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【ポケモンGO】ニドクインのPvP考察(おすすめ技と理想個体値)

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日本の思想家、弁論家、アウトロー(聖属性)。マンガやアニメの考察。イラスト制作講座。ガジェット検証。ポケモンGOの考察やプレイ日誌。生物観察。ペット飼育。

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ニドクインの基本性能

図鑑No.0031種族値SCP
ニドクイン攻撃180GBLロゴアイコン_CP500以下リーグ515
防御173GBLロゴアイコン_スーパーリーグ1557
HP207GBLロゴアイコン_ハイパーリーグ2601
合計560GBLロゴアイコン_マスターリーグ2884

ニドクインの弱点と耐性

弱点耐性
みずみず
×1.600
こおりこおり
×1.600
じめんじめん
×1.600
エスパーエスパー
×1.600
かくとうかくとう
×0.625
むしむし
×0.625
いわいわ
×0.625
フェアリーフェアリー
×0.625
でんきでんき
×0.391
どくどく
×0.391

ニドクインの覚える技

通常技DPTEPT威力ゲージ時間
どくづき4.203.508.4+72
かみつく4.002.004.0+21
ゲージ技威力ゲージDPE
やつあたり*10-700.14
おんがえし*130-701.86
ヘドロウェーブ132-652.03
どくどくのキバ54-401.35
じしん132-652.03
だいちのちから108-551.96
ストーンエッジ100-551.82
*は限定技(※レガシー技等含む)
バフ・デバフ効果
バフデバフ技対象相手対象stat倍率確率
どくどくのキバ相手防御0.8倍100%
だいちのちから相手防御0.8倍10%

ニドクインの概要

PvP性能ポイント

待ち望まれた「あくタイプ」の相方

今まで、優秀なあくタイプ沢山たくさん、存在したが、あくを補完する優秀な相方、ずばり、強いどくタイプが永らく不在で、どうしてもあくタイプは補完の軸を担うというより、中性的な役割での運用が多かった。

そこにきてようやGBLシーズン8で、どくタイプが大幅強化され、念願だった「どくあく」並びが完成する。

もともと優秀で粒ぞろいだったあくタイプ勢と、この度、超絶強化を受けたどくタイプ勢が手を組めば、そりゃ、弱いはずがない。

また一つ、凶悪な並びが、GBLの歴史に刻まれた。

「どく・あく」並びの完成

どくタイプの苦手なエスパーに対して、あくタイプ2耐性をもっており、

あくタイプの苦手なかくとうむしフェアリーに対して、どくタイプは耐性をもっているため、綺麗な補完関係にある。

GBL史に名を刻む凶悪ポケモン

GBLシーズン8で、どくタイプの大幅な強化が入り、その中でもニドクインは、どくづきどくどくのキバという、とんでもないぶっ壊れ技セットを授かり、GBL史上稀にみる凶悪なポケモンへと変貌した。

まずどくづきDPTEPTの和が7.00(更に威力にはタイプ一致ボーナス1.2倍も加算される)という通常技の中でもSランクの性能となり、これだけでも、削り性能ゲージ貯め性能、共にトップクラスなのに、

ゲージ技であるどくどくのキバに凶悪なデバフ効果まで付与された結果、このどくづきの削り性能が異次元のレヴェル(Level)にまで昇華された。

と、いうのも、どくどくのキバはもともと、ゲージ消費35という最速クラスの足の早さを持ったゲージ技だったのだが、そこに確定で相手の防御を0.8倍にするデバフ効果が付与されれば、

どくづき5発で、どくどくのキバが貯まり、仮に最速で撃った場合、例えばマリルリ相手だと、6発目からどくづきの与ダメージが810になる。同様に、11発目からは与ダメージ1012である。

このハイペースな通常技の威力UPは、有利対面であるマリルリ相手に限らず、等倍対面でも遺憾なく発揮するため、如何にニドクインがぶっ壊れだったかは想像に難くない。

GBLシーズン8時点での環境に基づいて解説

技の変更履歴一覧

どくづきの技変更履歴

通常技DPTEPT威力ゲージ時間
【GBL前】第1(2018年12月13日~2019年2月1日)
どくづき3.603.507.272
GBLシーズン8(2021年6月1日~8月31日)
どくづき4.203.508.472

やつあたりの技変更履歴

ゲージ技威力ゲージDPE
【GBL前】第3(2019年7月10日~9月28日)
やつあたり10400.25
【GBL前】第5(2019年12月12日~2020年1月30日)
やつあたり10700.14

おんがえしの技変更履歴

ゲージ技威力ゲージDPE
【GBL前】第3(2019年7月10日~9月28日)
おんがえし50401.25
【GBL前】第5(2019年12月12日~2020年1月30日)
おんがえし130701.86

どくどくのキバの技変更履歴

ゲージ技威力ゲージDPE
【GBL前】第1(2018年12月13日~2019年2月1日)
どくどくのキバ48351.37
GBLシーズン8(2021年6月1日~8月31日)
どくどくのキバ48351.37
GBLシーズン13(2022年12月2日~2023年3月2日)
どくどくのキバ48401.20
GBLシーズン15(2023年6月2日~9月2日)
どくどくのキバ54401.35
バフ・デバフ効果
バフデバフ技対象相手対象stat倍率確率
【GBL前】第1(2018年12月13日~2019年2月1日)
どくどくのキバ----
GBLシーズン8(2021年6月1日~8月31日)
どくどくのキバ相手防御0.8倍100%
GBLシーズン13(2022年12月2日~2023年3月2日)
どくどくのキバ相手防御0.8倍100%
GBLシーズン15(2023年6月2日~9月2日)
どくどくのキバ相手防御0.8倍100%

じしんの技変更履歴

ゲージ技威力ゲージDPE
【GBL前】第1(2018年12月13日~2019年2月1日)
じしん144652.22
GBLシーズン16(2023年9月2日~12月2日)
じしん132652.03

バランス調整の影響

GBLシーズン8(2021年6月1日~8月31日)で、どくタイプの超絶強化が入り、栄華を極めたニドクインだったが、

遂にGBLシーズン13(2022年12月2日~2023年3月2日)にナイアン(Niantic, Inc.)の目に留まり、どくどくのキバのゲージ消費が3540という弱体化を食らった結果、環境から姿を消した。

やはり、5発間隔でデバフ効果を付与できるのと、6発間隔では天と地ほどの差があり、環境に生き残るのは厳しかった。合掌。

入手・育成ポイント

入手可能な最低個体値

入手先最低PL最低IV組合せ
野生104096通り

ニドクインの個体値厳選

理想個体値(SCP1位)

CupsIV攻撃防御HPPLCPSCP
LC03F67.5466.04838500515
SL0FC115.32120.441402314991557
HL0EF148.55154.331834724982601
ML40FFF154.11148.581754024882522
ML41FFF155.08149.521764125192553
ML50FFF163.86157.981865028122851
ML51FFF164.83158.921875128462884

各種レギュに於ける理想個体値の補足

  • GBLでのCP500以下レギュレーションでは、CP制限以外にも出場条件が設定されるケースが多いため、実際には参戦できない場合あり
  • 野生出現しないポケモン(リワード産やレイド産限定)や、トレードに制限のあるポケモン(伝説や幻のポケモンなど)は、最低PLや最低個体値が条件に応じて適用されるため、その範囲内での理想個体値となる
  • 上記条件などにより、入手時点でCPがCP制限を超えてしまい、理想個体値が存在しない場合は"-"と表示
  • 理想個体値(SCP1位)が複数存在する場合は、個体値の総和が最大のものを代表として表示
  • マスターリーグでは、通常マスター(PL50)+相棒ブースト適用(PL51)と、MLクラシック(PL40)+相棒ブースト適用(PL41)毎にSCP表示

ニドクインの型(技セット)考察

ニドクインの技1回数とCT比較

1位ニドクインの画像技1どくづき技1回数6,6,6,5
技2どくどくのキバCT11.43
2位ニドクインの画像技1どくづき技1回数8,8,8,8
技2だいちのちからCT15.71
2位ニドクインの画像技1どくづき技1回数8,8,8,8
技2ストーンエッジCT15.71
4位ニドクインの画像技1どくづき技1回数10,9,9,10
技2ヘドロウェーブCT18.57
4位ニドクインの画像技1どくづき技1回数10,9,9,10
技2じしんCT18.57
6位ニドクインの画像技1どくづき技1回数10,10,10,10
技2やつあたりCT20.00
6位ニドクインの画像技1どくづき技1回数10,10,10,10
技2おんがえしCT20.00
6位ニドクインの画像技1かみつく技1回数20,20,20,20
技2どくどくのキバCT20.00
9位ニドクインの画像技1かみつく技1回数28,27,28,27
技2だいちのちからCT27.50
9位ニドクインの画像技1かみつく技1回数28,27,28,27
技2ストーンエッジCT27.50
11位ニドクインの画像技1かみつく技1回数33,32,33,32
技2ヘドロウェーブCT32.50
11位ニドクインの画像技1かみつく技1回数33,32,33,32
技2じしんCT32.50
13位ニドクインの画像技1かみつく技1回数35,35,35,35
技2やつあたりCT35.00
13位ニドクインの画像技1かみつく技1回数35,35,35,35
技2おんがえしCT35.00

「技1回数とCT」の補足

1位 GBL年表-リストアイコン-フシギバナ 技1 つるのムチ 技1回数 6,6,5,6
技2 ハードプラント CT 11.25
1位 GBL年表-リストアイコン-ヤミラミ 技1 シャドークロー 技1回数 6,6,5,6
技2 イカサマ CT 11.25
弁論のザドキエル
弁論のザドキエル

図表の「技1回数」の数値は、各型のゲージ技(技2)を撃つのに必要な通常技(技1)回数で、

図表の「CT」の数値は、各型のゲージ技を撃つのに必要なターン数

技1回数の周期について

例えば、フシギバナの「つるプラント型(通常技とゲージ技の組み合わせ)」の場合、つるのムチ(技1)を6回撃つとゲージ技(技2)発動に必要なゲージが貯まりハードプラント(技2)を撃てる。

つるのムチを6回撃つとゲージは48貯まり、ハードプラントのゲージ消費は45のため、ゲージが3余る。

そのため、ハードプラントを3回目に撃つ時には、余りのゲージ分だけ早くゲージが貯まり、つるのムチ5回で撃てる。

このように技1回数の周期を表では「6,6,5,6」と表記している。

型の性能はCTで比較する

CT(チャージターン)は、単体でこの数値を見てもあまり意味がなく、他の型(技セット)との性能を比較する際に役立つ。

例えば、フシギバナの「つるプラント型」はCTが、ヤミラミの「シャドイカ型」と同じ11.25のため、ゲージ技発動が同じタイミング、つまり同発(同時発動)になることが分かる。

このように、型(技セット)同士のCTを比較することで、どちらの型の方が先制できるのか、また、回転はどちらの方が早いのか、等が判断しやすい。

GBLシーズン20時点での技性能で用語解説

初手「ニドクイン」パーティ考察

スーパー環境(CP1500以下)

「クイン・ズキン」並び

初手 裏(貫通) 裏(引き先)
1500-ポケボタン-ニドクイン 1500-ポケボタン-ズルズキン 1500-ポケボタン-ブラッキー
1500-ポケボタン-バルジーナ
1500-ポケボタン-ヤミラミ
クインズキン」並び あくタイプ
どくタイプ 裏が「ギミック

ニドクインの苦手なエスパーこおりに対して、ズルズキンはフォローでき、ズルズキンの苦手なかくとうフェアリーに対してニドクインはフォローできる補完関係にある。

更にニドクインもズルズキンも確定のバフデバフ技を覚えられるため、タイミングを見誤らずに能力変化を仕掛けられれば、等倍対面での突破性能が非常に優秀で、本来なら負け試合になるようなマッチングも、くつがえせる可能性を秘めている。

「ニドクイン・ブラッキー・ズルズキン」考察
初手 裏(引き先) 裏(貫通)
1500-ポケボタン-ニドクイン 1500-ポケボタン-ブラッキー 1500-ポケボタン-ズルズキン
防御時のタイプ相性
 
ニドクイン
ブラッキー
ズルズキン
(約2.56倍)、(1.6倍)、(約0.625倍)、(約0.39倍)、(約0.244倍)

GBLシーズン8で、どくタイプの大幅な強化が入り、その中でも一番の出世頭となった、ニドクインを軸にした「どくあくあく」ギミックの代表作。

初手にニドクインを置き、引き先にブラッキー、隠し玉ズルズキンで貫通するパーティ。

ニドクインのどくづきどくどくのキバとの相乗効果シナジーが素晴らしく、シールド2枚を使えば、大抵の相手にゴリ押しが効いてしまうが、裏にフェアリーなどがいると詰むので、

こういったギミックパの場合、出し勝っても頃合いをみて一旦、引く必要がある。

基本は、ブラッキーに引いて、フェアリーが釣れたらニドクインで処理することで、貫通役のズルズキンが通る可能性が非常に高くなる。

バフデバフ技持ちはレート上げに最適

GBLのルール上、どうしてもパーティ相性の関係で、実力だけではどうにもならない試合が、一定数生じてしまうが、バフ技やデバフ技を駆使することで、通常なら絶対勝てないような試合から、勝ち筋を掴める場合がある。

ニドクインのどくどくのキバや、ズルズキンのグロウパンチの、バフデバフ効果発動確率は100%なので、

立ち回りでうまく、相手のラス1(最後の1匹)どくどくのキバを当てて、デバフリセットできない状態から、ラス1勝負に持ち込んだり、

ゲージをしっかり管理し、グロウパンチバフが無駄にならないタイミングから積んで、ラス1を迎えるといった、

ではなく立ち回り戦略で、能力値変化タイミング支配することで、パーティ相性をくつがえすプレイも可能となる。

引き先の「あく」置換パターン

ブラッキーとバルジーナは、高耐久の優秀なあくタイプとして、共通点も多いが、絶妙に有利不利の対面相性ズラせるため、環境のトレンドに応じて、ブラッキーとバルジーナを使い分けることで、末永く、この構築を運用できる。

また、フェアリー釣り性能や、対面返し性能が高いヤミラミパターンも一定数存在する。

GBLシーズン8時点での環境に基づいて解説

備考

図表で省略された正確な倍率

タイプ相性倍率

ゲーム内コメント(タイプ相性) タイプ相性倍率
効果はばつぐんだ!(二重弱点
2.56
効果はばつぐんだ!(弱点
1.6
通常ダメージ(等倍
1
効果はいまひとつだ...(耐性
0.625
効果はいまひとつだ...(二重耐性
0.390625
効果はいまひとつだ...(無効
0.390625
効果はいまひとつだ...(耐性×無効
0.244140625

バフ・デバフ倍率

効果倍率 バフ デバフ
1段階目 1.25 0.8
2段階目 1.5 0.66666667
3段階目 1.75 0.5714286
4段階目 2.0 0.5

種族類型

種族類型 ステータス比率 特徴
耐久型 攻撃防御HP
ステ積(SCP)が最大となり、ステータス上の強さは最強。攻撃実数値が最小のため、先制権は、ほぼない。
HPタンク 攻撃防御HP
ステ積(SCP)は耐久型に次ぐため、ステータス上の強さは上位。防御型と比較し、1ターン技などの攻撃間隔の短い技には優位だが、威力の高い通常技やゲージ技に対しては弱い。
防御型 攻撃HP防御
ステ積(SCP)は耐久型に次ぐため、ステータス上の強さは上位。HPタンク型と比較し、威力の高い通常技やゲージ技には優位だが、1ターン技など、攻撃間隔の短い技には弱い。
バランス型 攻撃防御HP
ステ積(SCP)は低めのため、ステータス上の強さは弱め。攻撃実数値は高めのため、先制できることが多い。
攻撃型 防御HP攻撃
ステ積(SCP)が最小となり、ステータス上の強さは最弱。攻撃実数値が最大のため、ゲージ技をほぼ確実に先制できる。

厳選基準の詳細

厳選基準 解説
理想個体 SCP1位個体(全組合せ中、実数値の積が最大となる個体)
攻撃特化 全組合せ中、攻撃実数値が最大となる個体
防御特化 全組合せ中、防御実数値が最大となる個体
HP特化 全組合せ中、HP実数値が最大となる個体
100内A特 SCP100位以内に厳選された個体の中で、攻撃実数値が最大となる個体
100内B特 SCP100位以内に厳選された個体の中で、防御実数値が最大となる個体
100内H特 SCP100位以内に厳選された個体の中で、HP実数値が最大となる個体
レイド1位 最低個体値A以上固定の入手経路内で、SCPが最大となる個体
レイドA特 最低個体値A以上固定の入手経路内で、攻撃実数値が最大となる個体
レイドB特 最低個体値A以上固定の入手経路内で、防御実数値が最大となる個体
レイドH特 最低個体値A以上固定の入手経路内で、HP実数値が最大となる個体
相棒なし 最高の相棒によるCPブーストを適用しない状態でのSCP1位個体
相棒あり 最高の相棒によるCPブーストを適用した状態でのSCP1位個体

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