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Aベトベトンの基本性能
弱点と耐性
図鑑No.089 | 種族値 | SCP | ||
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攻撃 | 190 | LC | 519 |
防御 | 172 | SL | 1553 | |
HP | 233 | HL | 2599 | |
合計 | 595 | ML | 3200 | |
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覚えるわざ
通常技 | DPT | EPT | 威力 | ゲージ | 時間 |
どくづき | 7 | 7 | 2 | ||
かみつく | 4 | 2 | 1 | ||
バークアウト | 5 | 13 | 3 |
ゲージ技 | 威力 | ゲージ | DPE |
ヘドロウェーブ | 110 | 65 | |
ダストシュート | 130 | 75 | |
アシッドボム | 20 | 45 | |
あくのはどう | 80 | 50 |
*は限定技(※レガシー技等含む)
バフデバフ技 | 対象相手 | 効果対象 | 倍率 | 確率 |
アシッドボム | 相手 | 防御 | 0.66倍 | 100% |

Aベトベトンの個体値厳選
理想個体値(SCP1位)
IV | 攻撃 | 防御 | HP | PL | CP | SCP |
0FF | 114.92 | 113.10 | 149 | 20.5 | 1496 | 1553 |
IV | 攻撃 | 防御 | HP | PL | CP | SCP |
0FF | 148.54 | 146.19 | 193 | 38.5 | 2500 | 2599 |
制限リーグにおける、Aベトベトンの「実数値の積」は“並み”クラスだが、種族類型(ステータス比率)は「HPタンク型」で、制限リーグに向く。
スーパー、ハイパー共に理想個体値は「0FF」で、アメXL不要のPL40以下で育成可能なため、アメXLを準備しなくても理想個体が作れる。
特化厳選
GBLシーズン10時点での環境に基づいて解説
IV | 厳選基準 | 順位 | 攻撃 | 防御 | HP | PL | SCP |
0FF | 理想個体 | 1 | 114.92 | 113.10 | 149 | 20.5 | 1553 |
E02 | 攻撃特化 | 3026 | 123.38 | 104.03 | 142 | 20.5 | 1492 |
24E | 100内A特 | 89 | 117.53 | 107.74 | 151 | 21 | 1540 |
0F4 | 防御特化 | 10 | 116.31 | 114.47 | 145 | 21 | 1550 |
00D | HP特化 | 135 | 117.69 | 106.54 | 152 | 21.5 | 1537 |
IV | 厳選基準 | 順位 | 攻撃 | 防御 | HP | PL | SCP |
0FF | 理想個体 | 1 | 148.54 | 146.19 | 193 | 38.5 | 2599 |
F02 | 攻撃特化 | 3993 | 159.68 | 133.98 | 183 | 38 | 2484 |
4DB | 100内A特 | 98 | 151.11 | 144.10 | 190 | 38 | 2577 |
0F1 | 防御特化 | 130 | 150.63 | 148.25 | 185 | 40.5 | 2574 |
01E | HP特化 | 210 | 151.58 | 138.02 | 197 | 41.5 | 2570 |
表にある「厳選基準」の詳細はこちら

特化厳選の実情は、パーティや立ち回りとセットでデザインする側面が強いため、“厳選には答えがない”というのも、一つの答えとなる。
よく、有用な特化厳選(かつての2チルなど)が発見されると、その特化厳選が界隈で一時的に流行るが、話題になっているからといって、安易に飛びつくのは推奨しない。
明確な戦略もなく闇雲に特化厳選個体を使っても、結局、使いこなせずに、せっかくの厳選が徒労に終わりかねないからだ。
あまり細かい事は深く考えずに、汎用的に使いたいなら理想個体値(SCP1位)を使っておく方が無難だろう。
また、仮想敵やミラーに対する特化厳選は、シーズン毎の各種バランス調整や環境変化でブレークポイントが変わる可能性がある点にも注意。
特化厳選に関しては、一度、厳選したらそれで終わりという世界ではなく、環境が変わるたびに作り直すのが前提となる。
詳細は下記、関連記事を参照。
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PvP(対人戦)時代の最強個体厳選論!!
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PvP環境の歴史【GBL年表】
続きを見る

Aベトベトンの型(技セット)考察
技1回数とCT比較(抜粋)
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技1 | どくづき | 回数 | |
技2 | あくのはどう | CT |
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技1 | どくづき | 回数 | |
技2 | ヘドロウェーブ | CT |
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技1 | どくづき | 回数 | |
技2 | アシッドボム | CT |
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技1 | バークアウト | 回数 | |
技2 | あくのはどう | CT |
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技1 | バークアウト | 回数 | |
技2 | ヘドロウェーブ | CT |
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技1 | バークアウト | 回数 | |
技2 | ダストシュート | CT |
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技1 | バークアウト | 回数 | |
技2 | アシッドボム | CT |
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技1 | かみつく | 回数 | |
技2 | アシッドボム | CT |
型(技セット)の補足説明
GBLシーズン15時点での技性能で用語解説
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技1 | マッドショット | 回数 | 4.4 |
技2 | ハイドロカノン | CT | 8.89 |
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技1 | でんきショック | 回数 | 4.4 |
技2 | ばかぢから | CT | 8.89 |

図表の「回数」の数値は、各型のゲージ技を撃つのに必要な通常技(技1)回数。
図表の「CT」の数値は、各型のゲージ技を撃つのに必要なターン数。
例えば、ラグラージの「マッショカノン型」の場合、マッドショットを4.4回撃つとゲージ技(技2)発動に必要なゲージが貯まりハイドロカノンを撃てる。
実戦では小数点以下の回数でゲージ技を撃てないため、1発目のハイドロカノンを撃つにはマッドショット5回が必要。
以降、実戦での技1回数は「5、4、5、4、5…」という周期となる。
CT(チャージターン)は、単体でこの数値を見てもあまり意味がなく、他の型(技セット)との性能を比較する際に役立つ。
例えば、メルメタルの「でんショばかぢ型」はCTが、ラグラージの「マッショカノン型」と同じ8.89のため、ゲージ技発動が同じタイミング、つまり“同発”になることが分かる。
このように、型(技セット)同士のCTを比較することで、どちらの型の方が先制できるのか、また、回転はどちらの方が早いのか、等が判断しやすい。
毒アシボ型
どくづきとアシッドボムがバランス調整で強化されたGBLシーズン8(2021年6月1日~)から増えた型。
それまで、どくとしての役割はゲージ技のヘドロウェーブが担っていたが、どくとしての役割を強化された通常技であるどくづきに任せることで、ヘドロウェーブの枠をアシッドボムに変えやすい環境となった。
アシッドボムを採用することにより、Aベトベトンにとって最速で撃てるゲージ技が更新されるため、結果、回転率であるCTの減少と、強力なデバフ効果により、対戦相手にとっては、択を間違えた時の精神的ダメージを伴う“凶悪なブラフ性能”を有した、足の早い型となった。
「ヘドウェ」と「ダッシュー」
Aベトベトンは、ヘドロウェーブとダストシュートという、どく技の代表的な大砲技を、両方とも扱うことができる。
技1がバークアウトの技セットで比較すると、ダストシュートは周期が5.8回で、CTが17.32、ヘドロウェーブの周期は5.0回でCTが15.01と、ヘドロウェーブはダストシュートよりも、威力は劣るが、回転率が勝り、バークアウト1発分、早く撃てる。
このバークアウト1発は、実戦では大きな差を生み、シールドを張られた時の損失なども考慮すると、
汎用的にどく技を使いたい場合はヘドロウェーブの方が都合が良いケースが多い。
構築や立ち回りからデザインし、明確な意図に基づいてダストシュートを使いたい場合を除いて、汎用的に使いたい場合はヘドロウェーブを選んでおけば無難だろう。
解説で使用している数値はGBLシーズン16時点での技性能
テンプレの型
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Aベトベトンの概要
PvP性能ポイント
活躍するリーグ


弱点は「じめん」のみ
弱点はじめんタイプのみで、ほとんどの攻撃を、等倍以下で受けることができる。
ただ、PvPでは、はがねの採用率が非常に高く、Aベトベトン狙い撃ち対策というよりは、環境に多いはがね対策の、とばっちりを受け、いつじめん技が飛んできても、おかしくない状況なので、弱点が一つの割には警戒を怠れない。
「どく型」と「あく型」両刀使い
通常技をどくづきにした場合は「どく型」、
かみつくやバークアウトにした場合は「あく型」としての役割が強くなる。
【GBL前】黎明期(2018年12月13日~)環境では、マリルリの多いスーパーリーグだと、「どく型」採用が多く、
ギラティナAが多いハイパーリーグでは、「あく型」が多く採用されていた。
【GBL前】第4期(2019年9月28日~)で実施されたバランス調整からは、
バークアウトがゲージ貯め効率に優れた通常技へ強化されたため、優秀などくとあく、どちらのゲージ技も、素早く撃つことができる、
バークアウト採用型が、どのリーグでも主流になりつつある。
GBLシーズン8(2021年6月1日~)からの技調整で、どくタイプが大幅強化されてからは、
再び通常技をどくづきにした型も復活し、Aベトベトンの型は多様化の一途を辿っている。
黎明期のハイパー環境
【GBL前】黎明期(2018年12月13日~)のハイパーリーグ環境で、王者ギラティナAを止められる数少ないポケモンだったのが、Aベトベトン。
とにかく、黎明期のハイパー環境は、ギラティナAのステ積(SCP)や技セットが優秀過ぎて、文字通りハイパー環境最強のポケモンがギラティナAだったのだが、
そんなギラティナAに対抗できる数少ないポケモンがAベトベトンで、バークアウトが強化される前は、「かみつく型」でゴリ押す戦術も一定数見られた。
バークアウト強化後の時代では、あくのはどうを連発できるようになり、「バクア型」が主流になっていった。
フシギバナの技を完封
フシギバナは、スーパーリーグやハイパーリーグのメタキラーとして、頻出するが、そのフシギバナの技セットを、Aベトベトンは完封できる。
入手・育成ポイント
スーパー用の調達はやや困難
Aベトベトンの進化前であるAベトベターは、イベントなどでピックアップ対象にならない限り野生湧きが確認されていなかったため、
以前は、7kmタマゴから入手するしかなかった。
タマゴ産はPL20固定のため、そのままだとAベトベトンに進化させた際にCP1500を超えてしまって使えない。
タマゴ産からスーパーリーグ用を作るには、トレードで個体値を下げる必要があった。
環境の変遷
技のバランス調整
「バークアウト」わざ調整
通常技 | DPT | EPT | 威力 | ゲージ | 時間 |
バークアウト | 7 | 10 | 3 | ||
バークアウト | 5 | 13 | 3 |
【GBL前】第4期(2019年9月28日~) |
|
威力の()内はタイプ一致
【GBL前】第4期(2019年9月28日~)で実施されたバランス調整で、地味な印象だったバークアウトにテコ入れがなされ、技の威力が下がる代わりに、ゲージ量が増加、
“ゲージ貯め特化技”へと変貌した。
Aベトベトンのゲージ技は比較的、重めの技が多かったため、この調整により、だいぶと動きやすくなった。
「どくづき」強化
通常技 | DPT | EPT | 威力 | ゲージ | 時間 |
どくづき | 6 | 7 | 2 | ||
どくづき | 7 | 7 | 2 |
GBLシーズン8(2021年6月1日~) |
|
威力の()内はタイプ一致
GBLシーズン8(2021年6月1日~)からの技調整で、どくづきの威力が上がり、タイプ相性倍率を抜きにした状態の「DPT」と「EPT」の和が「7」となり、通常技の中ではSランクの性能まで強化された。
バークアウト強化後は、「バクア型」のAベトベトン一択状態だったが、どくづき強化により、「どくづき型」のAベトベトンも環境に増えると思われる。
「アシッドボム」強化
ゲージ技 | 威力 | ゲージ | DPE |
アシッドボム | 20 | 50 | |
アシッドボム | 20 | 45 |
GBLシーズン8(2021年6月1日~) |
|
威力の()内はタイプ一致
GBLシーズン8(2021年6月1日~)からの技調整で、アシッドボムのゲージ量が少し減少し、以前よりも早く撃てるようになった。
Aベトベトンにとっては、最速で撃てるゲージ技にもなったため、アシッドボムのデバフ効果を考えると“凶悪なブラフ性能”を獲得したことになる
備考
図表で省略された正確な倍率
タイプ相性倍率
ゲーム内コメント(タイプ相性) | タイプ相性倍率 |
効果はばつぐんだ!(二重弱点)
|
2.56倍 |
効果はばつぐんだ!(弱点)
|
1.6倍 |
通常ダメージ(等倍)
|
1倍 |
効果はいまひとつだ...(耐性)
|
0.625倍 |
効果はいまひとつだ...(二重耐性)
|
0.390625倍 |
効果はいまひとつだ...(無効)
|
0.390625倍 |
効果はいまひとつだ...(耐性×無効)
|
0.244140625倍 |
バフ・デバフ倍率
効果倍率 | バフ | デバフ |
1段階目 | 1.25倍 | 0.8倍 |
2段階目 | 1.5倍 | 0.66666667倍 |
3段階目 | 1.75倍 | 0.5714286倍 |
4段階目 | 2.0倍 | 0.5倍 |
種族類型
種族類型 | ステータス比率 | 特徴 |
耐久型 | (攻撃<防御≒HP) |
ステ積(SCP)が最大となり、ステータス上の強さは最強。攻撃実数値が最小のため、先制権は、ほぼない。
|
HPタンク型 | (攻撃≒防御<HP) |
ステ積(SCP)は耐久型に次ぐため、ステータス上の強さは上位。防御型と比較し、1ターン技などの攻撃間隔の短い技には優位だが、威力の高い通常技やゲージ技に対しては弱い。
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防御型 | (攻撃≒HP<防御) |
ステ積(SCP)は耐久型に次ぐため、ステータス上の強さは上位。HPタンク型と比較し、威力の高い通常技やゲージ技には優位だが、1ターン技など、攻撃間隔の短い技には弱い。
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バランス型 | (攻撃≒防御≒HP) |
ステ積(SCP)は低めのため、ステータス上の強さは弱め。攻撃実数値は高めのため、先制できることが多い。
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攻撃型 | (防御≒HP<攻撃) |
ステ積(SCP)が最小となり、ステータス上の強さは最弱。攻撃実数値が最大のため、ゲージ技をほぼ確実に先制できる。
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厳選基準の詳細
厳選基準 | 解説 |
理想個体 | SCP1位個体(全組合せ中、実数値の積が最大となる個体) |
攻撃特化 | 全組合せ中、攻撃実数値が最大となる個体 |
防御特化 | 全組合せ中、防御実数値が最大となる個体 |
HP特化 | 全組合せ中、HP実数値が最大となる個体 |
100内A特 | SCP100位以内に厳選された個体の中で、攻撃実数値が最大となる個体 |
100内B特 | SCP100位以内に厳選された個体の中で、防御実数値が最大となる個体 |
100内H特 | SCP100位以内に厳選された個体の中で、HP実数値が最大となる個体 |
レイド1位 | 最低個体値A以上固定の入手経路内で、SCPが最大となる個体 |
レイドA特 | 最低個体値A以上固定の入手経路内で、攻撃実数値が最大となる個体 |
レイドB特 | 最低個体値A以上固定の入手経路内で、防御実数値が最大となる個体 |
レイドH特 | 最低個体値A以上固定の入手経路内で、HP実数値が最大となる個体 |
相棒なし | 最高の相棒によるCPブーストを適用しない状態でのSCP1位個体 |
相棒あり | 最高の相棒によるCPブーストを適用した状態でのSCP1位個体 |