980円の有料チケット内容
- スペシャルリサーチ「巨大ポケモンの謎を解け!」の挑戦権
- レジギガス先行GET権(スペシャルリサーチ報酬)
- 「イッシュのいし」「シンオウのいし」「限定ポーズ」(スペシャルリサーチ報酬)
- 当日、ジムでフォトディスクを回すと最大10枚までレイドパス獲得可
- 「巨大ポケモンの謎を解け!」専用メダルを獲得
ゲーム内で有利なプレイが可能となる、「孵化装置」や「プレミアムレイドパス」をはじめとする、
いわゆる“課金アイテム”。
今までは、ポケコインというゲーム内通貨を経由して引換えができた。
通常、ポケコインは、課金することで入手できるのだが、
ジムにポケモンを配置することでも、1日50コインまでという制約はあるが、入手可能。
つまり、ポケモンGOでは、完全無課金でも、課金アイテムを使うことができるシステムとなっている。
だが、今回、ナイアン(Niantic, Inc.)の新たな試みとして、
純課金アイテム、つまりポケコインでは引換えできない「チケット(巨大ポケモンの謎を解け!)」が導入され、
この「チケット」を入手するにはリアルマネー、980円の課金が必須となる。
完全無課金者にとっては、“大きな決断の時”を迎える事態となった。
このページでは、絶対に“後悔”しないための、“判断材料”をいくつか提示したいと思う。
後悔する人、しない人
有料チケットを買わなくても後悔しない人
- 意図的に「完全無課金」という“縛りプレイ”をしている人
- 家族や友人などとの「お付き合い」で、仕方なくポケモンGOをプレイしている随伴者
言うまでもなく、“意図的”に「完全無課金」という“縛りプレイ”をしている場合は、
“自分ルール上”、「無課金プレイ」そのものが、自分に科せられた大いなる目的のため、
今回のようなケースでも課金は、ご法度だろう。
志半ばで、自分と交わした誓いを破るべきではない。
また、熱心な家族や友人トレーナーに、
仕方なくお付き合いで、付き合わされている随伴者も、わざわざ自発的に身銭を切る必要はないだろう。
有料チケットを買わないと後悔する可能性の高い人
- やり込んでいるのに、今まで何となく無課金プレイだった人
- やり込んでいるが、ゲームへ課金するのに抵抗がある人
- 課金勢だが、今回の「有料チケット」は何となくスルー予定の人
- イベント当日が仕事や用事で、どうしてもポケモンGOをプレイできない人
後悔する可能性の高いのは、上記リストに挙がっているような人たち。
確かにゲームへ課金するのに、抵抗があるのも分かる。
だが、わざわざ貴重な、人生という、貴重な時間を割いてまで、ゲームをプレイしているのに、
980円程度の些末なことで後悔するのは、本末転倒だとは言えないだろうか?
そこで、有料チケットが本当に課金に値するのか、その“是非”について、
まずは情報を整理していきたい。
レジギガス有料チケットの価値
980円の有料チケット内容
- スペシャルリサーチ「巨大ポケモンの謎を解け!」の挑戦権
- レジギガス先行GET権(スペシャルリサーチ報酬)
- 「イッシュのいし」「シンオウのいし」「限定ポーズ」(スペシャルリサーチ報酬)
- 当日、ジムでフォトディスクを回すと最大10枚までレイドパス獲得可
- 「巨大ポケモンの謎を解け!」専用メダルを獲得
レジギガスの有料チケットをもう一度おさらいすると、上記の通り。
それでは、一つずつ内容を見ていく。
取り返しのつかない要素
スペシャルリサーチ「巨大ポケモンの謎を解け!」の挑戦権
意外と見落としがちな要素に、
この、スペシャルリサーチ「“完了済み”リスト」がある。
ポケモンGOにも、図鑑埋めやメダル集めなど、
コレクター向けのコレクション要素が多数用意されているが、
このスペシャルリサーチ「完了済み」リストも、当然、例にもれず、コレクション対象となる。
記念すべき第1回スペシャルリサーチである「幻のポケモンの姿を追え!(ミュウ)」のように、
全世界共通のスペシャルリサーチもあれば、
「Safari Zone in YOKOSUKA 2018」のような、リアルイベント参加者限定の
プレミアムなスペシャルリサーチも存在する。
2019年からリアルイベントの参加方式が変わり、
シカゴやドルトムントの有料参加券は、購入さえ完了すれば、
現地でチェックインせずとも、限定メダルをGETできた。
しかし、この専用スペシャルリサーチだけは現地でのチェックインが必須のため、
ある意味、リアルイベントに参加した、“真の証明書”が、
この「完了済み」リストだといえる。
当然、レジギガスの有料チケットを買わない場合、この「完了済み」リストに、
「巨大ポケモンの謎を解け!」の欠けができてしまうことになる。
レジギガス先行GET権(スペシャルリサーチ報酬)
課金勢でも、レジギガスの有料チケットをスルーするか迷っている場合、
“ギガインパクトを覚えた「レジギガス」と、いち早く出会える権利に980円の価値があるか?”
この表層的な一点だけで判断している可能性が高い。
「せっかく980円出してGETしたレジギガスが、低個体値だったら…」
確かに、低個体値を引いてしまった場合、レジギガスそのものに、980円の価値はないかもしれない。
また、その後のEXレイドにレジギガスが登場することは決定しているため、
レジギガスの図鑑埋めだけが目的の場合、EXレイド登場まで待てば無課金でも図鑑埋めはできる。
だが、この有料チケットは、表面的には「レジギガスの先行GET権」という皮を被っているが、
本当の価値は、別のところに存在するため、この部分だけで判断してしまうのは早計だといえる。
激レア報酬「イッシュのいし」「シンオウのいし」「限定ポーズ」
- イッシュのいし
- シンオウのいし
- 限定ポーズ
スペシャルリサーチ「巨大ポケモンの謎を解け!」を進めていくと、
例のごとく、豪華な激レアアイテムが報酬として手に入る。
まだまだ貴重な「イッシュのいし」をはじめ、
徐々にBOXを圧迫するほど貯まりはじめた「シンオウのいし」、
そして、「限定ポーズ」。
字面通りの、このスペシャルリサーチ“限定”のポーズだった場合、
非常にコレクション性の高い、激レアポーズとなり得るため、
この限定ポーズのためだけに980円払う価値すらある。
ポーズコレクターは絶対にGETしておくべきだろう。
有料チケット(980円)限定ポーズを初見で見た時は、正直、度肝を抜かれた。
このポーズを“計算”でやっているとしたら、ナイアン(Niantic, Inc.)は、とんでもない天才集団だといえる。
だが、おそらくこれは偶然の産物。
ナイアン(Niantic, Inc.)は、とんでもない天然集団なのだろう。
と、いうのも、この限定ポーズ。
課金勢からしたら、最高に煽れる極めて攻撃力の高いポーズだといえる。
ジム置きや対人戦、フレンド画面に、レイドのロビーと、至るところで煽り倒せる。
しかも、こんな無駄なポーズにも980円払える“余裕”が、セレブリティを醸し出せる。
じゃあ、有料チケットを買わなかった無課金勢からしたらどうか?
そう、あんなダサいポーズで煽られたからといって、まったく悔しくないのだ。
このバランス感覚。
課金勢にも無課金勢にも配慮が行き届いた“絶妙なポーズ”。
ハイレベルなナイアン(Niantic, Inc.)のセンスには感服せざるを得ない。
2020年2月1日、へっぴり腰のような、くねくね曲がった独創的で、芸術点の高いレジギガスポーズが、何かしらの圧力が働いたのか、無難なポーズへと、修正が入った。筆者は修正前のレジギガスポーズを大変気に入っており、常時このポーズで生活していたのだが、修正が入ってからは、二度とこのポーズに着替えることはなくなった。
当日、ジムでフォトディスクを回すと最大10枚までレイドパス獲得可
有料チケットの特典で、イベント当日、最大10枚までレイドパスが入手できる。
通常のレイドパスのため、2枚以上所持できないが、
時間内にレイドで消費すれば、10枚までレイドパスが手に入る。
実は、レイドパスを10枚入手できた場合、これだけで有料チケット980円の元は取れてしまう。
普段からプレミアムレイドパスに課金している場合、
レジギガスの有料チケットは、レイドパス以外の特典も豪華なため、非常にお得であることに気付くだろう。
「巨大ポケモンの謎を解け!」専用メダルを獲得
レジギガスの有料チケットを購入するのは、“限定メダル”のためだと言っても過言ではない。
ポケモンGOで、図鑑埋めと並ぶ“2大コレクション要素”ともいえるのが、このメダル集め。
「アンノーンメダル」や「カメラマンメダル」といった、難易度や手間のかかるメダルも存在するが、
これらは、コツコツと時間さえ費やせば、いつかは達成できる。
だが、参加券の必要なリアルイベントや、今回のような有料チケットイベントは、
この機会を逃したら“二度と入手できないメダル”。
後悔先に立たず、悔いのないメダル画面を目指してほしい。
取り返しのつかない要素まとめ
- 完了済みリスト「巨大ポケモンの謎を解け!」埋め
- 有料チケット産レジギガス
- 限定ポーズ
- 限定メダル
レジギガスの有料チケットを購入しなかった場合、
「取り返しのつかない要素」として上記リスト項目が、
永遠に欠けてしまうことになる。(※復刻があるかはナイアンの匙加減ひとつ)
【初心者向け】お得な課金方法
課金方法は主に3種類
課金方法
- キャリア決済
- ギフトカード
- クレジットカード
スマホゲームに課金をしたことがない人は、
そもそも、課金方法にどんな種類があるのかもよく分からない場合が多い。
面倒事は抜きにして、誰でも簡単に課金できる方法は、
キャリア決済、ギフトカード、クレジットカードの三択。
キャリア決済
キャリア決済
- ドコモ払い
- auかんたん決済
- ソフトバンクまとめて支払い
- 楽天モバイルキャリア決済
キャリア決済とは、携帯電話の利用料金とゲームの課金額を、合算して支払えるキャリアの決済代行サービス。
キャリア(docomo、au、Softbank、楽天)という安心感と、とにかくお手軽に利用できる点が優れている。
後述の、クレジットカードで携帯料金を支払う設定にしておけば、クレジットカードのポイントも貯まって、
手軽さだけでなく、お得も取れるようになる。
ギフトカード
ギフトカード
- iTunesギフトカード
- Google Play ギフトカード
iPhoneならiTunesギフトカード、
AndroidならGoogle Play ギフトカード。
家電量販店やコンビニなどで買うことができる。
ギフトカードは基本、現金払いのため、クレジットカードや、今話題のPayPayなどは使えない。
お得を取るには、たまに店舗などでやっているキャンペーンを狙うか、
セブンイレブンでの「nanaco払い」となってくる。
nanacoのチャージをクレジットカード経由にすれば、ポイントが貯まる。
nanacoへのチャージでポイントが還元されるのは、一部のクレジットカードのみ。nanacoへのチャージ可否及びポイント還元については、事前にクレジットカード会社に確認するように。(※nanacoチャージでのポイント還元の規約は、結構ころころ変わりがちのため事前確認が安全。)
クレジットカード
スマホゲームへの課金で、最も堅実にお得をとる方法は、
ずばり、クレジットカードである。
だが、そのままクレジットカードで払うよりも、
キャリア決済と連携したり、nanacoへのチャージに使うなど、
組合せ技で使用した方が、便利でお得な場合が多い。
最近だと、iPhoneなら「Apple Pay」、
Androidなら「Google Pay」と紐づけると便利でお得だ。
クレジットカードのポイントが貯まるのはもちろん、独自のクーポンが付与されたりする。
筆者も、980円のレジギガス有料チケットを、680円で購入できた。
こういったキャンペーンは、ちょくちょく開催されているため、要チェックである。
おすすめのクレジットカード
おすすめのクレジットカードは、ポイント還元率が高く、貯まったポイントの汎用性も高い、楽天カード。
年会費 | ポイント還元率 | 電子マネー |
無料 | 1%還元(楽天スーパーポイント) | 楽天Edy |
今なら5000ポイントプレゼント(新規入会&利用) |
ポイント目的でカードを選ぶ場合、年会費が無料なのは基本だが、
貯まったポイントの使い勝手が悪ければ元も子もない。
多くのクレジットカードは、2年前後でポイントが失効してしまうが、
楽天スーパーポイントなら、最終利用から1年間のため、使うたびに有効期限を伸ばせる。
ポイントも、他へ変換せずとも、楽天市場や街中でそのまま使えるため、汎用性が極めて高い。
期間限定ポイントは街中でも消費可
楽天スーパーポイントは貯まりやすい部類のポイントのため、
こまめにキャンペーンにエントリーをしていると、すぐに貯まっていく。
通常ポイントよりも失効期限が短い、期間限定ポイントでの配布も多いが、
街中でも気軽にポイントを消費できるため、無駄になりにくい。
筆者は、期限の近いポイントをマクドナルドなどでよく消費している。
総括
ポケモンGOは、課金してもタマゴを割るために歩かせたり、大人数が集まらないと成立しないレイドなど、
なかなか課金が捗らないシステムのため、
ガチャがメインのスマホゲームと比較すると、札束で殴り合うようなゲーム性にはなりにくい。
これは、課金勢と無課金勢との間に、差が広がりにくいことを意味する。
どのスマホゲームにも言えることだが、課金勢が課金する最大のモチベーションは、
無課金勢に対して課金による圧倒的な戦力差を見せつけ、ドヤるためである。
これを、ゲーム内課金だけで達成できないポケモンGOは、多くのライト課金勢を逃す結果を招いている。
とはいえ、多くの人々は、潜在的にドヤりたい衝動を抱えているため、
“データ”には金を払いたくない人間でも、“体験”には簡単に金を払ってしまうもので、
ポケモンの巣や、リアルイベント遠征のためのチケット代、交通費、宿泊費、飲食代など、
案外、無課金を謳う無課金勢でも、ポケモンGO絡みで、知らず知らずのうちに金は落としている。
ポケモンGOをきっかけに、経済が活性化するのは、喜ばしいことだが、
ポケモンGOの健全な運営のためには、ゲーム内課金も活性化させなければならない。
ポケモンGOはボランティア団体ではないため、ユーザー全員が無課金プレイでは成立しないのだ。
そこで、ナイアン(Niantic, Inc.)の新しい試み、有料チケットである。
このアイテムはポケコインでは引換えできないため、課金者でなければ入手不可の“純課金アイテム”だといえる。
「限定ポーズ」や「限定メダル」は、非常にプレミアム感があるため、
熱心なコレクターなら課金せざるを得ない。
こういう要素を増やすことで、ゲームを支えるライト課金勢を呼び戻すことができるだろう。
ただし、一度課金に手を染めてしまうと、
課金への心理的抵抗が薄らいでしまい、歯止めがきかなく恐れもある。
無課金時は、「ゲームに金は払いたくない」「所詮データだ」という、心理的リミッターがかかっていたが、
一度、課金してしまうとそのリミッターが外れてしまうため、
欲望のままに、課金地獄へ転落する中毒者も生まれやすい。
- 「せっかく課金したのに伝説の100%や色違いが出ない…」
- 「ここでやめたら、今までの課金が無駄になってしまう…」
- 「伝説の100%や色違いが出るまで課金するしかない!」
こういったギャンブル依存症のような症状にならないように、
課金することは悪ではないが、ハマりすぎには十分注意するように。