、威力の高い通常技やゲージ技には優位だが、1ターン技など、攻撃間隔の短い技には弱い。
バランス型 攻撃防御HP
ステ積(SCP)は低めのため、ステータス上の強さは弱め。攻撃実数値は高めのため、先制できることが多い。
攻撃型 防御HP攻撃
ステ積(SCP)が最小となり、ステータス上の強さは最弱。攻撃実数値が最大のため、ゲージ技をほぼ確実に先制できる。

厳選基準の詳細

厳選基準 解説
理想個体 SCP1位個体(全組合せ中、実数値の積が最大となる個体)
攻撃特化 全組合せ中、攻撃実数値が最大となる個体
防御特化 全組合せ中、防御実数値が最大となる個体
HP特化 全組合せ中、HP実数値が最大となる個体
100内A特 SCP100位以内に厳選された個体の中で、攻撃実数値が最大となる個体
100内B特 SCP100位以内に厳選された個体の中で、防御実数値が最大となる個体
100内H特 SCP100位以内に厳選された個体の中で、HP実数値が最大となる個体
レイド1位 最低個体値A以上固定の入手経路内で、SCPが最大となる個体
レイドA特 最低個体値A以上固定の入手経路内で、攻撃実数値が最大となる個体
レイドB特 最低個体値A以上固定の入手経路内で、防御実数値が最大となる個体
レイドH特 最低個体値A以上固定の入手経路内で、HP実数値が最大となる個体
相棒なし 最高の相棒によるCPブーストを適用しない状態でのSCP1位個体
相棒あり 最高の相棒によるCPブーストを適用した状態でのSCP1位個体

各リーグの「最強選抜」ページ

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