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ブラッキーの概要
弱点と耐性
図鑑No.197 | 種族値 | SCP | ||
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攻撃 | 126 | LC | 615 |
防御 | 240 | SL | 1860 | |
HP | 216 | HL | 2927 | |
合計 | 582 | ML | 2927 | |
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覚える技
通常技 | DPT | EPT | 威力 | ゲージ | 時間 |
だましうち | 3.60 | 3.00 | 7.2 | +6 | 2 |
バークアウト | 2.00 | 4.33 | 6 | +13 | 3 |
ゲージ技 | 威力 | ゲージ | DPE |
とっておき | 90 | -55 | 1.64 |
サイコキネシス | 90 | -55 | 1.64 |
イカサマ | 84 | -45 | 1.87 |
あくのはどう | 96 | -50 | 1.92 |
通常の段取りでは取得できない技 |
|
バフ・デバフ効果
バフデバフ技 | 対象相手 | 効果対象 | 倍率 | 確率 |
サイコキネシス | 相手 | 防御 | 0.8倍 | 10% |
個体値厳選
理想個体値(SCP1位)
IV | 攻撃 | 防御 | HP | PL | CP | SCP |
0FF | 88.27 | 178.64 | 161 | 27.5 | 1497 | 1860 |
IV | 攻撃 | 防御 | HP | PL | CP | SCP |
FFF | 119.19 | 215.55 | 195 | 51 | 2445 | 2927 |
2020年12月1日からのPL上限解放に伴い、PL50まで強化可能となったことで、
スーパーリーグでも優秀だったブラッキーが、ハイパー環境へも殴り込み可能となった。
PL50まで「MAX強化+最高の相棒」によるCPブーストをかけてもCP2500には届かないため、理想個体は必然的に個体値100%となる。
スーパーリーグでのステ積は253万(SCP1860)、
ハイパーリーグでのステ積は500万(SCP2927)越えと、
PL50時代となり、ブラッキーの“硬さ”が、ハイパー環境にも轟く事態となった。
ハイパー環境には、レジスチルという“耐久の権化”が存在するが、伝説のアメXL集めは、まだまだ地獄の難易度を誇る(GBLシーズン6時点)ため、
近場に時給の良いイーブイの巣があるなら、
ブラッキーほどコスパの良い「超耐久型のPL50」ポケモンは存在しない。
特化厳選
IV | 厳選基準 | 順位 | 攻撃 | 防御 | HP | PL | SCP |
0FF | 理想個体 | 1 | 88.27 | 178.64 | 161 | 27.5 | 1860 |
F03 | 攻撃特化 | 3581 | 96.04 | 163.48 | 149 | 26 | 1762 |
5FE | 100内A特 | 95 | 90.09 | 175.36 | 158 | 26.5 | 1840 |
0D0 | 防御特化 | 88 | 89.86 | 180.43 | 154 | 28.5 | 1840 |
06F | HP特化 | 7 | 89.07 | 173.89 | 163 | 28 | 1854 |
スーパー環境では、ミラーや特定対面を意識した“特化厳選”も可能だが、
ブラッキーの場合は、“万能の盾”としての役割が大きいため、汎用性を考慮して、理想個体(高ステ積)方向の厳選が無難だろう。
表にある「厳選基準」の詳細はこちら

個体値厳選の実情は、特にCP制限下の場合、パーティや立ち回りとセットでデザインする側面が強いため、“厳選には答えがない”というのも、一つの答えとなる。
また、仮想敵やミラーに対する特化厳選は、シーズン毎の各種バランス調整や環境変化でブレークポイントが変わる可能性がある点には注意。
詳細は下記、関連記事を参照。
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PvP(対人戦)時代の最強個体厳選論!!
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PvP環境の歴史【GBL年表】
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IV | 厳選基準 | 順位 | 攻撃 | 防御 | HP | PL | SCP |
FFF | 相棒なし | 1 | 118.48 | 214.28 | 194 | 50 | 2894 |
FFF | 相棒あり | 1 | 119.19 | 215.55 | 195 | 51 | 2927 |
ハイパー環境では、PL50までMAX強化+最高の相棒によるCPブーストをかけても、CP2500には届かないため、理想個体は必然的に個体値100%となる。
ブラッキーを使う場合は、ミラー対面や汎用性などを考慮しても、最高の相棒にしておいて損はないだろう。
特記事項
「二重弱点」がない「超耐久型」
ブラッキーも、スーパーリーグのために作られたようなステータス比率をしており、防御力とHPの高さは、一際、異彩を放っている。
黎明期環境では、手数重視のダメージ効率の低い“3分割ゲージ技”が流行っていたため、ブラッキーの“謎の硬さ”に苦戦するトレーナーが続出した。
この硬さの正体は、「ステータスの積」がトリデプスに匹敵する、
“超耐久型”ポケモンであるのが、その理由。
トリデプスの方がはがねが入る分、耐性は多いが、ブラッキーには“二重弱点”が存在しないため、万能型耐久ポケモンとして、素の強さが半端ない。
エスパーキラー
ブラッキーは、あくタイプ単体のため、エスパーに対して、“二重耐性”がある。
威力の壊れたねんりきを、大幅に軽減できるのは大きい。
ブラッキーのあく技も、エスパーに対して抜群で入るため、基本有利対面だが、スーパーリーグで活躍するエスパーは、
スリーパー、ミュウ、Dデオキシス、クレセリアと、
技が多彩で、思わぬ反撃を食らう可能性があるため、油断は大敵。
ヤミラミ封じ
引き先で出されるヤミラミは、厄介な存在だが、ブラッキーなら安全に追うことができる。
ヤミラミの強みであるシャドークローと、イカサマ、かげうちという「ヤミラミ基本の型」を完封できるため。
ただ、シャドウポケモン実装後は、そのシャドウポケモンをリトレーンした、Lヤミラミがおんがえしを覚えるので、Lヤミラミには要警戒。
コミュデイ対象
ブラッキーの進化前である、イーブイがコミュニティ・デイの対象で、厳選やアメ確保が容易い。
“コミュ限わざ”のとっておきは、PvP攻略の鍵を握る技のため、確実に作っておきたい。
もし、コミュデイを逃した場合は、手持ちの理想個体へ「すごいわざマシン」を使うか、年末開催の“コミュデイ総決算”まで待つか、
頼れるフレンドがいるなら、トレードでとっておき持ちを入手するのもありだろう。
2021年8月14~15日に、2回目のイーブイコミュデイが開催され、新たなコミュ限技サイコキネシスが授けられた。
限定技「とっておき」は必須
イーブイの進化系統は、基本、自分と同じタイプの技しか覚えることができない。
PvPに於いて、わざ範囲の狭さは、
ミラー戦や、苦手タイプへの反撃に、支障をきたす可能性が出てくる。
ブラッキーも例外ではなく、とっておきがあるかないかで、ミラー戦や、苦手なマリルリ対面などで影響が出てくる。
新限定技「サイコキネシス」
2回目のコミュデイで授けられたコミュ限技サイコキネシスは、ダメージ効率はとっておきと同じだが、10%のデバフ効果が付随する分、若干、性能が良い。
とはいえ、あく技がメインのブラッキーにとって、サブウェポンとして汎用性があるのは、
やはり、とっておきだろう。
かくとうに一矢報いるという意味で、エスパー技のサイコキネシスが撃てるのは打点となるが、
ミラーやバルジーナ対面、タチフサグマに何もできなくなるのは、万能の盾役として心許ない。
進化手順
図鑑登録後のブラッキー進化には、相棒にして10km歩いたり、夜に進化させるなど、多少の煩わしさがある。
ポイント
- 図鑑未登録の場合は、イーブイの名前を「Tamao」か「タマオ」にして進化(アメ25個)させればブラッキーとなる。
- 通常は、イーブイを相棒にして「10km(相棒のアメ2個獲得後)」歩き、「夜(フィールドが夜背景)」に進化(アメ25個)させればブラッキーとなる。
「ブラッキーの型」考察
回転重視型
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通常スーパー
まず、ゲージ枠の1つはとっておき確定。 ミラー戦や、苦手なマリルリ対面など、わざ範囲の狭さを少しでも解消するために必要不可欠。 ここから、性能の似通ったあく技の組み合わせを変えることで、ブラッキーの使い心地が変わってくる。 最もスタンダードな型が、「回転重視型」。 【GBL前】第4期(2019年9月28日~)から実施されたバランス調整で、バークアウトがゲージ貯め効率に優れた通常技へ強化された。 ゲージ消費の少ないイカサマと組み合わせることで、最速かつ、高回転率でゲージ技を連発できる。 細かくゲージ技を刻めるため、ゲージの抱え落ちリスクが低いのもこの型の特徴。 ただし、通常技の削り性能が非力のため、通常技で削り切れないといった隙が生じやすい弱点も抱える。 通常ハイパー
2020年12月1日からのPL上限解放に伴い、PL50まで強化可能となったことで、 スーパーリーグでも優秀だったブラッキーが、ハイパー環境へも殴り込み可能となった。 ハイパー環境に多いシャドクロ型ギラティナAや、 Aミュウツーと、ブラッキーの対面さえ作れれば、かなり優勢に試合運びができる。 だが、これまた環境に多いクレセリアを、シールド2枚使わなければ突破できない事が判明。 エスパーに対して圧倒的有利なはずのあくタイプが、 クレセリアの耐久とムーンフォースの前には、ブラッキーといえど屈服してしまうという異常事態が起こってしまった。 当初の想定よりも、ブラッキーが活躍できていないのは、聖なるおまるクレセリアの所業だと言わざるを得ない。 ハイプレ
ハイプレ環境は、専用技を持つ御三家と、カウンター族の攻略が鍵を握るが、 ハイパー環境のブラッキーはこれらに勝てないため、かなり限定的な活躍となってしまう。 |
TDO型
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通常スーパー
「回転重視型」と比べ、ダメージ効率の良いあくのはどうを採用することで、理論上の総ダメージ量は、「TDO型」が上回る。 シールドを剥がした後の、耐久型同士で殴り合う場合は、「TDO型」に分があるといえるが、 「回転重視型」よりもゲージの抱え落ちリスクが僅かに上昇する。 また、通常技がバークアウトのため、「回転重視型」同様、通常技で削り切れないといった、隙が生じやすいのは共通の弱点。 |
技1削り(TDO)型
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通常スーパー
通常技を、ゲージ貯め効率に優れたバークアウトから、 削り性能と、ゲージ貯め効率のバランスがとれただましうちに変えた型。 ゲージ技をあくのはどうにすることで、総ダメージ量も意識している。 この型の特徴は、通常技の削りにも期待できるため、この部分の隙は作りづらい。 ただし、ゲージの抱え落ちリスクは他の型より高いため、 理論通りの総ダメージ量に届かないケースも多く、立ち回りが甘いと中途半端な性能となってしまう。 |
技1削り(回転率)型
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通常スーパー
通常技をだましうち、ゲージ技をイカサマにすることで、 「技1削り(TDO)型」同様、通常技の削りを確保しつつ、ゲージの回転率も意識している。 最も、バランスのとれた型だが、理論上の総ダメージ量も、最も低い。 ただ、実戦では、心理的駆け引きの“読み”次第で、理論値は容易にひっくり返ってしまう。 理論上の総ダメージ量よりも、自分のプレイスタイルと相性の良い型、 “使い心地”で選んだ方が、余計なストレスを負わずに済むだろう。 |
備考
図表で省略された正確な倍率
タイプ相性倍率
ゲーム内コメント(タイプ相性) | タイプ相性倍率 |
効果はばつぐんだ!(二重弱点)
|
2.56倍 |
効果はばつぐんだ!(弱点)
|
1.6倍 |
通常ダメージ(等倍)
|
1倍 |
効果はいまひとつだ...(耐性)
|
0.625倍 |
効果はいまひとつだ...(二重耐性)
|
0.390625倍 |
効果はいまひとつだ...(無効)
|
0.390625倍 |
効果はいまひとつだ...(耐性×無効)
|
0.244140625倍 |
バフ・デバフ倍率
効果倍率 | バフ | デバフ |
1段階目 | 1.25倍 | 0.8倍 |
2段階目 | 1.5倍 | 0.66666667倍 |
3段階目 | 1.75倍 | 0.5714286倍 |
4段階目 | 2.0倍 | 0.5倍 |
種族類型
種族類型 | ステータス比率 | 特徴 |
耐久型 | (攻撃<防御≒HP) |
ステ積(SCP)が最大となり、ステータス上の強さは最強。攻撃実数値が最小のため、先制権は、ほぼない。
|
HPタンク型 | (攻撃≒防御<HP) |
ステ積(SCP)は耐久型に次ぐため、ステータス上の強さは上位。防御型と比較し、1ターン技などの攻撃間隔の短い技には優位だが、威力の高い通常技やゲージ技に対しては弱い。
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防御型 | (攻撃≒HP<防御) |
ステ積(SCP)は耐久型に次ぐため、ステータス上の強さは上位。HPタンク型と比較し、威力の高い通常技やゲージ技には優位だが、1ターン技など、攻撃間隔の短い技には弱い。
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バランス型 | (攻撃≒防御≒HP) |
ステ積(SCP)は低めのため、ステータス上の強さは弱め。攻撃実数値は高めのため、先制できることが多い。
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攻撃型 | (防御≒HP<攻撃) |
ステ積(SCP)が最小となり、ステータス上の強さは最弱。攻撃実数値が最大のため、ゲージ技をほぼ確実に先制できる。
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厳選基準の詳細
厳選基準 | 解説 |
理想個体 | SCP1位個体(全組合せ中、実数値の積が最大となる個体) |
攻撃特化 | 全組合せ中、攻撃実数値が最大となる個体 |
防御特化 | 全組合せ中、防御実数値が最大となる個体 |
HP特化 | 全組合せ中、HP実数値が最大となる個体 |
100内A特 | SCP100位以内に厳選された個体の中で、攻撃実数値が最大となる個体 |
100内B特 | SCP100位以内に厳選された個体の中で、防御実数値が最大となる個体 |
100内H特 | SCP100位以内に厳選された個体の中で、HP実数値が最大となる個体 |
レイド1位 | 最低個体値A以上固定の入手経路内で、SCPが最大となる個体 |
レイドA特 | 最低個体値A以上固定の入手経路内で、攻撃実数値が最大となる個体 |
レイドB特 | 最低個体値A以上固定の入手経路内で、防御実数値が最大となる個体 |
レイドH特 | 最低個体値A以上固定の入手経路内で、HP実数値が最大となる個体 |
相棒なし | 最高の相棒によるCPブーストを適用しない状態でのSCP1位個体 |
相棒あり | 最高の相棒によるCPブーストを適用した状態でのSCP1位個体 |
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